山本呉服店

2015年5月

蜘蛛絞りの浴衣はワンピース感覚で。

一粒一粒の絞りが蜘蛛の巣の様に見えませんか?

「 蜘蛛の巣絞り 」と名前が付いています。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

全体に見ると大きな鹿の子絞りのよう。

 

ワンピース感覚で好きな色を選ぶと素敵ですね ♪  ♪ ♪

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリーム色

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コレも可愛いですね  !

 

クールなパープル

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地色の紫がランダムなぼかしになっています。

 

 

最もポピュラーな紺です。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個性的な帯をいろいろ合わせて愉しむのもいいですね  ♥️

 

 

子供さんの浴衣を作られる方も有ります。

 

長襦袢を着て  総絞りの夏着物。

昔は浴衣は夕方から着るものでした。

そんな時代にあっても絞りの浴衣だけは昼間から着てもいいとされていました。

 

 

親戚のお祖母さんが真夏の昼下がり、

絞りの浴衣を着て日傘をさしてお買物に行かれた光景が今でも目に焼き付いています。

今でもとっても素敵に  記憶に残っています。

 

 

 

絞りの浴衣はお家で簡単に洗えるから汗をかいても大丈夫  ❗️

簡単です。

むしろクリーニング屋さんへ出してプレスを掛られてしまって絞り柄になってしまった方も(≧∇≦)

 

 

 

蜘蛛の巣絞りの浴衣はブランド浴衣よりお値打ちです。

流行もないのも魅力です!

 

 

商品のお問合せは

山本呉服店、揖斐本店

0585-22-0140まで

お電話ください。

 

 

更新日 | 2015/05/19

カテゴリ | 浴衣藤娘きぬたや

ピンクの絞り浴衣★藤娘きぬたや

従来の絞り浴衣にはなかったピンク地です。

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンクとクリーム色の明るく爽やかな色合いの浴衣です。

一目絞りで表現された花柄と地の部分の蜘蛛絞りの大きな絞りとの取合せで

立体感が出ています。

 

横から見ると

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絞りが立っています。

 

絞り糸を解いた時点でもう絞りがゆるく柔らかいようでは

湯のしをしたら モタモタの絞りの着物になってしまいます。

 

お客さまに着て頂きました。

 

imageimage

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反物でもこうして着ると似合うかどうか良く分かりますね !

 

実は何となしに着付けをしているのではなく、

顔の周りにどんな色や柄を持って来たら似合われるか考えながら着装してるんです。

 

 

左肩には柄をポイントにするのが鉄則なので明るいクリームのお花を配置しました。

Kさまは元々ピンクが似合われる方なので右肩はピンクの無地にしてみました。

 

 

こうしてお顔映りを見ながら、

買って頂いた後、裁断する時の参考にしているんです。

 

 

山本呉服店で作った着物は反物で見ていた時よりずっと良くなるっていつもお客さまが言われますが

こう言った事をいつも気に掛けながら一枚一枚丁寧に仕上げているんです (*^_^*)

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手で引っ張っていますが、絞ったままでは縮んでいるので

「 湯のし」をして幅を伸ばし、揃えます。

 

 

縮んでいる時より  少し柄が大きく、色も幾分白っぽくなります。

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

淡いピンク地、小紋の着物にもありそうな古典柄は珍しく、

優しいイメージの浴衣です。

 

長襦袢を着て夏着物のように着るのもいいですね。

 

 

着るとこんな感じです。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帯をターコイズブルーに変えてみました。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帯によって全く印象が違いますね。

 

 

 

ピンク地は他にも・・・

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

可愛いイメージ満開のショッキングピンクを甘いレモン色とパープルのお花が引き立てます。

伝統的な感覚が多い絞り浴衣には今まで無かったタイプです。

 

間違いなくカワイく目立つの、間違いなし❗️

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伸びやかな菖蒲がスッキリと縦に通り、細く見えます。

ピンクの地色の4つづつの絞りがアクセントになっているのが新鮮です !

