着物はじめ
自分の振袖(ママ振)を娘に着せようと思っているお母さまへ
良いものは世代を超えて受け継いでいけるのが着物の良いところです。
ご両親に作ってもらった思い出の振袖を、今度はお嬢さまに受け継いでもらえたら、嬉しいですよね!
「私たちが選んだ振袖を、孫が着てくれた!!」と、おじいさま、おばあさまにも喜ばれます。
山本呉服店ではお母さまの振袖をお嬢さまが着れるようにする「ママ振(母振)」のお手伝いをしています。
お母さまの振袖を着る前に必要な準備をまとめました。
サイズや汚れの確認などのご相談・お見積は無料です。お気軽にご相談くださいね!
step1 振袖一式を手元に揃えましょう
まずはお母さまの振袖を何年ぶりかにタンスから出してみましょう。
「実家に置きっぱなし」という方も多いので、必要なものが揃っているか確認してみましょう!
「帯締や帯揚げがいろいろあって、どれが振袖用かわからない」という方は、とりあえず全部持って来てくださいね!
着付け道具も経年劣化している場合があります。
草履・バッグは履いていなくても劣化します。歩行中、裏がペラっと剥がれることがあり危険です。
もしあれば、使えるか確認しますのでお持ちくださいね。
step2 お嬢さまとご来店日時の相談
振袖・着付け道具が揃ったら、お嬢さまが着れるかどうかお店で確認をしましょう。
確認には1時間くらいかかります。お嬢さまと一緒にご来店できる日をご相談くださいね。
「娘は忙しいから、私(お母さま)だけ行きたいんだけど」という方もいらっしゃいますが、最近のお嬢さまはお母さまの頃に比べて、身長は同じでも裄(ゆき:首から手首までの長さ)が長くて、着てみたらお袖がつんつるてんなこともあります。
サイズの確認のために、振袖を着るお嬢さまご本人と一緒に、振袖一式を持ってご来店くださいね!
日時が決まったら店へお電話いただけると、当日お待たせすることなく担当スタッフがご相談を伺うことができます。
step3 ご来店〜着れるかチェックします
お店でスタッフがそのままで着れるか点検します。
①サイズは合ってる?
お母さまと身長が同じくらいでもそのままでは着れない場合があります。
例えば、
*裄(ゆき:首から手首までの長さ)短くない?
裄が短い場合は「裄直し」で、長くできます。裄直し代:¥6,050(税込)
*着丈(着物の衿から裾までの長さ)は短くない?
着丈が短い場合は全部ほどいて、再度仕立て直すこともできます。
*袖が引きずってない?
袖が引きずって長すぎる場合は、「袖丈直し」で短くできます。袖丈直し代:¥6,050(税込)
*長襦袢が引きずってない?
長襦袢が引きずって長すぎる場合は、「長襦袢着丈直し」で短くできます。
長襦袢着丈直し代:¥4,400(税込)
ママ振のサイズ直しは、振袖の状態やサイズによって、お直しできない場合もございます。
あらかじめご了承ください。
②汚れやシミはない?
お母さまが着て以来、「長年着てないから心配」という方は、振袖クリーニング ¥15,180でクリーニングいたします。
*衿まわり、前の柄の部分などの汚れ・シミは大丈夫?
クリーニングで落ちない頑固な汚れやシミは、部分的にシミ抜き(有料)をすることができます。
シミの大きさなどでシミ抜き代は変わります。
シミ抜き代のお見積もりは無料です。お気軽にお持ちくださいね。
③長襦袢に半衿ついてる?
半衿とは、長襦袢の衿の部分に付ける布です。振袖用の半衿は華やかな刺繍が施されています。半衿を長襦袢に縫い付けて使用します。
半衿がついてないと振袖が着れないので、外してある場合は「半衿つけ」¥2,200(税込)でお付けします。
ここまでがクリアできていたら、ひとまずお母さまの振袖をそのまま着ることができます。
でも、ちょっと待って!
よりいっそう魅力的に輝く
お嬢さまに似合うコーディネートに変えてみましょう
ちょっと時代を感じるコーディネートになってませんか?
