子供の着物
桃の節句会のお知らせ🎎
もうすぐひな祭りですね!ひな祭りは、「桃の節句」と言って、
女の子の健やかな成長を願い、お祝いする大切な行事です。
山本呉服店では毎年3店舗にお雛様を飾ります。
中でも池田店のお雛様は7段飾りなので、飾るととても華やか♡
最近ではお家も洋風になり、大きなお雛様を飾る場所が無いせいか、
この時期にご来店されたお客様は、「やっぱりいいね〜」と写真を撮って行かれたり、お子さんやお孫さんと見にきてくださいます。
せっかく飾るので、皆さんに見て頂き、少しでも和の文化に触れる機会になればと、
今回、「桃の節句会」を開催することにしました♪
今年は飾る位置や高さを変え、より豪華になってますよ😁
「桃の節句会」
●日にち:2025年 3月1日(土)・2日(日)
●場所:山本呉服店 池田店
●時間:10:00〜16:00の間でお好きな時間ご予約ください
●参加年齢:中学生以下の女の子とそのご家族様、
何人でも大丈夫です✨
●内容:段飾りの前で写真撮影(データ、台紙は後日お渡し)
お抹茶体験(お菓子付き)
●参加費:無料
●服装:着物でも洋服でもどちらでもOK!
お家に着物がある方は、七五三以外にも、こういった時に沢山着せてあげてください♪
着物を着られる方は、着付のお手伝いもします👘
※お子さんの着物は、事前に肩上げ・腰上げが必要かもしれないので
ご相談くださいませ。
・子供の着物について↓↓↓
・大人の着物に必要なものリスト↓↓↓
https://www.yamamoto-gofukuten.com/blog/dougu/kitukedougu/17631/
※今回、完全予約制です。ご予約はご来店、お電話、公式ラインからも受け付けております。
先着順ですので、ご都合の良いお日にち、お時間お伝えくださいね。
↓↓↓
●公式ライン https://lin.ee/5qd4owZ
●池田店TEL 0585-45-7140
当店にご来店頂いた事のない方でも大丈夫です♡
よろしければお友達もご一緒にぜひご予約くださいませ☺️
賑やかな桃の節句になるといいなと思います。
小学生になったら着物は何を着せたらいいの?気軽に着られる『ジュニア小紋』
【子供の着物とは?】
子供が生まれたら、お宮参り、お食い初め、初節句、七五三など、着物を着るお祝い事はたくさんあります。
このとき着せる着物は、お宮参りで用意した『初着(うぶぎ)』を着せます。
赤ちゃんのうちは親や祖母が抱っこした上に掛けて着せ、大きくなれば肩上げ、腰上げをして着せます。
着物の大きさは、一つ身(ひとつみ)・三つ身(みつみ)・四つ身(よつみ)があり、数字が大きくなるほどサイズも大きくなります。
お子さんの大事な節目の行事はきちんとお祝いしてあげたいですよね。
女の子は特に「おひめさまみたい♡」と喜んで着てくれます。
でもどれだけ喜んで着てくれても、7才の七五三が終わったら、初着に買ってもらった着物は小さくて着れなくなります。
数え年13才(満12才)で行う『十三詣り』は、『本裁ち』といって、大人用の仕立て方の着物を肩上げして着てお参りに行きます。
(その後は肩上げを取って着ます)
ですので七五三が終わり、それまで着ていた着物が着れなくなってから、本裁ちの着物を着れるようになるまでの間、着られる着物がないお子さんが多いのではないでしょうか。
小学生〜中学生のお子さんが着物を着る機会は意外とたくさんあります。
着る機会はあるのに着物がない…そんな寂しいことにならないように、7才〜中学生くらいまで着られる『ジュニア小紋』がオススメです。
【ジュニア小紋、いつ着るの?】
すでに作っていただいたお客様も、
・お正月
・ひな祭り
・こどもの日
・お誕生日会
・おじいちゃん、おばあちゃんの還暦祝いなど家族のお祝い
・習い事の発表会(お琴やお茶)
・親戚の結婚式
・ハーフ成人式(10才)
・小学校の卒業式
・地域の行事
など、いろんな機会に大人だけでなく、お子さんも揃って着物を着ていただいています。
子供も着る機会はたくさんあります。家族揃って着物を楽しみましょう♪
【子供の帯はどうしたらいいの?】
大人に比べ体の細い子供は、大人用の袋帯では大きく重すぎて大変です。
体の大きさに合わせて結べる『半幅帯』なら、軽くてらくちん♪
振袖用の帯締めや帯揚げを使えば、より一層かわいく華やかに結ぶことができます。
半幅帯は大人も使えますので、将来、大学の卒業式の袴を着る時にも使えます。
七五三が終わって着物が着れなくなったからといって諦めず、『ジュニア小紋』で家族みんなで着物を楽しんでみてはいかがでしょうか?
