ブランド
圧倒的なデザイン数を誇る西陣の老舗帯屋『となみ織物』のしゃれ袋帯
「となみ織物」は、170年以上続く京都西陣でも有数の老舗帯メーカーさんです。
織物を作るのに欠かせない「糸」「柄」「織組織(織り方)」にこだわっていて、2,500色以上の色糸、35,000柄という圧倒的な意匠(デザイン)数、一般的な機屋さんで3〜5種類と言われる織組織をとなみ織物では20種類も持っていて、色、柄、織り方を変えることで、正統派な袋帯からオシャレな名古屋帯まで様々なものづくりをしている帯屋さんです。
先日、スタッフみんなで「となみ織物」さんの作品の数々を見せてもらいに行ってきました。

みんなお気に入りの帯を持って「となみ織物」の西崎さんと♪

女優の寺島しのぶさんが着用されたしゃれ袋帯。「鮮やかなブルーと白の訪問着に合わせていらっしゃいましたよ。素敵でしょ」ととなみ織物・西崎さん。
なかでも「しゃれ袋帯」は種類が豊富で当店スタッフにも人気!
「しゃれ袋帯」とは、訪問着から付け下げ、無地、小紋、紬まで、セミフォーマル、カジュアルどちらにもオールマイティーに活躍します。
たとえば、こちらはシックな黒地にワイングラスとバラの袋帯。
縁のブルーが効いていてオシャレ。
パーティーや同窓会、女子会などにぴったり♪
「紹巴織」は千利休の高弟、里村紹巴が愛用したことからその名がついた織物です。
絹糸の中でも最高級の糸で織られ、しなやかで伸縮性に優れ、軽くてずれにくいのが特長です。
古典的な柄で、やさしい色使いなので、フォーマルな場所にも締めることができます。
*訪問着、付け下げ、色無地に合わせて
友人の結婚式、子供のお宮参り、七五三、入学式、卒業式など
キラキラしていないので小紋に合わせても落ち着いた印象で着られます。
独特な織り方で、帯の角度を変えると緑⇄赤に変化する不思議な帯。
色無地に合わせて子供の卒業式など、少し控えめに装いたいときにぴったり。
袋帯だけじゃなく、かわいい名古屋帯も♪
色使いや柄のかわいい小紋に合わせれば、小学校高学年〜中学生くらいの「ジュニア着物」としてかわいく着られます。
もちろん、お母さんが杢目絞りや小紋、紬の着物と合わせてもOK。

名古屋帯も種類が豊富♪
***第46回京裳苑のご案内***
毎年、山本呉服店が京都 平安神宮前「みやこめっせ」で開催している「京裳苑」に、となみ織物さんが初出品。
となみさん自慢の、様々なデザイン・色・織り方を駆使した帯たちが勢揃いします。
会場では『西陣の舞の海、となみ織物 西崎さん』が、あなたにお似合いの帯をお見立てしてくれます!
西崎さんは驚くくらい舞の海さんにそっくり(笑)!!
『技のデパート』と言われた舞の海さんのように、『織物のデパート』となみ織物さんの素敵な帯の数々。
西崎さんから、その熱い想いを聞きに来て下さいね!
*日時:2023年6月2日(金)、3日(土)、4日(日) の3日間のうち、お好きな日どれか1日。
*行先:京都・平安神宮前 みやこめっせ
京裳苑について詳しくは
『京都で着物を楽しもう♪秋冬着物の新作発表会「第46回 京裳苑」のご案内』 を見てね。
合わせたい着物があれば、ご遠慮なくお持ちくださいね。
事前にお預かりしておけば、当日手ぶらでお出かけ頂けます。
2023年は卯年 うさぎ年ってどんな年?
《卯年ってどんな年?》
うさぎは昔から縁起の良い動物として知られています。
困難な上り坂でも簡単にピョンピョン飛び越える姿は「飛躍」「向上」を象徴し、卯年は物事が目に見えて大きく成長する年だと言われています。
他にも、うさぎは月と関係が深いことから「ツキ」を呼ぶ、長い耳は福を集める、とも言われています。
何かを始めるのに縁起のいい1年。
みなさんも新しいことに挑戦してみませんか?
《「うさぎ」「卯」「兎」?》
十二支を表すときは「卯」、動物の意味なら「兎」の漢字を当てるのが一般的です。
《数え方もいろいろ》
昔からうさぎは「1羽、2羽」と数えます。
「羽」で数えるようになった理由はいろいろな説があります。
①まだうさぎを家畜として扱っていた時代、仏教で4足の動物を食べることを禁じられていたため、跳ねまわり、2本足で立つうさぎを「鳥」として扱ったことから、「1羽、2羽」と数えるようになった。
②うさぎの長い耳が羽のようだから、鳥に見立てて「羽」で数えた。
などなど。
現在は、生きたうさぎは「匹」、食肉は「羽」、ペットは「頭」「匹」と使い分ける場合が多いようです。
《兎のことわざ》
・二兎追うものは一兎も得ず
同時に二つの事を得ようとすると、どちらも成し遂げられなくなってしまうこと。
・脱兎のごとく
うさぎが駆けるようにとても早くて捕まえられないこと。
・兎の耳
人の知らない事件や噂などをよく聞き出してくること。地獄耳。
・兎の糞
物事が切れてしまい、思うように捗らないこと。長続きしないこと。
《兎にまつわる神社》
実は、山本呉服店の本店がある揖斐の「三輪神社」は、神話の「因幡の白兎」にちなんで、大黒さん(大国主命)をおまつりしています。

