山本呉服店

2017年3月

「第3回やきいも部」結び方アレンジいろいろ♪半幅帯に四苦八苦!

はやいもので、「山本流腰ひも1本のラクな着付け」を練習する部活、「やきいも部」も第3回を終えました。

今回は長襦袢を着て、着物を着て、半幅帯を結ぶまでを練習。

半幅帯を結ぶ

前回都合が悪くお休みだった部員さんは、早くからご来店されて自主練習。

やる気に満ち溢れています!!

 

「腕が2本じゃ足りないんだけど~(>_<)」

「腕が背中に回らない!」と皆さん四苦八苦。

腕は2本で足りますよ! がんばって!

 

部員のみなさんからのご要望で、

「山本流 腰ひも1本のラクな着付け」を、おうちでも復習できるように

イラストや動画で手順をご紹介することになりました。

 

順次アップしていくので、お家でしっかり復習して、

次回の「やきいも部」に備えて下さいね!

 

明日、明後日は第4回です。

名古屋帯の練習をします。腕がつらないように準備運動して来てね!(笑)

更新日 | 2017/03/31

カテゴリ | 山本呉服店流着付け・やきいも部

山本呉服店流「腰ひも1本のラクな着付け」④-2着物の着方・おはしょりをきれいにする

「山本流 腰ひも1本のラクな着付け」、

腰ひもが結べたら、今度はくしゃくしゃなままの上半身をキレイにします。

手の動かし方もマネして下さいね。

 

 

いかがですか?

おはしょりはキレイになりましたか?

ここできれいにしておかないと、下腹あたりがモコモコしたり、

後ろ姿がだらしなくなってしまうので、しっかりキレイにしてくださいね!

 

次は「コーリン結びの留め方」です。

更新日 | 2017/03/31

カテゴリ | 山本呉服店流着付け・やきいも部

山本呉服店流「腰ひも1本のラクな着付け」④-1着物の着方・腰ひもを結ぶまで

山本流「腰ひも1本のラクな着付け」、着物を着ます。

「着物を羽織るところから、腰ひもを結ぶまで」をやります。

 

イラストの中で、長襦袢は黄色、半衿はピンク、コーリンベルトは赤、

着物の表側は濃い青、着物の内側は水色にしてあります。

 

①着物をはおる

広衿の着物を着ます。

衿の内側、真ん中あたりにスナップホックが付いているので、留めます。

留めたら、手前側が着物の表になるように、掛け衿の所を両手で持って広げます。

着物を広げる

広げたら片手に持ち替えて、後ろへ回し、また両手に持ち替えます。

着物を片手に持つ

 

両手で持ったら、下から肩にかけます。

上から掛けると、せっかくキレイに着た長襦袢の衿の上に着物が乗ってしまうので気を付けましょう。

 

 

着物を羽織る

 

 

②袖を通す

着物を肩に掛けたら、袖を通します。

左右の掛け衿を同じ位置になるように揃えて片手で持ち、

もう片方の手を、長襦袢の袂を持って、着物の袖に通します。

袖を通す

 

袖を通した方の手に掛け衿を持ち替え、反対の手も同じように着物に袖を通します。

 

 

③背中心を合わせる

両方の袖を通したら、掛け衿を持って体の中心になるように合わせ、

背中心がきちんと背中の真ん中に来ていることを確認します。

両袖を通した後

背中心が確認できたら、クリップや洗濯ばさみなどで長襦袢と着物の衿がずれないように留めます。

留め方は、長襦袢の衿より着物の衿が1cmほど上に出るようにします。

着物の着方 背中心を合わせクリップで留める

 

 

④上前の位置を決める

左右の衿先を持って着物を広げ、脇へ勢いよく上げます。

このとき、着物の背中の部分が、背中に添わせるようにしてサッと上げると、

ダブついた部分(おはしょりになる部分)が中へ巻き込まず、

腰ひもを締めるときに直しやすくなります。

着物を脇へあげる

上前の位置を決めます。

目安は、衽線(おくみせん 前身頃の真ん中より少し外側よりにある縫い目)が自分の体の中心、

脇線(わきせん 脇の縫い目)が手を下へおろした時の指先へ来るくらいです。

上前の位置を決める

上前の位置が決まったら、上前を90度の角度まで戻し、

着物の裾が床とすれすれくらいまで下ろします。

着物を下ろして下前を合わせる

 