お母さまの時代のコーディネートのままでは、「あ、お母さんのだな」ってパッと見て分かっちゃうものです。
お母さまとお嬢さまは母娘といえど別人。似合う雰囲気も違うはずです。
衿周りの小物や帯を変えるだけで印象がガラッと変わるのが着物の面白いところです。
ご予算に応じた「お嬢さまに似合うコーディネート」のご相談も承ります。
*小物を変えて今どきに♪
半衿、重ね衿、帯締、帯揚の小物を変えるだけでも今っぽい雰囲気になります!
小物チェンジ:¥20,000〜
*帯も変えて、いっそう私らしく♪
帯もより軽く柔らかく進化しています。昔の帯は固くて重い!着ているお嬢さまも軽い帯の方が楽チン♪
着付けする私たちにとっても、帯の結び方がかわいくしやすいんです♪
帯チェンジ:¥69,850〜
帯&小物チェンジ:¥89,850〜
山本呉服店では、振袖を着るお嬢さま一人一人に合わせて、コーディネートをご提案しています。
最初は「着物ってよくわからないし、お母さんのままでいいよ」と言っていたお嬢さまも、実際に衿元や帯をお嬢さまのイメージに合うように変えると、それまでピンと来ていなかった表情がパッと明るく変わる瞬間があります。
「私だけのコーディネート」を気に入っていただけたお嬢さまは、成人式だけでなく、お正月やお友達の結婚式などで何回も振袖を着てくださいます。
お母さまも、お嬢さまに振袖を何回もたくさん着てもらえると嬉しさ倍増ですよね!
また、お母様の振袖+帯や小物を変える「ママ振」だけでなく、お母様の帯・小物はそのままに振袖を変える「ママ帯」もご提案しています。
なりたいイメージやご予算に応じてご提案させていただきますのでお気軽にご相談くださいね。
Nさまは、お母さまの時に当店で振袖をご購入いただき、その振袖を今度はお嬢さまが着られるので、サイズの確認やコーディネートのご相談にご来店くださいました。
重ね衿はお母さまの時のまま使用、お母さまの帯締めと髪飾りを帯の飾りに使って着付けさせていただきました。
山本呉服店は何でもかんでも「新しくして」とは言いません。
お母さまの物でもお嬢さまに似合う物はそのまま使います。
「娘用にちょっと小物を変えてあげようかな」と思われたら、お嬢さまに似合うように(←重要!)使えるものは使ってご提案しますので、小物も全部持ってご来店くださいね!
ママ振コーディネートお買い上げ特典
1. 着付け一生無料
帯をお買い上げの方の着付けは成人式に限らず一生無料!
(お買い上げいただいた帯をご使用の着付けに限ります。)
当店でお買い上げのお着物・帯でなくても、有料で着付けしています。
振袖着付け:¥13,200(税込)
(成人式当日は、混み合いますので人数限られます。詳しくは店頭へお尋ねください)
2. 成人式当日ヘアメイク優待価格でご紹介
近くの美容院をご紹介します(早朝料金優待等)
3. 美容院の予約・手配
お客様の代わりに予約承ります。
4. 袴レンタルご優待
好きなサイズ・色を選べます。卒業式も安心♡
5. 卒業式の日袴着付け無料
営業時間外でもOK!
6. プレミアム撮影会優待価格で参加
関西No.1のヘアメイク・着付け師と、受賞歴の多い一流カメラマンによる撮影!
7. 写真館優待価格でご紹介
地元の写真館の予約手配いたします。
8. お手入れ20年間無料!
当店でお買い上げの着物・長襦袢・帯はパールトーン加工すれば着用後のお手入れが無料!
9. ローン金利手数料10回まで無料!
ボーナス併用可、最大60回までOK!
10. お袖つめ無料(お袖を短く切ること)
何年後でもOK! お持ちください。
11.ずーーーっと使える「ポイント制」
お買い物金額に合わせてポイント進呈。山本呉服店の日帰り旅行や次回のお買い物に使えます。
振袖の限らず、お母さまの小紋や紬の着物をお嬢さまが着ることもできます。
詳しくは↓↓↓
『お嫁入り道具の着物を一度も着てないあなた!もったいないからお嬢さまにも♪着てもらおう』をみてね。
山本呉服店は着物ひとすじに創業133年を迎えました。
お母様とともに、お嬢様の振袖の思い出づくりのお手伝いをさせてくださいね!
