紬
お家で着物を着たい方に最適♪鮮やかできれいな色、着やすい紬がいっぱい!米沢紬
*米沢紬って何?
山形県は日本有数の織物の産地。米沢紬はそれらの総称です。
紅花を使って染めた糸で織られた、ピンクや黄色など色もかわいい「紅花紬」。
ぜんまいのわたを織り込んだ味わい深い「ぜんまい紬」。
琉球絣の影響を受け、絣が美しい「米琉絣」。
シャリッとした肌触りの良さが魅力、男ものも豊富な「白鷹御召」などバラエティーに富んだ織物がたくさんあります。
*米沢紬、どんなところに来て行ける?
紬はカジュアルなシーンで活躍する着物です。
・京都へお出かけ♪
嵐山へ散策や、趣のある神社仏閣へ御朱印めぐりもステキ♪
・お稽古ごと
着付け教室など。自分のサイズの着物で練習するのが上達の近道!紬は滑らないから着やすいよ!
・ホームパーティー
お友達と一緒に「おうちで着物」を楽しもう♪
・女子会、同窓会
紬の着物なら派手すぎないオシャレが楽しめる!
*米沢紬『紅(べに)の会』開催
令和6年3月8日(金)〜10日(日) 3日間、きものやまもと北方店で紬の一大産地・山形県より、人気の紅花紬をはじめぜんまい紬や米沢の紬の数々が勢揃いします。
とくに、9日(土)、10日(日)の2日間は米沢紬のスペシャリスト『みわきさん』が来店!
みわきさんは山形県米沢で種類の豊富な米沢紬だけを扱っている、紬のプロフェッショナル。
糸づくり、染め方、織り方など紬のことならなんでも知ってる、これからの米沢紬を背負って立つ人です。
今回も、きれいな色、かわいい色が大好きな当店のお客様の好みに合わせて、新作米沢紬を持って来てくれますよ!
*紅の会その1*「米沢紬」お勉強会
紬のスペシャリストみわきさんが、米沢紬のことを色々教えてくれますよ。
中でも1番人気の紅花紬。
原料の「紅花」の花ってどういうの?糸はどうやって作るの?染め方、織り方は?
これであなたも紅花博士になれちゃうかも!?
講師:みわきさん
日時:3/9(土)、 10(日) 各日11:00~、14:00~、15:30~
以前みわきさんにお見立て着てもらったよ♪という方、着物を着てお話を聞きませんか?
作り手さんは着物になった後、どんな風に着てもらっているか、なかなか見る機会がありません。
着姿を見れたらみわきさんも喜んでくれますよ!
プチお出かけ気分で着物が着たいな、という方もぜひ!
もちろん着付けはお任せ!ご予約くださいね。
*紅の会その2*「私のきもの、なに紬??」着物なんでも鑑定団
おうちにある、どこの紬か分からない着物なんでも持って来て、みわきさんに鑑定してもらおう!
紬は多種多様!産地によって染め方や織り方が全然違う奥深さが魅力です♪
紬のプロ・みわきさんにどんな紬か教えてもらったら着物のこともっと好きになっちゃうかも♪
*紅の会その3*みわきさんと一緒にお昼を食べよう【ご予約承り中】
*その4*北陸復興応援フェア&おもてなしご飯
当店名物『おもてなしごはん』は金沢の『ヤマト醤油味噌』さんの糀を使ったメニューです。
少しでも能登の復興にお役に立てれば、と食材に選びました。ぜひ食べに来てくださいね!
ご来店のご予約、 お問い合わせは『お問い合わせフォーム』または
きものやまもと北方店 TEL058-323-8140 へお電話くださいね。
本格的な本場大島紬から新しいきれい色の大島紬まで勢揃い!女性の憧れ大島紬が北方店へやってくる!
令和4年2月18日(金)〜20日(日)の3日間、
きものやまもと北方店に、全女性の憧れ・大島紬がやってきます。
普段なかなか見ることができない本場大島紬や新感覚の大島紬まで勢揃いします!