子供の成長を祝う七五三。子供に着物を着せるには何を準備したらいいの?ココをチェック!
七五三は「子供が無事元気に育ってくれました」と氏神様にお礼をし、これからも健康に育つことを願うためのものです。
神様にお礼に行くのですから、正装である着物を着てお参りに行きます。
では、その大事な子供の行事に、何を準備したら良いのでしょうか?
男女、年齢によっても変わります。
** 子供の着物 準備するもの **
《女の子 3歳》
・着物(初着、三つ身)
・長襦袢(半衿付き)
・兵児帯(へこおび)
・被布(ひふ)
・たび
・ぞうり
・バッグ(きんちゃく)
・髪飾り
**注意:子供の着物と長襦袢は、子供の身長や裄の長さに合わせて『肩上げ、腰上げ』が必要です。
肩上げ、腰上げは山本呉服店・きものやまもと北方店で承ります。
着物、長襦袢を持って、お子さんと一緒にご来店ください。
ご自分で縫い上げをされるかたは
『七五三の準備、大丈夫? 子供が転ばない着物の縫い上げ(肩上げ・腰上げ)のしかた』を見てね。
3歳では帯を結ぶのも大変。
被布(ひふ)を着せると子供もラクに着物が着ることができます。
3歳でしか着られない可愛さですよね。
《男の子 3歳、5歳》
・着物(初着、一つ身、のしめ)
・長襦袢(半衿付き)
・羽織
・袴セット(袴、帯、懐剣、羽織紐、扇子、お守りのセット)
・雪駄
男の子は、袴をはきます。便利な「袴セット」があります。
袴の他に、帯、雪駄、短剣、扇子、お守り、羽織紐がついています。
着物に袴をはいて、羽織を着るのが正式です。
もちろん、3歳や5歳で着たまま着物を置いておくと、縫い上げしたところで折り目やシワがついてしまって、次回着るときに困ります。
七五三をした次のお正月に着るなど、すぐ着る予定がない場合は、縫い上げを解いてお手入れして保管します。
そのまま置いておいても子供はあっという間に大きくなりますからね。
《女の子 7歳》
・着物(四つ身)
・長襦袢(半衿付き)
・細帯 (または作り帯)
・帯揚げ
・帯締め
・はこせこ
・しごき
・たび
・ぞうり
・バッグ
・髪飾り
着物は、初着(うぶぎ)を着せます。
初着とは、赤ちゃんが生まれて1ヶ月頃に、氏神様へ無事生まれて来たお礼とこれからよろしくお願いしますと「お宮参り」に行きますが、この時赤ちゃんに羽織らせるのが「初着」です。
赤ちゃんにとって初めての晴れ着ですね。
この時の着物をそのまま3歳で着せるには大きすぎます。
そこで子供の身長に合わせて「縫い上げ」をします。
ゆきの長さ(腕の長さ)を合わせる「肩上げ」、着物の着丈の長さを「腰上げ」で合わせます。
縫い上げをすることで、子供にジャストサイズで着られるように調節します。
肩上げ、腰上げは山本呉服店池田店・きものやまもと北方店で承ります。
着物、長襦袢を持って、お子さんと一緒にご来店ください。
女の子も7歳になると体もずいぶんしっかりしてきます。
初着が「一つ身」や「三つ身」だと小さくて着ることができません。
「四つ身」か「大四つ身」になります。
一つ身、三つ身・・・というのは、着物のサイズのことです。
当店では、女の子には7歳の七五三まで長くきていただきたいので、初着は三つ身か四つ身をお勧めしています。
大四つ身なら、体格にもよりますが10歳くらいまで着ることができます。
肩上げや腰上げをするのは3歳、5歳と同じです。
帯は、作り帯のセットがあります。
または、大人用の「細帯」をお勧めしています。
作り帯のセットは、全部セットになっていて便利ですが、「その時だけ」になってしまいますよね。
大人用の細帯なら、羽をたくさん作ってかわいく結ぶことができます。
細帯は初めから袋帯の半分の幅になっている帯です。
子供でも楽に結べます。
見た目も可愛く、大人になってもずっと使えますし、ママと兼用でも使えますね♪
七五三の前の準備チェックポイント
*足袋、草履のサイズはあっている?
*今の身長に合わせて縫い上げしてある?
*被布、袴、帯など、着付けに必要な道具は揃ってる?
揃っているのかわからない方、縫い上げをしてほしい!という方は、お気軽にご来店くださいね!
男の子が産まれたら、お家の家紋が入った初着を作ろう!
赤ちゃんが生まれたら、1ヶ月後に神社で、無事に生まれた事への感謝と、これから無事に成長しますようにと願うお宮参りをしますよね。
お宮参りは、生まれて初めてのお祝い行事。
その時に赤ちゃんに羽織らせてあげるのが「初着」です。
初着は、色はもちろん、使われている技法にも色々種類があります。
そして、描かれている柄一つ一つにも色んな意味が込められています。