三輪神社の「なでうさぎ」。癒しや良縁のご利益満点!
来年は卯年でとってもかわいいうさぎのおみくじ(300個限定)、絵馬(100個限定)がありますよ♪
ぜひお正月に初詣に行かれてはいかがですか?
《卯年のパワーを身につけよう》
卯年、縁起の良いうさぎのアイテムを身につければ、運気もアップ!

藤娘きぬたや うさぎの名古屋帯。 優しいタッチの絞りで表現されたうさぎさんが可愛い帯。

おなかにもうさぎが。

かわいいうさぎの帯留め。ぶらさがったにんじんもかわいい♡
2023年はうさぎアイテムを身につけて、うさぎのように軽やかに着物を楽しみましょうね♪
遊び心いっぱい♡かわいい小紋、名古屋帯ならココ!染めの西原
当店のスタッフもかわいくてオシャレでみんな大好き!「染めの西原」の小紋や名古屋帯。
毎年6月に開催している京裳苑でお客様にも大人気で、長年出品し続けてくれています。

「染めの西原」さんのコーナーはかわいい動物たちでいっぱい!

楽器と音符の柄の小紋にくまや犬などかわいい動物がいっぱいの名古屋帯(写真左)と、観葉植物?柄の小紋に大胆な幾何学模様の名古屋帯。
かわいい柄、思わずクスッと笑える遊び心いっぱいの柄、古典的な正統派な柄まで幅広く作っている染め屋さんです。

爽やかな風車柄の小紋(写真左)と、某女優さんが着ていたのと同じ柄の小紋。(写真右)買ってから「お揃い!」とビックリ!
年代問わず人気の秘密は、高齢化が進む着物業界には珍しく、若い職人さんたちが新しい感覚でデザインや染めを手がけているから。
ポップで明るい色使いと丁寧な仕事が魅力です!
何年か前にはお客様が西原さんの工房へ見学に行ってきました。
作っているところを見るのはとっても貴重です。
自分の買った着物や帯もこうして手間暇かけて丁寧に作られたんだと思うとより一層愛着がわきますね!