【大島紬って?】
日本全国で作られる紬。
寒い地方では温かく着られるように、暖かい地方では涼しく着られるように、その土地その土地の風土にあった個性があるのが、紬の味わい深く面白いところです。
鹿児島、奄美大島の暖かい気候で生まれた大島紬は、絹糸を何度も泥染し、余分なものを削ぎ落としているので、シャリっとして光沢があり、しなやかで、軽くて着やすいのが特徴です。
しかし、今や大島紬の生産量はピーク時の1.3%まで激減し、染料であるテーチ木の採取業者も高齢化で閉鎖するなど、伝統的な技法で作られる大島紬は幻になっています。
【大島紬に生涯をかけた男・福原さん】
従来の本格的な絣柄の本場大島紬の伝統と着心地の良さを守りつつ、情熱的に新しいモノづくりに励んでいるのが、大島紬のスペシャリスト・福原さんです。
福原さんのルーツは奄美大島の喜界島で、先祖代々大島紬の製造、販売に携わってきたお家柄。
当店には今までにも何度か来てもらっていて、とても長いお付き合いをさせてもらっています。
従来の大島紬といえば茶、黒、藍など濃い地味な色の多いイメージ。
福原さんは「洋服を着て育った人たちに着てもらえる、新しい紬を作りたい!」
「シンプルで従来の大島にはない色を作りたい!」
「どうしたら若い方にも着てもらえるんだろう?」と考えていました。
福原さんは悩んだ末、鹿児島からわざわざ当店へ来店されました。
そこで着る人の視点に立ち、「こんな色がいい」
「もっとかわいい色じゃないと着れない」と福原さんとピンクの大島を作ることに挑戦!
ところが、「ピンクの大島なんて作れない」という職人さんを説得するのが一苦労。
何回も試作しては店へ持って来たり京都で見たりして、熱心に試行錯誤を重ねました。
2年かかってようやく「いい色だね!帯がなんでも合うね!」と満足のいくものができ、当店のお客様にも喜んでいただくことができました。
それにも増して喜んでくれたのが職人さんたち。
新しいものに挑戦してそれが支持してもらえたことがすごく励みになったようです。
その後「こんなものを作ってみたんだけど」「こういう織り方をしてみたんだけど」と新感覚の大島がたくさん生まれました。
2月18日(金)〜20日(日)の3日間、福原さんセレクトの本格派大島紬から、きれいな色の着物初心者も着やすい大島紬が北方店に勢揃いします!
さらに19日(土)、20日(日)の2日間は、福原さんが6年ぶりに北方店に来店!
大島紬のことならなんでも知っている福原さんに大島に関わるいろんなお話を聞けるチャンス!
大島のできるまでの詳しいお話や作業の大変なこと、最新作の大島のお話など熱弁をふるいます!
ぜひこの機会に本物に触れ、あなたにぴったりの大島紬に出会いに来てくださいね。
【大島紬の会 ご案内】
糸を染める職人さんや染料を作る業者さんなど生産者もぐっと減ってしまい、作れる柄もどんどん限定されている大島紬。
特に古典的な細かい絣模様の大島紬は貴重で、好きな柄に出会えるのは今しかありません!
着やすさ、裾さばきの良さ、丈夫さは最高!
本物の大島紬を着ることは究極のオシャレです。
泥染、白大島、藍をはじめ、福原さんならではのきれい色の大島まで本物が揃います。
何枚あってもいい大島紬、この機会にぜひあなただけの1枚に出会いに来てくださいね!
日時 令和4年2月18日(金)〜2月20日(日) 3日間
場所 きものやまもと北方店
<スペシャルゲスト>
19日、20日の2日間限定! 大島に生涯をかけた男・福原さんが6年ぶりに北方店に来店!
大島紬のことならなんでも教えてくれますよ。
特別企画<教えて、福原さん!!なんでも鑑定団>
「これって大島?」
「タンスの入っている紬、大島って聞いてるけど・・・?」福原先生に見てもらおう!
「どんな時に着られるのか?」「どの帯をしたら良いのか?」見てほしい着物、なんでも遠慮なく持ってご来店ください!
密を避けるため、ご来店のご予約をお願いいたします。
山本呉服店きものやまもと北方店
本巣郡北方町平成3丁目74−1
TEL 058−323–8140
京裳苑ならではの品揃え!!紬好きにはたまらない一生愛せる日本全国の紬が勢ぞろい!
今年も日本全国から京裳苑の会場でしか見ることのできない特色ある紬の数々が勢ぞろいします!
「コレ、好き♡」に出会えること間違いなしです!
