2023年10月
着物を着ようと思ったらぞうりとバッグがベタベタ!どうしたらいいの?草履バッグの正しい保管方法
着物を着る機会ができて、久しぶりに草履やバッグを出してみたらすごくベタベタする!
そんな経験はありませんか?
「これ直らないかな?」というご相談にいらっしゃる方も多く、実際に草履を見せていただくと大事にみニール袋に入れて箱に入れている方がほとんどです。
「ちゃんとビニールにしまっているし、まだ1回しか使ってないのに」と言われます。
残念ですが、一度ベタベタになってしまったら直りません。
あなたのお家の草履バッグは大丈夫ですか?確認してみましょう。
《草履・バッグ 正しい保管方法》
注意するポイントは5点。
①ビニール袋や箱から出す。
②下駄箱や収納棚にしまう。
③埃が気になる場合は不織布に入れる。
④乾燥剤を置いておく。
⑤時々棚を開けて風を通すと良い。


着物や帯もそうですが、湿気が一番の大敵です。
草履・バッグをビニール袋や紙箱に入れて保管するのはNG。
高価なものだし、滅多に使わないから大切に袋や箱に入れたくなる気持ちは分かりますが、これがベタベタの原因になります。
紙箱に入れたままにすると箱が湿気を吸って、それが草履に移り、べたべたしたりカビが生えたりします。
ビニール袋は湿気の逃げ場がなくなり、さらに追い打ちをかけます。
草履やバッグについたベタベタはもう二度と取れません。
購入時、袋に入れて化粧箱に入っている場合が多いと思いますが、それは持ち運びやすいとか、傷つけないため。
お家に持ち帰った後は全て取りましょう。
下駄箱や収納棚など、風通しの良い状態にしておくのもポイントです。
時々はたき等でホコリを払ってやりましょう。
もちろんどれだけ気をつけて保管していても、年数が経つと経年劣化で傷むこともあります。
ベタベタになるだけでなく、草履の裏が剥がれたり、鼻緒が取れたり、表面がペラペラめくれてきたりすることもあります。
それはどうしようもない事ですが、できるだけ長く使うために、正しい保管の仕方をして大切に使いましょう!
着物や帯、草履バッグも、一番良いのは身につけることです。
そうすると自然に空気に触れ、湿気を飛ばすことができるので、虫干しがわりになります。
なかなか着る機会がなかったら、空気の乾燥した秋〜冬にタンスの引き出しを開けてあげるだけでも違いますよ。
なかなか着る機会がなかったら、空気の乾燥した秋〜冬にタンスの引き出しを開けてあげるだけでも違いますよ。
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