山本呉服店
について
着物の魅力を伝えることを通し、
和装文化を守り育む。
山本呉服店は2020年に130周年を迎えました。
まずお客様お一人おひとりが、その方らしいTPOにあった着こなしを楽しんでいただけることを一番大切にしています。着物は着物単体で着こなしは完成しません。同じ着物でも合わせる帯や小物の組み合わせのバリエーションは無限で、全く違う印象に見えるのも着物の愉しさのひとつです。そういった着物ならでは愉しみ方をライフスタイルとしてご提案していきたいと思っています。
創業以来「三方良し」の精神で、お客さま、お取引先、山本呉服店の関係が円滑に回ることを一番大切にしています。
そして着物業界、地域の皆さまへの社会的貢献も念頭に入れ、様々な行事やイベントを開催しています。
「利は元にあり」
買い取り仕入れで、
良い品をお値打ちに提供。
仕入れ値をできるだけ安くし、
お客様にお値打ちを提供することを一番に心掛けています。
現在、着物市場の95%以上は問屋・メーカーからの委託販売が行われています。その場合、販売店がリスクを負わない為、商品の仕入れ値が何倍にも高くなり、お客様にそのご負担を頂く値付けがされているのが現状です。
山本呉服店は現金による買取仕入れでリスクを負うことで、委託販売に比べ数分の一の価格で仕入れています。
その為に、とても厳しい目で吟味し、仕立て上がった着物を着た時に一番きれいな仕上がりなると自信を持ってお勧めできる品を仕入れています。
お客様のご都合のいい時に、お客様に見ていただけるようご用意しています。
反物の裁断は自分たちで。
お仕立上がりまで、
細心の心配りを。
山本呉服店では反物をすべて店で裁断してから仕立屋さんにお願いしています。現在、着物も海外縫製が多くなり、裁断まで行っている呉服店は全国でも数件です。
お客様の顔や体型、雰囲気や好みに合うよう柄合わせをしながら裁断し、仕立伝票にも細かく指示を書いて仕立て屋さんにお渡しすることによって、お客様にお似合いになり、美しく見せる仕上がりになるからです。
仕立てはすべて近くの熟練した仕立て屋さんにお願いし、手縫いで丁寧に仕立てていただいています。
いろいろな思いを込めて一枚の着物の購入されたお客様のため、仕立上りにまで責任を持って、細心の心配りを行っています。
商いを通して
日本の文化を
もっと身近に楽しむ機会を。
呉服店という商いは、奥深い日本の文化の伝承者であると私たちは考えています。
着られる方が素敵になる着物のコーディネートや着こなしのアドバイスを通して、着物を着る嬉しさ、楽しさ、感動をたくさんの方に体感していただきたいと、スタッフ一同着物の知識の研鑽に日々努めています。
またいろいろなイベントや企画を通して、さまざまな世代の方に「和の文化」に触れ愉しんでいただく機会をつくっています。
着物を通して
お客様の人生に、
長く寄り添う。
本店創業の地・揖斐川町を中心に長年、地域に根付いた商売を続けてきました。三世代、四世代、五世代と続けてお付き合いいただいているご家族もたくさんいらっしゃいます。
ご家族の節目である、「結婚、出産、七五三、入学式、卒業式、成人式」、そしてまた新しい世代の方とのご縁を頂く家族ぐるみでお付き合いが繋がっていくことで、着物を通して地域の文化や日本の伝統行事を伝えていくことができる1つの方法だと考えております。
信頼と伝統を受け継いで、新しい提案を。
2018年4月、30代で5代目の社長に就任しました。
呉服店の娘として育ち、大学進学で東京で一人暮らしをした時に初めて、一般のご家庭では着物は生活の中に存在しないことが普通だということを知りました。
着物は手の届かない特別なものではなく、もっと身近でワンピース感覚で着こなしていただくとができる選択肢として、ワードローブのひとつに加えていただくことができたら。そのために着付けやお手入れなどのお手伝いをさせて頂くことで、少しでも着物を着ることのハードルを低くし、着物のある暮らしを楽しんでいただけたらと思っています。
また着物を通して、その背景にある日本の伝統的な文化や思想も伝えていきたいと思っています。
山本呉服店代表取締役社長
会社概要
代表者名 | 取締役会長 山本 由紀子 代表取締役社長 山本 千恵子 |
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所在地 | 〒501-0619 岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪581-1 |
電話番号 | 0585-22-0140 |
FAX | 0585-22-5161 |
資本金 | 10,000,000円 |
創業 | 江戸時代中期 明和年間 (1750年頃) |
会社設立 | 明治23年(1890年) |
従業員数 | 15名 |
事業内容 | 着物・和装小物の販売、着付け・クリー二ング等のサービス |
取引銀行 | 十六銀行、大垣共立銀行 |
沿革
山本呉服店は、呉服屋専業になった明治23年から数えて、2020年に130周年を迎えました。
そもそもの始まりは、江戸中期のころ、城下町だった揖斐の三輪で兵八(ひょうはち)が営んでいた料理旅館。
泊まった方の便宜を図って着物のほころびを直したり、新しい着物を買っていただいたりしていたことが、のちの呉服屋創業のきっかけとなりました。