牛首紬の着物。軽くて裾さばきが良いので旅行に名古屋帯を合わせてサラッと着こなし着物上級者♪
【生産数も激減!幻になる”日本の三大紬”】
紬はもともと、家族の着物を家で作って着ていたのが産地として残ったものです。
たとえば南の暖かい地方では大島紬のように薄くて滑りのいい紬、寒い地方では真綿を紡いだ厚手のふんわりした紬が作られてきました。
それぞれの土地の気候や風土に合わせた着物が作られていたので、一口に「紬」と言ってもそれぞれ特徴があります。
日本三大紬と言えば、
・大島紬(鹿児島)
・結城紬(茨城、栃木)
・牛首紬(石川)
が挙げられます。それぞれの特徴をご紹介します。
大島紬:鹿児島県南方の主に奄美大島の織物。手で紡いだ絹糸を泥で先染めし、手機で織ったもの。美しいツヤ、軽い着心地が特徴。藍大島、白大島は今ではとても貴重になっている。
結城紬:主に茨城県、栃木県で作られる、奈良時代から続く高級織物。真綿を紡いで織り出される結城紬は、ふわりと軽く暖かい上、丈夫でシワになりにくいことが特徴。ユネスコ無形文化財にも登録されている。
牛首紬:主に石川県白山市、旧白峰村で作られる織物。その中心地が明治初期まで「牛首」と呼ばれていたことから牛首紬という。手引きの糸を使い紬の中でも最も丈夫な紬。釘が抜けるほど丈夫なことから「釘抜紬」とも呼ばれる。ハリと光沢があって美しく、紬には珍しい後染めで華やかな印象。生地に節があるのも特徴。
どの産地も近年、生産数が激減していて、大島紬などは全盛期のわずか1.1%しか作られていないんです!
このままでは職人さんも高齢化し、熟練した技が絶えてしまうかもしれません。
京裳苑で日本全国の紬が見られる今のうちに、ぜひ一生愛せるあなただけの紬に出会ってくださいね!
京裳苑でおなじみの、自称「織りバカ」野田さんも来場して、日本全国の紬のこと、産地のことを詳しく教えてくれます!
それぞれの産地の気候風土に根付いた織物の歴史と、野田さんが全国を歩いて一反ずつ吟味して丁寧に集めた紬への思いをぜひ京裳苑の会場で聞いて、見て、触れて、着比べてくださいね!
きっとあなたの一生モノの紬に出会えます!
第45回 京裳苑のご案内
山本呉服店が年1回、京都で開催する秋冬新作発表会「京裳苑」。
45年も続いている価値ある展示会です。
大切に作られた作品を一人でも多くのお客様にぜひ、ご覧いただきたいです!
お出かけできる場所が限られる中ですが、華やかで美しい着物を見て、憧れの京都で心の安らぐ時間をお楽しみいただけるコースを企画しております。
近々着物を着る機会のある方、今までとは違うコーディネートを楽しみたい方、ぜひご家族、お友達を誘ってお出かけくださいね!
日時:令和4年6月4日(土)、5日(日)、6日(月)の3日間。
ところ:京都 平安神宮前「みやこめっせ」
何か欲しいなと思ったら、どれか1日京裳苑へ行こう♪
*当店の新型コロナウイルス感染予防対策につきましては、
「安心して旅行にご参加いただくために 新型コロナウイルス感染予防に対する取り組みとお客様へのお願い」をご覧ください。
11月27日•28日•29日は「第4回池裳苑」!オシャレな紬や帯が盛りだくさん♪西陣のくまモンも再来店!
近頃は周りの木々もすっかり紅葉して、いよいよ秋も深まってきましたね。
令和2年11月27日(金)、28日(土)、29日(日)、山本呉服店池田店で「第4回 池裳苑(いけしょうえん)」を開催します!
これからの季節にぴったりの、ほっこりあったか気分の着物や帯をご紹介しますよ♪
【池裳苑みどころ♪】
*産地直送!山形から”米沢紬”がやってくる!!
日本有数の着物の産地、山形県米沢市から新作•新色が揃います!
社長・山本千恵子の「ぜんまい紬お勉強会」!!
*西陣からオシャレな帯がやってくる!!くまモンも再来店!!
