2021年3月
子供の入学式、着物で目立つのはどんな時?失敗しないきちんと見えるきもの衿元コーディネート
入園、卒園、入学、卒業・・・と入卒シーズンが近づいてきましたね。
お子さんを持つママさんたち、何を着ようか迷っているなら着物を着ませんか?
卒業式、入学式に着物を着て行くのを迷う理由として「目立ちたくない、浮くのはいや」「派手だと思われたくない」ということが多いですが、目立つのも浮くのも派手に見えるのも、実はコーディネート次第なんです。
実際、「入卒で着物姿のお母さんをどう思いますか?」という質問に「凛としてかっこいい」「自然な着こなしをしている人を見ると羨ましい」「着物で参加は素敵!」という声がありました。
目立ってしまう着物コーディネートとはどんなもので、どうしたら”凛とした、自然な着こなし”の着物姿になるのでしょうか?
自分が結婚する時に買ってもらった着物なら数年前、お母さんがお嫁入りの時に作って譲り受けた着物・・・となると、自分の年齢以上昔のコーディネートですよね?
洋服なら数年前の服は着ないのに、着物は何十年前のコーディネートでOKなんでしょうか?高価なものだから?
着物が高価なものだからこそ、長く大切に着たいですね。
半衿、重ね衿、帯揚、帯締などの小物を替えることで、年齢や場所に応じたコーディネートに更新していきましょう。
着物って実は小物をちょっと変えるだけで雰囲気を変えられるんですよ!
今回は特に衿元に注目して見てみます。
目立つ理由は”昔のコーディネートのまま”だから
*ちょっと昔な感じがするコーディネート例*
1.半衿が白の無地。何年も経っていて黄ばんでいる。
2.重ね衿がない。
3.帯締め、帯揚げが着物の色に関わらずなぜか真っ赤。
衿元でポイントになるのは半衿と重ね衿です。
どちらも「ちょっとしか見えないから」と手を抜きがちですが、実はすごく重要です。
洋服でもネックレスやイヤリングなど、お顔周りにアクセサリーをつけて華やかにしますよね?
お顔周りを華やかにしたいのは着物も同じです。
半衿を刺繍のあるものにする、重ね衿を入れる、それだけでお顔周りが明るくなりますよ!
重ね衿を入れるとよりフォーマル度がアップしますので、きちんとした印象になります。
上と同じ着物に、白の無地の半衿から白い刺繍の半衿に替え、水色の重ね衿を足して、控えめだけど上品で明るい感じにしてみました。
どうですか?帯まわりも替えてみました。ずいぶん変わりましたね!
今度は、半衿をゴールド×ピンクの刺繍の半衿に替えて、より華やかにしてみました。
同じ着物と重ね衿でも、半衿を替えるだけで雰囲気が変わるのがわかりますね!
着る方の雰囲気や年齢、TPOに合うコーディネートなら、入学式や卒業式で浮かずに自然でステキに着物を着こなせます。
店で試着してコーディネートしてみよう!
私たちがコーディネートのお手伝いをさせていただく時には、必ずご本人に着物を着てもらっています。
「ネットで見て、合うかと思って買ったけど、自分の着物に合わなかった・自分に似合わなかった」という話をよく聞きます。
小物を選ぶ時に、写真で見たり着物の上に置いて見るだけでは、着物と小物が合っているかは分かったとしても、ご本人に似合っているかどうかは着てみないと分からないものです。
山本呉服店では、お客様のなりたいイメージを聞きながら、ご自身の持つ雰囲気や顔映りを見て、あなたに似合うコーディネートをご提案します。
あなたに似合うようにコーディネートするので、失敗はありません!
・着物を着るのに何がいるのか分からない
・手持ちの小物のコーディネートの組み合わせが分からない
・シミや汚れがある、クリーニングしたい
・買った時より太った(やせた)、お母さんから譲り受けた着物など、サイズが合っているかわからないので見て欲しい
など、わからないことはなんでもご相談無料で承ります。
ぜひ、着たい着物、長襦袢、帯、今まで使っていた小物を持って、ご来店くださいね。
入学式、卒業式、母親が何を着ていいか分からない方はこちら↓↓↓
『子供も喜ぶ思い出に残る卒業式・入学式にしたい!どんな着物を着たらいいの?』を見てね。
ご相談、 お問い合わせは『お問い合わせフォーム』または、
山本呉服店池田店 TEL0585-45-7140
きものやまもと北方店 TEL058-323-8140 へ、お気軽にお電話くださいね。
結婚式、50代の母親の黒留袖にふさわしい桝屋高尾の「ねん金綴錦袋帯」
だんだん暖かい日が多くなってきて、結婚式のシーズンになってきましたね。
息子さん、娘さんのご結婚を控えたお母さま、おめでとうございます。
お子さんを立派に育て上げたお母さんは、結婚式の準主役です!