⑤下前を合わせる

決めた上前はそのまま動かさず、

下前を床にすれすれのまま水平に動かして合わせます。

下前の衿先が脇まで来たところで、着物の上前と腰の間に下前を挟み込みます。

挟む時に、下前を10cmくらい引き上げます。

挟んだら右手を放します。

 

 

⑥上前を合わせる

下前を合わせたら、上前を床すれすれのところを水平に動かして合わせます。

上前が右の腰についたら、すこし上げます。

 

上前と下前を合わせる時のポイントは、どちらも動かしている時は床すれすれの水平を保つこと。

ついつい、動かしている間に上がっていってしまいがちです。

腰まできてから上げるようにしましょう。

そうすることで、裾窄まりのキレイな着姿になります。

ここがきちんとできないと、フレアスカートのような裾が広がった着姿になってしまいます。

 

 

⑦腰ひもを締める

ここからは動画で解説します。

 

 

上前を合わせると、左手が右腰のあたりで着物を抑え、右手は空いているはずです。

空いている右手で腰回りのダブついている着物を上へ送り、

腰ひもを結ぶ場所に着物がたまっていないようにします。

ここで腰回りをキレイにしておかないと、

腰ひもを結んだ時にダブついた部分が挟まってしまいます。

結んだあとに挟まった部分を引き抜いたら、腰ひもがゆるんでしまうので注意しましょう。

着物の着方 腰ひもを締める前に着物をキレイにする

 

腰回りがキレイになったら、右手で腰ひもの真ん中を持って、

お腹から両手で後ろへ回し、後ろで交差する時にキュッと締めます。

交差させて前へ回し、1回結び、2回目は1重目のひもももすくってそれぞれ反対側へひねります。

ひもの先を腰ひもに沿わせて挟み込みます。

こうすると結び目が大きくならず、スッキリします。

 

文章にすると分かりにくいかもしれませんね。

動画でご確認くださいね。

 

腰ひもの締める強さは、締めた後に指が2本入るくらいの強さです。

ポリエステルの着物や、補正パッドと使った時などは滑りやすいので、

いつもよりしっかり締めましょう。

 

「山本流 腰ひも1本のラクな着付け」で使う腰ひもはこれだけです。

次はおはしょりをきれいにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更新日 | 2017/03/29

カテゴリ | 山本呉服店流着付け・やきいも部

魔法の油の魔法のレシピ♪ カリッとおいしい「まほうの大学いも」

食品も扱っている山本呉服店で、お客さまのリピート率No.1は、なんといっても「魔法の油」!

魔法の油はマイナスイオンがチャージされた、酸化しにくくおいしく使いきれる油です。

魔法の油 1600g    1296円

 

魔法の油を使って、簡単、カリッとおいしい大学いもの作り方をお教えします!

 

「まほうの大学いも」つくりかた

材料:
さつまいも 大1本、
砂糖 大さじ3、
チベットの雪華(山本呉服店で販売しているミネラルたっぷりおいしい塩)ひとつまみ、
魔法の油 大さじ3

 

①さつまいもをスティック状に切り、フライパンに材料をすべて入れ、中火にかける。

②火が通るまでふたをして、時々砂糖をさつまいもにからめ、全体にあめ色になったらできあがり♪

 

山本呉服店のきもの体験会でもおなじみ、スタッフ手作り「おもてなしごはん」でみなさんに食べていただいた時も「おいしい!」と好評でした!

 

ちなみに、山本呉服店過去最高に「料理ができない社員・大谷」が、家で「魔法の油」を使わずに作ってみたところ、べちゃべちゃになってしまいました!

「おもてなしごはん」のときは魔法の油でちゃんとできていたので、ウデのせいではなく油のせいだとおもいます!!