夏の”京裳苑”で大人気!「揉み箔」の帯が再び!土日は熊本織物•熊本社長も池田店に来店♪
*品の良いフォーマル着物からかわいい小紋もい〜っぱい♡
着物好きにはぜひ見て欲しい!
*社長•山本千恵子のイチオシコーナー!!
池裳苑ならではのおもてなし&体験♡
【産地直送!山形から”米沢紬”がやってくる!!】
山形県といえば、さくらんぼ、将棋の駒など有名なものは数々ありますが、中でも米沢は日本有数の織物の産地として有名ですよね。
ひとくちに米沢の織物と言っても、実はいろんな種類があるんです。
ピンクや黄色、水色などカラフルでかわいい色がいっぱいの可愛い「紅花紬」をはじめ、絣柄がきれいな「米琉紬」、男物も豊富な「白鷹御召」などなど、バラエティーに富んでいます。
今回は、その中でも特に注目のふたつをご紹介しますね!
「ゆらぎ織」(モデル写真左)
光沢のある染め方で、動くたび陰影で色に変化が生まれる不思議な紬。
近くで見ると紬の節が見えて、深い味わいがあります。
実際に手にとって見ていただきたい美しさです!
「ぜんまい紬」(モデル写真右)
ぜんまいって何!?と思われるかもしれませんが、食べ物のあの”ぜんまい”です。
ぜんまいのわたを織り込んであります。
生地の中のポツポツと茶色いのがぜんまいのわたです。
シャキッとして裾さばきがよく、落ち着いた雰囲気の着やすい着物です。
ゆらぎ織、ぜんまい紬どちらも母娘で兼用して着ることができます。
しゃれ袋帯や名古屋帯、半幅帯などと合わせて、同窓会や観劇、女子会などカジュアルな場にも着やすい着物です。
山本呉服店のお客様にはおなじみの「米沢織物」のみわきさんが、今回の池裳苑には来店されませんが、その代わり、当店のお客様をイメージした着物や帯の新作・新色を山形から直送してくれますよ!
『特別企画 ”ぜんまい紬”をお勉強しよう!』
当店の社長・山本千恵子が、”ぜんまい紬”の作り方や特長をお教えします♪
『ぜんまい紬をお勉強しよう会』
場所:山本呉服店池田店
日時:11月28日(土)、29日(日) 11:00〜、15:00〜
講師:山本千恵子
【西陣からオシャレな帯がやってくる!!くまモンも再来店!!】
今年7月の京裳苑で初登場した「熊本織物」さんの揉み箔(もみばく)の帯。
初登場にも関わらず、大人気でした!!
『揉み箔』とは、和紙を手で揉んでくしゃくしゃにしてから加工して帯に織り込んでいく技法を使った帯。
人気のヒミツは、一度揉んであるので飾り結びをしてもシワになりにくいやわらかさ、体にフィットするしなやかさ!
光の当たり方、光の種類によって、色味や見え方が違っておもしろいんです♪
ギラギラしない落ち着いた色とスッキリした柄が着物に合わせやすくて、たとえば、小紋に合わせて習い事のとき。紬に合わせて京都散策。色無地に合わせて子供の卒業式などなど。1本あると便利な帯なんです!
熊本織物さんの詳しい帯のやわらかさとしなやかさのヒミツは、こちら↓↓↓ を見てね!
『京裳苑 銀箔の会に西陣のくまモン来店、熊本織物の「揉み箔」という珍しい技法で織った合わせやすい帯 附下から紬まで合わせられる万能帯』
さらに、熊本社長とのリモート対談はこちら↓↓↓を見てね!
池裳苑期間中の11月28日(土)、29日(日)の2日間、熊本社長さんが池田店に来店!!
「京裳苑でお話聞けなかった!残念!!」っていう方。
「優しい社長さんのお話をもっと聞きたい!!」っていう熊本社長ファンの方。
ぜひこの機会に西陣のくまモン・熊本社長に会いに来てくださいね!
*追記
27日(金)、池裳苑開催しました!
当店のお客様のお好みを把握してくれた熊本社長から、前回にも増してかわいい色使いの帯をたくさんご用意してもらえましたよ!見にきてくださいね!
【品の良いフォーマル着物からかわいい小紋もい〜っぱい♡】
池裳苑は米沢紬とくまモンの帯だけではありません!!