今まで長年子供のため、家族のために頑張ってきたお母さん。
黒留袖姿をより一層格式高くおしゃれに上品に輝かせる「桝屋高尾(ますやたかお)」の新色「ねん金綴錦袋帯(ねんきんつづれにしきふくろおび)」で、門出を祝ってあげませんか?
「ねん金綴錦袋帯」ここがスゴイ!
桝屋高尾さんは西陣の伝統を守りつつ、新しいものを作り続けているメーカーさんです。
ねん金綴錦袋帯は徳川美術館の宝物である小袱紗を現代に復元させたのが始まり。
この帯を完成させるまでには、大変なご苦労があったのですが・・・詳しくはこちら→ 『独自の技術で、西陣に新しい風を吹き込む「桝屋高尾」』 を見てくださいね。
桝屋高尾さんの代表的な作品、「ねん金綴錦袋帯」は、
①格が高くフォーマルに万能な帯。
袋帯は名古屋帯・半幅帯と比べ、最も格の高い帯のことで、表地と裏地で袋状になっているので「袋帯」と言います。
金銀の糸が使われている袋帯は華やかで、黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地、振袖など、格の高い着物に使います。
特に、ねん金綴錦袋帯はギラギラ光らず、結婚式の留袖に上品に合わせられます。
②金を巻きつけた独自の糸を作るところから始めた、最高の技で織られた帯。
きれいな色に染めた糸に、金糸をらせん状に巻きつけたものを「たて糸」にして、帯を織り上げます。
糸の色の美しさと金糸のきらめきがあいまって、夜空に輝く星空のように控えめで温かみのある優しい輝きを作り出しています。
結婚式では、ガーデンウェデイングのように屋外だったり、照明がきらびやかな室内など、色々な会場があると思います。
外の太陽光にも屋内のスポットライトの明かりにも、繊細にキラキラと輝きます。
場所や光の種類によって、輝き方がこんなに変わります!
③軽くてしなやかなので体にフィットして締めやすい!帯をしていてもとってもラク♪
持ってみるとその軽さに驚きます!なのにシャンとしていてしなやかなので、帯を結んでも胴まわりにフィットして緩みにくく、お太鼓もきれいなカーブを描いて、美しい着姿にしてくれます。
帯そのものも軽いですが、山本呉服店では袋帯の芯に「シルク芯」を使っているので、より一層軽くて締めやすい帯になります。
④年齢に関係なく締められます。
すっきりとやさしい色の単色使いなのでガチャガチャした印象にならず、スッキリと着こなせます。
年齢に関係なく、黒留袖〜振袖などいろんな場面で着回せます。
⑤流行がない古典柄。永く使えて娘や孫に受け継いでいくことができます。
七宝などの縁起の良い古典柄なので、娘さんやお孫さんと兼用できます。
流行りすたりに左右されることなく、良いものを長く使える、価値のある袋帯です。
「ねん金綴錦袋帯」はこんなところに締めていけます!
①結婚式に
新郎新婦の母親・祖母・姉妹、友人など、黒留袖、色留袖、訪問着、振袖に。
ガーデンウェディングの時の太陽光と、式場のライトの明かりでは輝き方が違うので上品にきらめきます。
②七五三
ママやおばあちゃんの訪問着や付下げ、色無地のお着物に。
軽くて締めやすいから、お子さんが元気に走ってもママもおばあちゃんも苦しくないですね!
③入学式、卒業式
入卒でセンス良く着物を着ているママには、「きれいに着ていて憧れる」という声多数!
控えめにきらめく帯で上品さUP!
山本呉服店オリジナルの新色が登場!
「山本呉服店さんはどこよりも華やかな可愛い色じゃないと仕入れてもらえないから、いつも別注です!」と桝屋高尾さんの社長、高尾朱子さん。
当店の社長山本の帯もねん金綴錦袋帯。フォーマルになり過ぎないシンプルなストライプ柄なので、おしゃれな染めの小紋にもよく合います。
他にはない華やかさがお気に入りなんだそう。
高尾さんの手には美しくきらめく「ねん金」の糸。こんなきれいな糸たちで織り上げた、できたばかりの新色の袋帯が届きました!
お子さんの結婚式を控えたお母さん、ぜひこの機会にお持ちの留袖に合わせてみてくださいね。今までの帯とは絶対に違います!
お母さんが結婚式で使った後は、お嬢さんと兼用して、将来友達の結婚式のお呼ばれや子供のお宮参り、七五三など、色々な人生の節目にしめることができる袋帯です。
お母さんにとってお子さんの結婚という記念に、今まで子育てに頑張った自分へのご褒美に、ステキな帯で結婚式に出席しましょう。
ぜひお店で星のきらめきのような輝きを実際にご覧になってくださいね!
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