 

菖蒲の花の部分の絞りがとても細かくてきれい  (*^^*)

帽子絞りの花芯とのコントラストが柄を浮き立たせています。

 

 

まだまだ他にもピンク地の絞り浴衣が有ります。

 

 

 

商品のお問合せは

山本呉服店、揖斐本店

0585-22-0140まで

お電話ください。

更新日 | 2015/05/18

カテゴリ | 浴衣藤娘きぬたや

グリーンの浴衣。藤娘きぬたやの絞り

山本呉服店の店頭には  藤娘きぬたやさんの絞りの浴衣が揃いました。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

店内はこんな感じです。

 

 

ところで

今年はグリーンが人気です!

 

爽やかで目新しい感じがします(*^^*)

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絞ってあるので小さく縮んでいて端が不揃いなのでちょっと見にくいかもしれません。

 

 

「湯のし」と言って蒸気が挙がる上で両端を引っ張りながら

着物の幅( 約1.5倍 )に伸ばし、端も真っすぐに整え仕立てします。

 

伸ばすと柄が大きくなって、少し白っぽくなります。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近くで見るとこんな感じです。

 

絞りが揃っていてキレイですね  ❗️

 

伸ばして仕立てて着ると、この揃っているのが高級感を与えます。

この技術の確かさが藤娘きぬたやさんなんですね  (^_^)v

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地色のグリーンが濃くボカシになっています。

 

白の絞りも一目絞りと大きい帽子絞りの2種類の絞り方を駆使して

花とそれを飛び交う蝶が立体的に表現されています。

 

 

此方は総て帽子絞りの手法で作られています。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帽子絞りは

絞る部分の外枠を糸で細かく抜い、その糸を引いて縮めます。

白く残したい部分一つ一つにビニールを巻き糸でしっかり巻きます。

 

imageimage

 

 

 

 

 

一つ一つこの作業をした後、地染めをします。

 

とっても手間が掛かる作業なのが分かりますね!

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

全体写真で斜めによりはっきり白く見える花が裏側へ帽子の頭を出して絞った方です。

横から見ると良く分かります。

 

 

 

コレ、お仕立てすると可愛らしくなりますよーー (*^^*)    きっと❗️

 

 

商品のお問合せは

山本呉服店、揖斐本店

0585-22-0140まで

お電話ください。

 

更新日 | 2015/05/17

カテゴリ | 浴衣藤娘きぬたや

シツケ糸どれを取ったらいいの?

「こんなブカブカになっちゃったーー !」

と  お母さまが振袖を持っていらっしゃいました。

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広襟の部分です。掛け衿も分かりますか?

細かい飾りじつけがしてあったのですが取ってしまわれました。

 

 

確かにブクついています。

 

「細かかったから取るのも大変だったのよーー」(苦笑)

 

 

「しつけ糸」は元々  仕立て易いように

縫い目や折り目などを仮に押さえ縫いをしておく為に縫っておくものです。

通常の絹の手縫い用の糸より細番手のものが用いられます。

 

 

新調された着物は型崩れを防ぐ意味でもしつけ糸が付けられたままで

呉服屋からお客様にお届けすることになるんです。

 

 

しつけ糸には2種類あります。

新しい着物を初めて着る時に取らなければいけないシツケと

飾りシツケと言って細かい「ぐし縫い」で施されたシツケでこちらは取ってはいけません!

 

 

女物の黒紋付や留袖には襟や袖口、裾などに

綺麗に点線の様に一直線に等間隔で並んでいるぐし縫いは正に芸術で、

コレが仕立屋さんの腕の見せ所でも有ります。

 

 

 

一般的に

大小躾けと言って  大まかな縫い目と細かい縫い目が交互に縫ってある躾は

初めて着る時に取ってしまいます。

仕立屋さんにもよりますが、袖周りと裾などに付いています。

 

 

コレを付けたまま着ているのはとても恥ずかしい事とされています。

 

だからこのお母さまは取るものを間違われたんですが、

その事を知っておられて苦労して取られたんです。

 

 

細かい綺麗なー取りにくい躾は取ってはいけません。

着物の縫い目が抑えてあったのにブカついてしまいます。

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えりの裏側のシツケも皆取ってしまわれました。

 