新潟からは華やかな「辻が花」の訪問着、東京からはおしゃれな「江戸小紋」、京都からは京裳苑でもおなじみ「染めの西原」の小紋や名古屋帯などが勢ぞろいします♪
今回の池裳苑は、気軽に着物を楽しみたい、着物大好きな方にぜひ見て欲しいラインナップになっています!
11月27日(金)〜29日(日)の3日間、どれか1日は山本呉服店池田店『池裳苑』へお出かけくださいね!
【社長•山本千恵子のイチオシコーナー!!】
その1 『笹蒸し寿し』でおもてなし♪
池裳苑にご来店のご予約をいただいた方に、心ばかりのおもてなし『笹蒸し寿し』をご用意しています。
「11月⚪︎日、△名で行きま〜す♪」と池田店へお電話くださいね♪
その2 『笹団子』お取り寄せ
米どころ新潟名物『笹団子』をお取り寄せします♪
11月23日(月)までにご注文くださいね。
<ご注文方法>
①山本呉服店池田店へお電話、LINE、メール、ご来店などでご注文ください。
(ご注文時にお支払いをお願いします)
②池裳苑期間中、ご来店時にお渡しいたします。
その3 お茶席体験
某有名京菓子付き!お茶席体験♪ お菓子は当日のお楽しみ♪
その4 お好きな着物試着&撮影体験♪
お好きな着物を着て、写真を撮ろう!
こんな時こそ普段着ない色にも挑戦!新しい自分を発見できるかも!?
今回の池裳苑は、ちょっとしたお出かけなどにも気楽にカジュアルに着られる紬や小紋が充実!
着物おしゃれを楽しみたい方にはピッタリな会になっています♪
なかなかお出かけもしづらいご時世、きれいな着物を見て気分転換に山本呉服店へお出かけくださいね!
密になるのを避けるため、ご来店日時のご予約をお願いいたします。
ご予約・ご注文は
山本呉服店 池田店 TEL 0585−45−7140
岐阜県揖斐郡池田町八幡2580−1
へ、ご連絡くださいね!お待ちしています。
京裳苑で見逃したあなた!!大河ドラマ「西郷どん」で大注目の大島紬が池田店にやってくる!
7月20日(金)、21日(土)、22日(日)、23日(月)の4日間、
山本呉服店池田店で、「京裳苑」の池田店版「池裳苑」を開催します!
「池裳苑」とは、山本呉服店のお客様のためだけの新作発表会「京裳苑」の池田店版。
京裳苑でも特に人気の小紋や紬、名古屋帯のメーカーさんを集めて、
京裳苑はご都合が悪くて行けなかったお客様にも池田店で見ていただこう!という会です♪
今年の京裳苑は、特に小紋や紬などの”おしゃれもの”がとっても充実していて、
可愛くてお値打ちなものが多く出品されていました♪
スタッフも皆小紋や名古屋帯などを買ってしまいました♪( ´θ`)ノ
そんなに良いものがたくさんあったんだから
「京裳苑に都合が悪くてこられなかったお客様にも見ていただきたい!!」ということで、
7月20日(金)、21日(土)、22日(日)、23日(月)の4日間、
山本呉服店池田店で、「京裳苑」の池田店版「池裳苑」を開催します!
(大事なので2回目言いました!!٩( ‘ω’ )و)
池裳苑では、今年の大河ドラマ「西郷どん」でアツい大島紬も出品します。
日本3大紬のひとつに数えられる大島紬。生産数は残念ながら年々減少を続けています。
わずか30年前には38万反も作られていたのに、現在では奄美で4500反、鹿児島で1500反しか作れなくなってしまいました。
その中でも、特に生産数が減っているもの、今年注目のものをご紹介します。
注目その① 大河ドラマ「西郷どん」の2番目の妻「愛加那」さん縁の大島紬
現在、西郷さんの奄美大島での妻、愛加那さんの妹さんの家系の方が大島紬の機屋さんをしていらっしゃるそうです。
そこで愛加那さんの着ていた着物を、当時のように草木染めの真綿紬で再現しました。
大島紬といえばシャリっとした手触り、光沢のある着るとシュッシュッと衣擦れの音がする着物のイメージですが、実は現在のような絹練糸を使うようになったのは、昭和初期から生産効率や品質向上のために使われるようになりました。。
昔は「大島紬」というくらいなので真綿糸が使われていたそうです。
そういえば「西郷どん」の登場人物たち、現在のイメージする大島紬を着ている人はいないですよね。
真綿糸の大島紬は技術や手間がかかるそうですが、私たちがイメージする大島紬にはない味わいのある大島紬です。
今年は奄美群島が世界自然遺産に登録を申請していたり(現在はユネスコから登録延期とされています)、大河ドラマ「西郷どん」では西郷さんが奄美大島に流されたり、ますます奄美大島・鹿児島から目が離せなくなりますね!