父方の祖母が赤ちゃんを抱っこして、初着を掛けます。
山本呉服店に選びにいらっしゃるお客様はみなさん、生まれてくる赤ちゃんの事を思って、その子のために一番いいなと思う1枚を悩みに悩んで選ばれます。
初着を用意しないといけないのは分かっているけど、いつ見に行ったらいいのか、予算や、出来上がるまでの期間など、わからない事だらけですよね。
今回は、男の子の初着を用意するまでの流れや、準備するものをご説明します。
〜男の子用の初着とは〜
まず、女の子の初着と男の子の産着では、色柄以外に、大きな違いが一つあります。
それは、家紋が入るかどうかです。

男の子の両胸(背中、両袖合わせて5箇所)に家紋が入っています。
男の子の初着には、大人の男性の着物(紋付)に入る紋と同じ大きさの紋が5つ入ります。
女の子の初着には紋は入りません。
家紋とは、それぞれのお家に代々伝わるシンボルマークです。
代々ご先祖様から伝わって来た、家の歴史とルーツをたどる重要な役割があります。

自分の家の家紋がわからないときは探してみよう
男の子が産まれたら、跡継ぎとしておうちの紋が入った初着を作り、ご先祖様にも守ってもらえるよう、健やかな成長を願います。
この紋が入るかどうかで、同じ初着でも、時間や用意するものが変わります。
~お宮参りまでに準備する事~
※基本的に、初着は女の子でも男の子でも、お嫁さんのご実家がご用意されます。
(赤ちゃんがまだお腹にいる時に、お母さん、おばあちゃんと一緒に初着を見に来てね!)
⑴ 家紋を確認する(男の子の場合)
上記の紋のお話でも書いた通り、男の子の初着には紋を入れます。
紋を入れたり、汚れどめの加工をするのに、最短でも2~3週間お時間がかかるので、産まれてからではバタバタしますよね!
生まれる前に見に来て頂くのをオススメします。
下見にご来店の時に、旦那さん(パパ)のご実家の紋(嫁ぎ先の紋)を聞いて、写真など家紋の形が分かるものをお持ちください。
紋の種類は4000近くあり、中には一見見分けがつかないものもあります。
お家に代々伝わって来たものなので、間違いがあってはいけないですよね。
お店には「平安紋鑑」と言って、いろんな紋と名前が載った紋帳があります。
そこで間違いがないよう確認ができますよ♪

岐阜は家紋を大切にする地域です。線の1本、多い少ないで全く違う家紋になるのでしっかり確認します。
⑵ 色や柄を選ぶ
一般的な色は黒・紺。少し変わり色になると、グリーンや白、グレーがあります。
柄は、鷹、兜、龍、巴太鼓、宝船などなど。
どれも丈夫に育ちますように、一生ものに困りませんように、災難から守ってもらえますようになど、意味が込められた縁起のいい柄が描かれています。

紺地に鷹(刺繍・絞り)