なが〜い反物(着物の生地)を…

丁寧に染めていきます。
京裳苑に毎年来てくださっている染めの西原の西村さん。
当店のお客様ともとっても仲良し♪
当店のお客さまの好みを知り尽くしているからこそ、京裳苑にはいつも新しくてかわいい遊び心いっぱいの小紋や名古屋帯をたくさん作って来てくれくれるので、私たちスタッフも毎年楽しみにしています♪
2022年7月2日(土)、3日(日)の2日間、西村さんが山本呉服店池田店に来店!
こだわりのいっぱい詰まったかわいい小紋や名古屋帯もたくさん持って来てくれます。
京裳苑で会えなかったあなたも、ぜひこの機会にオシャレな着物や帯と西村さんに会いに来てくださいね!
2022年 新作着物や帯が岐阜で選びたい放題!「池裳苑」のご案内
今年もおかげさまで大盛況だった「第45回 京裳苑」。
残念ながら都合が合わず京都へ行けなかったお客様のために、
令和4年7月1日(金)、2日(土)、3日(日)の3日間、
京裳苑で人気のあの染め屋さん、機屋さんが池田店へやってきます!
【池裳苑はすべてが充実☆スペシャル企画】
《充実1》7月2日(土)、3日(日) 2日間限定!スペシャルゲストが池田店に☆
*「染の西原」西村さん来店!
当店のお客様にはおなじみ、西村さんが久しぶりに池田店に来店。
今年の京裳苑でダントツ人気の「選べるカワイイ小紋&名古屋帯 45万円セット」。
「京都に来れなかったお客様にも見せてあげたい!!」と池田店に持って来てくれます♪
*唐織「鈴木」足達さん来店!
京裳苑で「鈴木さんの帯が見てみたい!」とのお声が多かった唐織鈴木の帯。
鈴木の帯はツヤツヤの絹糸から織り上げた、圧倒的な立体感と上品さ、存在感が魅力です。
その魅力を支える丁寧な技術を足達さんから聞こう♪
真面目にコツコツと作った自信作ばかりです!ぜひ見に来てくださいね!
唐織「鈴木」について詳しくは
『豪華な着物に負けない立体感がスゴイ!「唐織 鈴木」の袋帯』をみてね!
《充実2》佐野美咲「卒園証書授与式」を見届ける会
勤続40ウン年、池田店の看板娘・佐野が山本呉服店を卒園することになりました。
長年お付き合いくださったみなさまに、佐野の保護者として着物を着て卒園式を見届けてやってくださいね♪
日時:7月1日(金)、2日(土)、3日(日) 各日午前、午後開催
会場:山本呉服店 池田店
服装:お好きな着物(着付け無料)
《充実3》7/2(土)、3(日)限定!みんなでランチ会♪(要予約)
文久年間創業、14代目片岡仁左衛門が通った京都の老舗料亭、「堺萬」のお弁当を、ご来店ご予約の方限定でお取り寄せします。
食通の京都人のお花見や歌舞伎見物に欠かせない、京料理の老舗です。
きれいな着物や帯を選んで楽しんだら、お腹も満足しちゃいましょう♪
《充実4》お茶席体験(要予約)
社長の山本千恵子が厳選したおいしい京菓子が食べられます♪
お菓子の準備があるのでご予約くださいね!
《充実5》着物を着て会場を散策♪
「着物を着る機会が減ってしまった・・・」という声にお応えして、広い会場を着物を着てメーカーさんのお話を聞いたり、試着をしたり・・・。
プチお出かけ気分で楽しもう!
《充実6》試着&撮影体験
会場内の着物はすべて試着OK! 試着したら写真も撮っちゃおう♪
好きな着物を選んでハイチーズ!
《充実7》コーディネート相談会
「着物が着たいけど、帯や小物の合わせ方がわからない💦」
「着物も帯もあるけど、なんか時代を感じる💦」とお悩みの方、ご遠慮なくお持ちください!
着物って、帯や小物を変えるだけでガラッと印象が変わって、おもしろいですよ♪
もちろん、当店のお着物じゃなくてもOK!
池裳苑では、京裳苑だけでしか見ることができなかった「ゆうび」の小物たちが池田店に登場!
「ゆうび」は、一つずつ丁寧に手作りしている小さな小物屋さん。
オリジナリティのある色使い、刺繍や絞り、組み方など工夫を凝らした作り方、とても細かい部分まで気を配って作られています。
留袖や訪問着に合う、フォーマル用から、小紋や紬に似合うカジュアル用小物まで、帯揚げ、帯締め、バッグやショールが揃います!
京裳苑が池田店にやってくる!!池裳苑のご案内
日時:令和4年7月1日(金)、2日(土)、3日(日)
*土日来店ゲスト:「染めの西原」 西村さん、唐織「鈴木」足達さん
普段はなかなか見ることができない染め屋さん、機屋さんの最新作を、池田店で見ることができ、ゆっくり着物を満喫していただけます!
何か欲しいなと思ったら、ぜひこの機会に山本呉服店池田店へお越しください!
お申し込み・お問い合わせは
山本呉服店 池田店
TEL0585−45–7140
岐阜県揖斐郡池田町八幡2580−1
豪華な着物に負けない立体感がスゴイ!「唐織 鈴木」の袋帯
ふっくらとした立体感が魅力の「唐織(からおり)」の袋帯。「唐織」って何?
「唐織」とは、多彩な色糸を使い、柄を刺繍のように縫い取りで織り出す技法で、最も高級とされる織物です。
昔は将軍など限られた人の衣装や能装束を作っていました。
能装束は役柄や演技、演出に密接な関わりを持ち、面に次いで重要な役割をはたしています。
新しい演目が作られるとそのテーマによって新しい衣装が必要でした。
能装束は元々、刺繍で作られていましたが、製作に時間が掛かりすぎ、上演が延期されたこともしばしばあったそうです。
また刺繍による豪華な装束はとても重く、舞い手の負担は大変なものでした。
能が盛んに演じられた室町時代、中国から伝わった糸を浮かせて織る織り方が伝わり、日本で改良と工夫を重ねて「唐織」が生まれました。
豪華に見えて軽い織物は帯の製法に使われる様になりました。
長い歴史の中で培われた技術が詰まっているのですね。
糸の染め方、種類にもこだわった京都・西陣「鈴木」の唐織の袋帯
「鈴木」の唐織の袋帯は、多彩な色糸を使っていて、とっても華やか!
艶々な糸がふっくらと浮き上がって、金銀糸で光る帯とは異なる上品さと存在感が魅力です。
**つややかな糸と立体感の秘密**

