撚金綴れの目出し
徳川美術館収蔵の小袱紗の復元から生まれた撚金綴れ(ねんきんつづれ)
金糸を織り込むのではなく、糸に髪の毛の8分の1という細い金を巻きつけて織る
桝屋高尾さんが苦労して発見、製作されるようになった特許製品。
山本呉服店でも大人気の袋帯です。
4月に桝屋高尾さんに新作を見せてもらいました。
柄は良いんだけど色にメリハリが無くちょっと残念!
色を指定して織って貰うことにしました。
そこでいつもお願いしているのが 「目だし 」
一部を試し織りして見せて頂いて決めるんです。
出来て来た 「目だし 」がコレです。
まだまだハッキリしません。
コレはハッキリさせる為に色の部分( ターコイズブルー )だけ
金を巻かずに織ってみたそうです。
これでは稔金らしさが無くなってしまい、
普通に金を織り込んだ帯と違いが分かりません。
勿体無いです。
織っただけで仕上げがしてないので写真ではちょっとヨレっとしていますが、
稔金らしい細かい金の光がキレイで、柄もしっかり見えます。
ターコイズブルーとピンク、ゴールドの優しい配色が良いですね (*^^*)
着物の世界ではまだエンジ、オレンジ系が多いんですが、
日本人は黄色人種、
8割の人はオレンジよりピンク系の方が似合うんです!
着物でもそうですが、まだピンク系やパステル系の
物作りをしているメーカーさんは極僅かしかないんです。
桝屋高尾さんも元はオレンジ➕金が殆どでした。
そこで作ってみて頂く様にお願いしたのが4ー5年前。
高尾さんも受けて下さったものの職人さんを説得するのは私達が想像する何倍も大変だったようです。
それでも当店から提案した色柄が他店でも先に売れて行くのをみて
最近ではすぐに目立てを作ってみてくださいます (*^^*)
コレで織って頂くことにしました。
山本呉服店のオリジナルです。
高尾さんも当店の希望をしっかり受け止めていつも一本でも織って下さいます。
こうしたシッカリした技術、他では真似の出来ない物作りをしているメーカーさんと一緒に
こんな着物や帯があったらいいな 〜 、という物を作っています。
出来上がりが楽しみにです!
出来上がって来たらまたアップしますね (*^_^*)
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山本呉服店、揖斐本店
0585-22-0140まで
お電話ください。
更新日 | 2015/05/15
カテゴリ | スタッフページ
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