 

今の季節、舞茸の天ぷらもカリッと揚がって美味しいですよ!

 

さらに・・・

油を無駄にしないエコ利用法↓↓↓

大学いもを作って残った油にお醤油をいれてきんぴらごぼうを作るとおいしくできます!

ぜひお試しくださいね♪

 

お客さまのリピート率No.1、スタッフも愛用している「魔法の油」で食欲の秋を堪能してね!

 

 

 

更新日 | 2017/03/27

カテゴリ | 食品

山本呉服店流「腰ひも1本のラクな着付け」④長襦袢の着方

山本流「腰ひも1本のラクな着付け」。

道具や着物の準備ができたら、長襦袢を着ます。

絵の中の長襦袢は黄色、半衿はピンク、コーリンベルトは赤で表示してあります。

 

①長襦袢を羽織る

1.前で半衿の先を合わせ、左手で持つ。

2.後ろへ回して両手に持ち替え、広げる。

3.下から肩へ掛ける。

4.左手で内側から両方の半衿の先を持ち、右手の袖を通す。

5.左手で持っていたところを右手に持ち替え、左手の袖を通す。

 

*注意点*

注1:長襦袢に限らず着物も羽織も、洋服を着るみたいにバサッと羽織ると、見た目にも悪く、袖が顔に当たりメイクが付いて着物が汚れたり、良いことがありません。下からそっと掛けるのがコツです。

注2:半衿の先を持つのは、半衿が左右対称に付いているので、自然と背中心がズレることなく着られます。半衿は左右対称に付いていなければ衿先から合わせていってください。

 

 

えり先を合わせる1

 

 

②衿を抜く

1.右手は半衿の先を持ったまま、左手は後ろで引っ張り布を引いて、こぶし1個分ほど衿を抜く。

 

背中心を合わせる1

 

衿を抜く1

 

④衿合わせを決める

衿の抜き加減が決まったら、そのまま下前(右側)の衿の位置を決めます。

 

上前(左側)を上にかぶせます。

衿の合わせる角度は、普通は鎖骨の真ん中のくぼみが隠れるくらいです。

振袖や子供さんならしっかり隠れるように合わせ、年配の方は少し鋭角にゆったり合わせます。

 

下前を合わせる1

上前を合わせる1

 

 

⑤コーリンベルトをとめる

衿の位置が決まったら、そのまま動かさないように下前からコーリンベルトを留めます。

後ろの引っ張り布に通してあるコーリンベルトを、左側の身八ツ口から入れ、

ウエストの位置で留め具が床と水平になるように留めます。

コーリンベルトの留め具が上を向いていると、着ているうちに衿が詰まって行くし、

 

下を向いていると衿が開いて行きます。

 

コーリンベルト下前1

 

上前もコーリンベルトで留めます。

上前をかぶせ、上前(右側)のコーリンベルトの留め具が、下前と同じ高さになるように留めます。

左右の高さが違うと、衿の角度が左右違ってしまいます。

 

コーリンベルト上前1

 

 

⑥長襦袢のシワを伸ばす

コーリンベルトを留めたら、長襦袢のシワをキレイにします。

背中は引っ張り布を下へ引っ張り、背中のシワを左右の脇へ送ります。

出来上がり後ろ1

 

背中をキレイにして余った分は脇線の所で折りたたみ、

後身頃は後ろから前、前身頃は前から後ろへ送るようにします。

手つきもマネして下さいね。

 

長襦袢 脇の始末2

前から見て、コーリンベルトの上に長襦袢がダブついていたら、

下後ろへ引いて脇のシワを取ります。

 

長襦袢 脇の始末 前

 

 

いかがですか?

キレイに着れましたか?

ポイントは、コーリンベルトを床と水平に、左右同じ高さに留めることと、

シワがないようにキレイに脇で始末することです。

長襦袢がシワなくキレイに着れていないと、その上に頑張って着物を着てもキレイには着れません。

 

着物美人目指して頑張りましょう!

次は「着物の着方」です。

更新日 | 2017/03/24

カテゴリ | 山本呉服店流着付け・やきいも部

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