色鮮やかな糸がぎっしり!
本草木染め(天然染料)にこだわった染色と、2種類の糸を使い分けて織っています。
柄の部分は精錬した糸(お蚕さんが吐いた糸を洗って柔らかくした糸)を撚りをかけずに織ることで、とても織りにくいけど糸のツヤツヤ感が生きた柄になります。
一方、地の部分は「生経(きだて)」という、精錬していない(お蚕さんが吐いたままの)硬い生糸を染めて使い、パリッとした風合いに織り上がります。
風合いの全く違う2種類の糸を使うことで、柄の部分のふっくらツヤツヤと光沢が際立ち、唐織の美しさを引き出しています。
唐織本来の織り方ですが、今ではここまでこだわって織っている機屋は滅多にありません。

艶やかな糸は触っただけでキュッと絹鳴りの音がします。
たくさんの色糸を使って織っているので、一見重そうに見えるのですが、すごく軽い!!
そのヒミツは、裏に通っている糸を織った後に切って整理しているからです。
表から見ると分かりませんが、裏は、織った時の糸が繋がったままになっています。
余分な糸を切って整理することで、無駄な糸の重さを取り除き、余分がないのでゴワゴワしないしなやかな締め心地の帯になります。
手間は掛かりますがこの作業は唐織には欠かせない作業です。

裏側にたくさんある余分な糸をカットしていきます。

カットしたところからほつれてこないように玉止めします。
糸がふっくらして立体的な唐織は、帯を締めた時つい引っ掛けたりして糸が出てきてしまうような気がします。
鈴木の唐織はこのようにすべて手作業で丁寧に糸の始末をすることで、見た目の重厚感とはうらはらに軽くてしなやかで締めやすい帯が出来上がります。
総絞りや加賀友禅の着物にも負けない!上品に映える袋帯
ふっくらとやわらかく浮き出るような立体感と、本草木染にこだわって染めた糸の光沢が圧倒的に美しい「鈴木」の唐織の袋帯。
「藤娘きぬたや」のような総絞りの着物のボリューム感にも、「加賀友禅」のようなしっとりとした優美さのある着物にも上品に映え、一層引き立てます。
主張しすぎない美しさとやさしさ、光沢が魅力です!
「鈴木」の唐織の袋帯は、正統な二重太鼓が似合う帯。
留袖や色留袖、訪問着、色無地などフォーマルに締められます。
フォーマルな場には、金銀糸を使った袋帯を締めるのが一般的ですが、唐織の帯を合わせて、ワンランク上の上品さを演出できます!
古典柄もオシャレ柄も!唐織「鈴木」の帯
唐織「鈴木」は、熟練の職人さんがひとつずつ丁寧に織りあげている、手機だけの機屋さん。
一度にたくさんの作品を作ることはできません。
年に一度の「京裳苑」で、みなさんにご覧いただくために作った自信作を出品してくださいます!
普段、写真でしか見られないような帯も、「京裳苑」では実際に手にとってしなやかさ、軽さを実感できます。
最高の「唐織 鈴木」の袋帯がこれほど揃ってご覧いただけるのは「京裳苑」だけです!!
「鈴木」の鈴木さんも、3日間会場へ来て、作品への思いやこだわりを熱く語ってくれます!
作り手さんのこだわりがいっぱい詰まった袋帯は、あなたの大切な宝物になることでしょう!
≪京裳苑会場≫
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