二十四節季/季節を楽しむための着物
お正月ってなに?新年を迎える準備をしよう
お正月は『年神様』という新年の神様をお迎えする行事です。
年神様は家々にやってきて、生きる力や幸せを授けてくださると考えられています。
昔から12月13日にすす払いをしたり、しめ縄を作ったり、年神様をお迎えする準備をします。
この日を『正月事始め』と言います。
〜*〜*しめ縄としめ飾り どう違う?*〜*〜
*しめ縄
神様がいらっしゃる場所に飾り、世俗と神域の境目であることを示すものなので、鳥居や神棚に1年中飾る。
天照大神が天の岩戸から出て来た時に、再び天の岩戸に入ってしまわないようにしめ縄で戸を塞いだのが由来と言われている。
※ちなみに、伊勢神宮の鳥居にしめ縄がないのは、伊勢神宮ができた後に『鳥居にしめ縄』という様式ができたからだそうです。
*しめ飾り
玄関に飾る、年神様をお迎えする目印。我が家が神様をお迎えするのにふさわしい家であることを示す。
〜*〜*しめ飾り 飾りの意味*〜*〜
しめ縄は普通の縄とはヨリが逆で、綯(な)いはじめが向かって右になるように張ります。
しめ飾りにはいろんな形のものが売られていますが、飾りひとつひとつに意味があります。
*橙(だいだい)
実が木から落ちにくく、1度成った実が3年経っても落ちないことから、子孫繁栄を願う。
*裏白(うらじろ)
葉の裏が白いシダ植物。大きく育ち、繁殖力が強いことから、生命力や子孫繁栄の象徴。
*ゆずり葉
ゆずり葉は日本原産の常緑樹で、新芽が出てから古い葉が落ちることから、円満な世代交代や子孫繁栄を願う。
*紙垂(しで)
稲妻の形を模していて、豊作を願う(雷が多い=降水量が多く豊作になる)
〜*〜*しめ飾り いつからいつまで飾る?*〜*〜
『正月事始め』以降であればいつ飾り始めても問題ありませんが、縁起が良い日、悪い日があります。
*縁起が良い日
12月28日:『八』が末広がりで縁起が良い
*縁起が悪い日
12月29日:『二重苦』(二重に苦がある)として縁起が悪い
12月31日:『一夜飾り』になるので神様に失礼
※お餅をつくのも同じ理由で縁起が良い日につきます。
一説には、年神様は31日の早朝に家々へやってくるので、31日の昼や夜に飾っていては目印がなく、神様に家に来てもらえないと言われています。
しめ飾りはいつまで?
『松の内』とは、正月事始めから年神様がお帰りになられる期間で、松の内の間、しめ飾りや門松を飾っておきます。松の内の期間は地域によって異なり、1月7日まで、または1月15日までとされています。
氏神様で1月15日に行われる『左義長(どんど焼き)』で焼いてもらいます。
日々無事に暮らせることに感謝しながらお正月準備をして、清々しい気持ちで新年を迎えましょう。
更新日 | 2023/12/12
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7月7(金)・8(土)・9(日) 第二回「七夕川柳大会」開催!!@池田店
7月7日(日)は七夕ですね♪
七夕といえば、手習い事の上達や、無病息災に関するお願い事をします♪
山本呉服店でも例年、お願い事を短冊に書いて笹に結んでもらい、7日になったら揖斐の三輪神社さんでお焚き上げをしてもらっています♡
今年は、それにプラスして、最近の身近な出来事を振り返り、一句を読んでもらう、
七夕川柳大会を開催しようと思います!!
ところでみなさんは、「川柳」の作り方、ご存知ですか??
「川柳」は「俳句」と同じように「五七五」のリズムで詠みます。
季語を使って、自然に関する内容が多く、読む人にに風情や情緒を 感じさせる「俳句」に対し、
「川柳」は口語(話し言葉)を使い、 身近な人や社会の出来事を題材にするので、
読む人にとって親しみやすくユーモアを感じさせます。サラリーマン川柳が有名ですね♪
ということで、今回募集する「川柳」のテーマは、
「最近の出来事」です!
集まった川柳は、7/8(土)・9(日)に、京都からやってくる、審査員の先生?!に
特別に審査してもらいます♪
そして、結果発表は9日(日)大賞の方にはステキなプレゼントがあるかも♡
みなさんどしどしご応募くださいね♪
ところで、山本スタッフのみんなはどんな句を詠んだのかな??
のぞいてみよう!!
更新日 | 2023/07/02
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