襟の裏側は 普通は大小躾けで抑えてあります。

襟を折って着るのでコレは見えないので細かい躾にはなっていませんが

取るとブカブカになってしまうので取ってはいけません。

 

 

躾糸には2種類あること、くれぐれも忘れないでくださいね。

更新日 | 2015/05/16

カテゴリ | 着物はじめ

撚金綴れの目出し

徳川美術館収蔵の小袱紗の復元から生まれた撚金綴れ(ねんきんつづれ)

金糸を織り込むのではなく、糸に髪の毛の8分の1という細い金を巻きつけて織る

桝屋高尾さんが苦労して発見、製作されるようになった特許製品。

 

山本呉服店でも大人気の袋帯です。

 

 

4月に桝屋高尾さんに新作を見せてもらいました。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柄は良いんだけど色にメリハリが無くちょっと残念!

色を指定して織って貰うことにしました。

 

そこでいつもお願いしているのが  「目だし 」

一部を試し織りして見せて頂いて決めるんです。

 

出来て来た 「目だし 」がコレです。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

まだまだハッキリしません。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コレはハッキリさせる為に色の部分(  ターコイズブルー )だけ

金を巻かずに織ってみたそうです。

 

これでは稔金らしさが無くなってしまい、

普通に金を織り込んだ帯と違いが分かりません。

勿体無いです。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

織っただけで仕上げがしてないので写真ではちょっとヨレっとしていますが、

稔金らしい細かい金の光がキレイで、柄もしっかり見えます。

ターコイズブルーとピンク、ゴールドの優しい配色が良いですね (*^^*)

 

 

着物の世界ではまだエンジ、オレンジ系が多いんですが、

日本人は黄色人種、

8割の人はオレンジよりピンク系の方が似合うんです!

 

着物でもそうですが、まだピンク系やパステル系の

物作りをしているメーカーさんは極僅かしかないんです。

 

 

桝屋高尾さんも元はオレンジ➕金が殆どでした。

そこで作ってみて頂く様にお願いしたのが4ー5年前。

高尾さんも受けて下さったものの職人さんを説得するのは私達が想像する何倍も大変だったようです。

 

 

それでも当店から提案した色柄が他店でも先に売れて行くのをみて

最近ではすぐに目立てを作ってみてくださいます  (*^^*)

 

コレで織って頂くことにしました。

山本呉服店のオリジナルです。

 

 

高尾さんも当店の希望をしっかり受け止めていつも一本でも織って下さいます。

 

こうしたシッカリした技術、他では真似の出来ない物作りをしているメーカーさんと一緒に

こんな着物や帯があったらいいな 〜 、という物を作っています。

 

 

出来上がりが楽しみにです!

出来上がって来たらまたアップしますね  (*^_^*)

 

商品のお問合せは

山本呉服店、揖斐本店

0585-22-0140まで

お電話ください。

更新日 | 2015/05/15

カテゴリ | スタッフページ

店舗紹介店舗紹介

  • 揖斐本店

    揖斐本店

    岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪581-1
    TEL:0585-22-0140
    営業時間:9:00~18:00
    定休日:水・木曜日

  • 池田店

    池田店

    岐阜県揖斐郡池田町八幡2580
    TEL:0585-45-7140
    営業時間:10:00~18:00
    定休日:水・木曜日

  • 北方店

    北方店

    岐阜県本巣郡北方町 平成3丁目-74-1
    TEL:058-323-8140
    営業時間:10:00~19:00
    定休日:水・木曜日

  • 京都サロン

    京都サロン

    京都市中京区観音堂町4511
    TEL:075-744-6595
    営業日・営業時間は
    お問い合わせください

お問い合わせ
ご相談は
お気軽に

お問い合わせご相談はお気軽に

商品に関するお問い合わせ、
コーディネート相談、
ご購入の相談など、
お気軽にお問合せください。

お電話で

0585-22-0140

営業時間:9:00~18:00(水・木曜 定休日)

お問い合わせフォームお問合せフォーム