2015年5月
虫干し出来なくても。
毎日いいお天気が続きます ^_^
乾燥しているのをお肌で感じますよね。
こんな時は着物の虫干しに最適❗️
絹の着物には虫よりも湿気ーカビが大敵なんです。
着物の裏が茶色くなっちゃった、
ポツポツと斑点がある、
それって汚れたんじゃないんです。 カビです❗️
臭いをかいでみると 湿気くさいのが証拠です。
箪笥にきっちり入れてあるから大丈夫、それが危険なんです!
虫干しをやっていればこんなにはなりません。
でも とってもやってられなーーーい (≧∇≦)
もちろん 一枚一枚広げて陰干しするに越したことはないんですが、
ぜーーん部広げなくてもオススメの方法があるんです。
箪笥を開けて
引き出しを交互に引き出し
風を通す。
コレを小まめにやるだけでも全然違います。
これなら出来ると思いませんか?
もうすぐ梅雨。
乾燥している季節にぜひやってみませんか ?
更新日 | 2015/05/07
カテゴリ | 着物のクリーニング・管理・保管
単衣の着物に最適、履きやすい草履
「6月なんだけど 履きやすい草履、有りませんか?」とのお問合せ。
白梅さんの草履が入荷しました。
草履台と鼻緒が自由に選べて挿げてもらえます。
山本呉服店では「 アルマジロ 」と呼んでいる台です。
正式には 「シコロ」と言うんだそうです。
素材は皮です。
歩く時に指に力が入りますが、横段の柄でザラザラしているので指が滑らず疲れません。
昔の草履より幅が広く小指が落ちません。
私も履いていますが快適です(*^^*)
此方も横に縞柄があり、色の縞の間の横段は絽 (夏素材 ) になっています。
コレも滑りません。
縞の色が淡いピンクと紫が有ります。
段の高さは1段と3段が選べます。
鼻緒も涼しげです。
幅が広く、薄綿がふんわり入っているので 足に食い込まず楽です(*^^*)
左3点は柄の部分が膨れ織りの様になっています。
右2点は綾織の柄です。
台と鼻緒を好きなのを選んで足の大きさと特徴を伝えてベテランの職人さんに挿げて貰えます。
また京裳苑や山本呉服店へ度々職人さんに来て頂いているので
そんな時に鼻緒の締め具合を直して貰たり、
かかとのゴムを変えて貰ったり、
鼻緒を違ったのに変えてイメージを変えたり、と
後後とても親切にメンテナンスして下さいます (*^_^*)
良いものを大切にずーーーっと使う、 そう言う暮らしを大切にしたいですね。
始めは少し高くても結局はお得ですよね(*^^*)
草履が痛くて着物を着る気にならない、なんて事もありませんよ!
山本呉服店は履きやすい草履、下駄だけしか取り扱いません❗️
安心してお好きなのを選んでくださいね (*^_^*)
揖斐祭り、終わる
揖斐祭りが終わりました。
店の前をやまが通って行きます。
やま蔵へ戻って行きます。
やまは蔵の中で来年のお祭まで眠りに付きます。
子供歌舞伎に出演していた子が
「この扉を閉めたらお祭が終わってしまうんだね」 と
名残り惜しそうに言ったそうです。
更新日 | 2015/05/05
カテゴリ | スタッフページ
揖斐祭の山本呉服店
揖斐祭にだけ 山本呉服店、本店のウインドーに
やまのミニチュアを飾ります。
このミニチュアはうちの町内のやま、高砂山をモデルに近くの宮大工さんが作られました。
何十年も前の事ですが、その方が是非飾って欲しいと持って来てくださったものです。
実は父は上の屋根部分が高すぎるとちょっと不満そうでした。
お祭が大好きだった父、山芸の世話役をずーーっとやっていた拘りからするとうなずけます。
でも今になってみるととても貴重で有難く思っています。
小さいウインドーには御神輿をかざり、外にはお祭りの提灯を下げます。
店内には浴衣を飾りました。
お客さまがひっきりなしに寄ってくださいます。
「白足袋 下さい」
いらっしゃったのは ご近所の 「はなもも歯科」の先生。
子供歌舞伎の芸世話をしてて下さいます。
「 ついでに 帯を結んで下さいませんか?」
町のお世話をしていて下さるんだから出来ることは協力しなくちゃ(*^^*)
Oさまはお友達と着物を着て 日傘を挿して・・・
ナント、優雅な出で立ち (*^^*)
小紋の着物で 来て下さいました。
Mちゃんはお母さんとお祖母ちゃんと寄ってくれました。
お祭は子供さんは大好きですね ♪
子供さんがいっぱい来てくれました (*^^*)
山本呉服店の本店は揖斐祭りの真っ只中!