注目その② まるで3D!もう作れない「飛び柄」の大島紬
染め物ではよくある「飛び柄」、大島紬でも昔は当たり前のように作られていました。
しかし大島紬は先に糸の柄になる部分を染めて、織ったときにきちんと染めた部分が重なって柄になる作り方なので、大変な技術と手間がかかります。
手織りである以上、柄のない「地」の部分は、どうしても「段」ができてしまうそうです。
無地に見えるだけに熟練した職人さんでないと「段」ができてしまい、
若い職人さんの織った段のあるものは最後の検査が通りません。
こういう難しい柄を今まで織っていた職人さんは、皆70代、80代と高齢になり、
たいへんに神経と体力を奪う「飛び柄」が作れなくなっています。
「飛び柄に段ができてしまうのなら、最初から図案の段階で柄を埋めてしまおう」と、
ますます飛び柄が生産されなくなっています。
そんな中、難しい飛び柄に、色の入った大島紬があります。
刷り込みという技術で糸に色を入れます。
ところがこの刷り込みのできる職人さんが奄美大島で3人しかいないそうです。
色の入った糸で総絣という技法を使って織っているので蝶がパッと浮き上がって見えるんです。
無地の部分があって、柄は繊細で蝶が舞うようで、着姿も非常にカッコいい飛び柄の大島紬。
ただでさえ飛び柄の大島が作られなくなっている上、色の入った飛び柄の大島紬は今あるだけで終わりという、
もう幻になってしまう大島なんです!
注目その③ なんと12色も!濃淡だけで描く奥行きのある白大島
もうひとつ貴重になっているのは白大島です。
白大島の場合は織っている時、光がすごく反射してくるそうです。
黒はある程度光を吸収してくれるのですが、白は全部反射するので織っている人は目をやられてしまうそうです。
2時間くらい織ると目がハレーションを起こして絣が見えなくなってしまいます。
職人さんが70代80代なってきたので、目にも大きな負担がかかる白大島がだんだん作れなくなっています。
一般的な白大島は抜染式という方法で、糸を最初真っ黒に染めて、染めた糸を締めて、締めてない部分の色を抜くので、締めたところだけ黒く残ります。
この糸で織ると白と黒の2色だけ使った一般的な白大島になります。
ところが、12色も使って織られた白大島があるんです。
一番黒い黒、ちょっと薄い黒、濃いグレー、薄いグレー・・・段々トーンを落としていちばん薄い色は水色。
濃淡だけで12色使っているので、奥行きのある浮き上がったような柄になります。
抜染式と比べると柄の出方がまるで違います。
白でも立体的に見える白大島。こちらも幻になる目前です!!
日本の3大紬のひとつ、大島紬。
残念ながら京裳苑に行けなかった方も、山本呉服店池田店で、
本当に幻になってしまう前に価値ある1枚に出会いませんか?
池裳苑のご案内
「京裳苑、行きたかったけど都合が悪くて行けなかった!」
「もう一度見たい!!」という方は、京裳苑の池田店版「池裳苑」へ、ぜひお越しください!!
大島紬、小紋、名古屋帯など、京裳苑で人気のおしゃれに着たい着物や帯が山本呉服店池田店に揃います!
もちろんいつものように、合わせたい着物や帯がある方はお持ちくださいね!
山本呉服店名物「おもてなしごはん」もご用意いたします。
京裳苑にご参加くださった方も、行けなかった方も、7月20日〜23日は山本呉服店池田店で「池裳苑」を楽しんでくださいね!
お待ちしています♪( ´θ`)ノ!!
開催期間:平成30年7月20日(金)、21日(土)、22日(日)、23日(月)の4日間
会場:山本呉服店 池田店
岐阜県揖斐郡池田町八幡2580−1 TEL 0585−45−7140
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