白地に兜

黒地に宝船、宝尽くし
予算は、山本呉服店ではおおよそ¥73,000~¥280,000
柄の多さ、使われている技法によってお値段は変わってきます。
⑶ 初着のほかに必要なもの
お宮参りの時に必要な物は、初着だけではありません。
でんでん太鼓・帽子セットも必要です。
《でんでん太鼓セット》
お宮参りの時、おばあちゃんが赤ちゃんを抱っこして、初着を羽織らせた時に、初着の紐に結びつける物です。
犬張子、でんでん太鼓、のし扇子などが入っており、赤ちゃんが丈夫に育つ様に、長生きする様に、お金に困らない様に、などの意味が込められている縁起物です。
《帽子セット》
お宮参りの時に赤ちゃんが被る帽子と、よだれかけのセットで、縁起のいい絵柄が刺繍されています。
赤ちゃんが生まれたら、お店にお電話で男の子が産まれた事、決まっていたらお宮参りの日程などをお伝えくださいね。
お電話を頂いてから、早速家紋入れなどの加工をさせていただき、お宮参りに間に合うよう、ご準備させていただきます。
最近は、お嫁さん側がご用意されない場合もあります。
正式には、お嫁さん側がご用意すると決まっていますが、時代も少しずつ変わってきていますし、おめでたい事なので、旦那さんの方が作られても、全然おかしくはありません。
気持ちなので、やってあげたいなと思われたら作ってあげるといいと思います。
初着はお宮参りの時だけのものじゃありません。
お食い初めや節句の時に羽織らせてあげたり、
七五三の時には縫い上げをして、袴を合わせて着せてあげます。
せっかくその子のために作ってあげるものなので、着られる間は沢山着せてあげるといいですね✨
着られる前の汚れどめ(パールトーン加工)や、着られた後のクリーニングも受け付けています。
子供なので、吐き戻しをしたり、汚れた手で着物を触ってしまったりします。
汚れても大丈夫な様にしておいてあげると安心ですよね。
着られた後も同様に、クリーニングをして、次に着る時にキレイな状態で着せてあげられる様にしましょう♪
分からないことがありましたら、お気軽にお店にご相談くださいね!
山本呉服店 池田店
TEL 0585−45−7140
きものやまもと北方店
TEL 058−323−8140
大きすぎる子供の浴衣・着物どうしたらいいの??これだけ覚えたら簡単に着せられるよ♪(肩上げ・腰上げ)のしかた♪
子供さんの浴衣や着物、いざ着せようと思ったら、丈が長すぎる!!
と焦ることありますよね。
そもそも、着物と洋服では、作り方が違います。
洋服は、130㎝のものを買うと、だいたい130㎝の子しか着られませんが
浴衣や着物は、130㎝のものを買うと、だいたい120㎝〜150㎝の子でも着られるような大きさになっています。
なんでそうなの??
子供の着物は基本「肩上げ」と「腰上げ」(縫い上げてサイズ調整)をして着せます。
肩上げ・腰上げは「子供の証」でもあり、13歳までするのが一般的です。
その後は縫い上げを解いて、大人と同じよに着物を着ることができます。
肩上げ・腰上げは、健やかに成長しますようにという縁起のいい意味が込められているので、
13歳未満の子供に着物を着せるときには、上げをすると子供らしくて可愛いですね。
その子にあったサイズに調整しながら、
一つの着物を長く大切に着せてあげましょう♪
(1)何がジャストサイズが分からない!
裁縫が苦手で自分には難しいかな…
忙しくて時間が取れないな…
可愛く綺麗にジャストサイズで縫って欲しい!という方、
一度山本呉服店へご来店ください♪
ただサイズに合わせて生地をつまむだけとは言え、和裁の経験が豊富な人でないと、なかなかキレイに仕上がりません。山本呉服店の腰上げは、お子さんが慣れない和装でも動きやすく、歩きやすいように上前が少し上がるように縫っています。
子供の身体は大人よりお腹が出ているので、その分も裾が上がって見えます。
大人の着物姿の裾とはちょっと違いますが、それがまた子供らしくてかわいいですよね♪
お店で、スタッフがピッタリなサイズを測って、地元の仕立て屋さんに縫い上げしてもらいます。
遅くても着用される2週間前までに、子供の着物と長襦袢を持って、お子さん本人とご一緒にご来店くださいね。山本呉服店でお買い上げいただいた着物はもちろん、他店で購入された着物も承りますのでお持ちくださいね!
⑵自分でチャレンジしてみようかな!という方
いきなり七五三の着物や長襦袢を縫い上げをするのは、生地も分厚く繊細なので、縫いにくいかなと思います。
初めての方には、子供の浴衣でチャレンジしてみるのがオススメ♪
浴衣だと、生地も薄く縫いやすいかなと思います。
初心者さんでもわかりやすいやり方はコチラ!
はかりかた
着丈:首の後ろ(真ん中)のぐりぐりしたところ〜床まで
裄:首の後ろ(真ん中)のぐりぐりしたところ〜手首のくるぶしまで
仕上がりのイメージはこちら↓ 肩と腰で、長すぎる分をつまんで点線のところで縫って、短くします。
上前の裾が少し上がるように腰上げすると、お子さんが裾を踏んだりせず、歩きやすくなります。
こうなるように縫っていきます。
裄がちょうどだからと言って、肩上げをしないのはいけません。肩上げは子供であることの印なので、少しでも肩上げをします。
こちらの写真の着物も、少しだけ肩上げがしてあります。
着物に紐をつけてある方が、腰紐でぎゅうぎゅうに締め付けなくても楽に着ることができます。
自分でやってみたいけどちょっとわからない…という方は、当店大女将、山本昌子の特別レッスンもできますよ♪
お家でお母さんやおばあちゃんが縫い上げをしてあげるのも、その度に子供の成長が感じられていいですね。
七五三はもちろん、お正月や節句にも着物を着せてあげましょう。
日本の文化を行事と着物で子供に教えてあげられるといいですね!
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