歩くのに疲れたら休みに来て下さいね (*^_^*)
更新日 | 2015/05/05
カテゴリ | スタッフページ
揖斐祭、本楽(ほんがく)
雨で昨日の試楽(しんがく)は何年ぶりに中止。
5日本楽だけになってしまいました。
今日は打って変わって爽やかな晴天 (((o(*゚▽゚*)o)))
うちの木村さんの妹さんー 仕出、料理屋さんの「安兵衛」さんの奥さん、久保田さん。
訪問着の着付けをしました。
役者さんの横にお母さんが訪問着を着ていっしょに歩くのが慣わしなんです。
5町内のやまが三輪神社に揃い、
子供歌舞伎の出演者によるお練りが通りました。
紫の衣裳を着た 保名役は 三輪神社の神官さんの次男さんです。
久保田月子ちゃんは尾花丸役。 実は女の子です。
お神楽さんが来ました。
お練りが三輪神社へ入ったら舞殿で舞が始まりました。
お神輿が三輪神社を出た後、街中 ( 三輪 )を練り歩きます。
先導は三輪神社の神主さんが御幣で祓いながら歩かれます。
大人神輿が3つ、青年神輿が1つ、子供神輿が各町内に10ほどあるんですが、
御神輿をつる中学生がいないので 今年は5つしかつれないんだそうです。
子供歌舞伎が始まりました。
出演は4人とちょっと淋しく感じたのですが、いやいや
出演者が少ないから台詞も太刀回りも 皆 良くやっていて、
見応えがあります(*^_^*)
先程までエンジの着物を着て葛の葉(人間)だったのが
狐に戻って衣装替え。鮮やかなターコイズブルーの着物には狐火が金糸で刺繍してあります。
太刀回りをしながら和歌を書く場面です。
右手で1行書いた後、振り返りながら左手で逆手に持って書きます。
観客からは スゴイねーー! 上手やね 〜!! と声が聞こえていました。
芸が終わったら早速、夜の準備です。
それぞれのやまに提灯を取り付ける作業が始まりました。
夜祭りも情緒があってキレイで 大好きです (*^^*)
家へ帰ったら
わっせ、わっせ、・・・・・
おばば どっこいきゃるなー〜〜 あ なー〜 ♫
揖斐の民謡 「おばば 」を謡いながら お神輿が帰って来ました(*^^*)
「おばば 」は揖斐の民謡です!
ずーーーっと以前に
民謡のない岐阜市が おばばを岐阜市の民謡として宣伝して横取りしようとしている、と
揖斐に住んでいらっしゃった民俗学者の先生が激怒してらしたのを聴きました。
「 何で揖斐の人は揖斐古来のものだと取り返そうとしないのか!」と。
これから うちの本店の前で御神輿が行ったり来たり
7時すぎまで練り歩きます。
観に来た人が
「こんな立派なお祭なんだから もっと宣伝すればいいのに!」
「みんな見たいと思うよ!!」
確かにこんな立派な、文化的にも素晴らしいお祭が
こんな小さな街の町衆で出来ることを誇らしく思います。
さてさて、まだお祭は続きます (*^^*)
更新日 | 2015/05/05
カテゴリ | スタッフページ
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