山本呉服店の屋号「やまひょう」はこの山本兵八に由来しています。
江戸時代中後期 | 明和年間(1750年、9代将軍家重の頃) 牛洞・兵八(現在の大野町牛洞)が揖斐の城下町で商いを始める |
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明治23年 (1890年) |
8代目の兵八が若く亡くなって、妻すぎが跡を継ぎ、着物専業になる。明治以降、山本姓があたえられ、屋号が「山兵(やまひょう)」となる |
第二次大戦時 | 「揖斐衣料店」とし揖斐地区を統括 |
昭和45年 (1970年) |
揖斐本店 建て替え |
昭和52年 (1977年) |
揖斐本店 改装 |
昭和53年 (1978年) |
4月 西日本着物拓裳会 結成 5月 第1回「京裳苑」開催 西日本最大級の新作発表会(京都勧業館にて) |
昭和64年 (1990年) |
池田店オープン 300坪、150畳の広い展示場を持つ大型ロードサイド店舗 |
平成11年 (1999年) |
北方店オープン アピタ北方店のオープンに合わせて開店 |
平成18年 (2006年) |
情報誌「糸をかし通信」発行 |
平成20年 (2008年) |
池田店 改装 |
平成25年 (2013年) |
ワクワク系マーケティング実践会 年間最優秀企業「ブランプリ受賞」 |
令和2年 (2020年) |
岐阜県WLB(ワークライフバランス)エクセレント企業に認定 |
C
S
R社会貢献活動
地域の方々にご愛顧いただいて、百三十年。
着物を通じて「和」を深め、様々な形で社会に貢献したいと考えています。
着物業界での役割
着物ができるまでには、機屋・染屋などの最終工程に至る前に、前段階の材料作りをする方、生産に必要な道具作りをする方、明治時代までは国益の一端を担っていた養蚕に携わる方など、お客様の目に触れないけれどもとても本当に多くの方の手を渡って、1枚の着物ができています。
しかしながら、先述の通り、着物業界内での委託販売の恒例化により、生産の最前線の現場までのキャッシュフローが滞っているのが現状です。
山本呉服店はきちんと責任を持って買い取ることにより、メーカーさんへの現金が回り、次の商品作りに回していただけることがとても大切だと考えています。
更に普段の接客から私たちが考える、お客様に必要とされる色柄、着物に対する価値観や考え方までお伝えし、今後求められるであろう商品作りに役立てていただけるよう情報提供を行っています。
今こそ、着物を着て頂くための好循環を作るためにそれぞれの企業の方との本気で協力することが必要だからです。
地域への貢献
やまもと文化祭
和の習い事体験やワークショップ(お茶席、つまみ細工、機織り等)、着物の写真プレゼント、着物の畳み方レッスン、3分でできるヘアアレンジ講座、お琴や三味線の演奏など、日本の伝統文化に気軽に触れて、楽しい思い出を作っていただき、身近に感じていただける場の提供をしています。
当日はお客様にボランティアとして協力していただきながら、地域の子どもさんやご家族の皆様とのコミュニケーションが広がっていく、新たな着物が繋ぐコミュニティー作りを目指しています。
インターンシップ受入実績
山本呉服店は国際化は英語教育だけでなく、自国の文化を知る事から始まり、違いを受け入れ合う事だという信念の元、学校教育の一環としての職業体験やインターンシップの受け入れを行っています。
2018年 中学校1校、高校1校、大学1校
2019年 中学校2校、大学1校
2022年 小学校1校
2023年 中学校1校
授乳所とお手洗いの提供
揖斐川町には町民人口を超える大きなイベントが年に何回もあります。
小さなお子様連れの方(特に赤ちゃん)が一番困ることに協力したいと思い、休憩所として開放しています。お近くの方もご遠方の方も、お気軽にご利用ください。
揖斐祭り(5月4・5日 三輪神社)
http://miwajinja.com/
揖斐川ワンダーピクニック
https://wonderpicnic.com/
揖斐川マラソン(11月第2日曜日)
https://ibigawa-marathon.jp/
地方創生カレッジ
公益財団法人日本生産性本部より、地方創生モデルケースとして採用され、明治学院大学の学生のインターンシップを受け入れました。
「地方創生カレッジ」内で地方の老舗企業が地域に果たす役割を紹介されています。
2019年 明治学院大学 経営学部 国際経営学科 神田良ゼミ
寄付・チャリティー活動
日本で起きた大きな災害や困難に対して、特に着物の産地への協力ができないかと考え、チャリティで商品を販売したり、山本呉服店各店舗で寄付金を集めたりしてきました。
2009年 | 北方店10周年記念講演会開催 収益金で書籍「クマともりとひと」を北方西小学校へ寄付 |
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2011年 | 腰紐チャリティー(東日本大震災) |
2014年 | 「桑の木プロジェクト」国内養蚕保護及び桑の植林に関する支援事業に参加 |
2017年 | 熊本城への寄付 |
2020年 | 首里城への寄付 |
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