まずはお電話、ご連絡お待ちしています。
山本呉服店 池田店
TEL0585−45–7140
岐阜県揖斐郡池田町八幡2580−1
きものやまもと 北方店
TEL 058−323−8140
岐阜県本巣郡北方町平成3丁目74−1
暑くなったら着物も衣替え 軽くて爽やか「単衣(ひとえ)のきもの」
昔から、6月1日、10月1日は『衣替え』と言い、学生さんの制服も夏服・冬服が替わったものでした。
今では温暖化が進み、ゴールデンウィークでも気温が30度を超える日があるほどになり、それに合わせて年々夏服の期間が長くなってきています。
洋服に衣替えがあるように着物にも衣替えがあり、『袷(あわせ)』から『単衣(ひとえ)』の着物に替わります。
着物も洋服と同じように夏の着物を着る時期が長くなっています。
本来は冬服だけど、ちょっと早めの5月から、10月中旬まで単衣の着物を着ます。
〈単衣と袷のちがい〉
一般的な着物は『袷(あわせ)』と言って、裏地(胴裏と八掛)のついた秋冬用の着物で、10月〜5月まで着ます。
それに対して『単衣(ひとえ)』は裏地をつけずに仕立て、5月〜10月中旬まで着ます。
基本的に袷の着物と同じ生地ですが、裏地をつけないので、ペラペラの薄い生地や毛羽立っている生地は不向きです。
シャンとした生地を選ぶと裾さばきが良く着やすい着物になります。
少し暑くなってから着るので、5〜6月に着る単衣は爽やかで涼しげに見える色柄を選ぶとより良いです。
同じように裏地をつけない着物の中でも、7月、8月の盛夏(せいか)と言われる季節は透け感のある『絽(ろ)』の着物を着ます。

『もじり織り』という、柄の一部分が透けるように織られた着物。袋帯を合わせれば無地着物としてフォーマルな場に着ていけます。
〈単衣の着物 大活躍!〉
単衣の小紋や紬なら、母娘でおでかけ、ランチ会などカジュアルな場所に着ることができます。
昔から結婚式シーズントいえば、春や秋といわれていましたが、近年5月〜10月の暑い季節の結婚式も多くなってきました。
そんな時に袷の着物では暑くて大変!
留袖や訪問着を裏地をつけずに単衣で作るのがおすすめです。
結婚式、友人の結婚式におよばれ、お宮参り、お稽古事など、単衣フォーマル着物の出番も意外と多いものなので、1枚あると半年間重宝します。
〈肌着や長襦袢も涼しくしよう!〉
暑い時は何を着ても暑いので、中に着る肌着や長襦袢も夏用にして少しでも涼しく着る工夫が大切です。
肌着も汗をよく吸い、さらっとした生地のものにして、長襦袢も単衣や夏用にすると涼しく、過ごしやすくなります。
暑い季節の結婚式など、涼しく着られるようご相談も承ります。
ぜひ着物や帯、小物も持ってご来店くださいね。
更新日 | 2023/04/18
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京都で着物を楽しもう♪秋冬着物の新作発表会「第46回 京裳苑」のご案内
~今年こそ京都へ行きた〜い!!〜
何か一つ欲しいものがあったら「京裳苑」で選びたい放題☆
「京裳苑」は着物好きにはたまらない1年に1度のお祭りです。
6月は着物のメーカーさんが1年間丁寧に作った秋冬物の新作を、業者に向けて一斉に発表します。
それをいち早くお客様に直接見ていただこうと始まったのが、今年で46回目となる
京裳苑(きょうしょうえん)」。
着物業界でNo. 1の歴史のある展示会です。
岐阜の着物専門店、山本呉服店が一社で主催し、京都の一流のメーカーさんたちがみやこメッセの広い広い会場に見渡す限り出品します。
会場では、メーカー関係なく自分の気に入ったものを組み合わせて全身スタイリングができますし、
機屋・染屋が直接出品するので、できたての新作が価値ある価格ででお買い物できます。