『品格の教科書』一生ものの知識を1項目ずつ習得! あなたも自然と品格美人!
山本呉服店会長、山本由紀子著「品格の教科書」より、今すぐ役に立つちょっとしたマナーをお教えします!
①『お金に着物を着せなさい』 〜品格の教科書P74より〜
年末年始はお金のやりとりも増える季節。封筒やポチ袋はカバンの中には必須。
お年玉や心付け、借りたお金(大金ではなく少額)を返す時にも、ポチ袋が重宝します。
お友達に300円貸したとき、後日、「ずっと気になっていて。あの時は助かりました」とポチ袋に入れて返してくれました。
添えられた「ありがとう」の文字にもその人柄が表れていて、さすがだなぁと思いました。
お金に着物を着せてあげると、感謝の気持ちがさらに倍増します。
小銭もポチ袋に包むとさらにステキ!
少しの心遣いで、相手の気持ちは大きく変わります。
「丁寧にしてもらってありがとう」「この人は素敵な人だな」と思うのではないでしょうか?
《キムタクと織田ちん袋》
大盛況の信長祭り。あの時のニュースで、岐阜出身の伊藤英明さんが、映画にちなんだ絵柄のポチ袋をキムタクにプレゼントした事が話題になりました。
その中に映画のチケットを入れ、関係者の方に配ったキムタク。
イケメンって、行動もイケメンなんだね。
《右を上にする事がものを包む時のマナーです》 〜品格の教科書 P42より〜
お祝いの品やお土産を包む時、必ず向かって右が上に来るように包むという作法があります。
この「右が上」という考え方は、和紙や風呂敷、目録、金封、敷紙、片木(へぎ)、三方、戸棚、襖(ふすま)、障子など、身の回りのもの全てに当てはまります。
お年玉や心付けのお札の入れ方にも、マナーがあることを知っていますか?
1年の始まりであるお正月に、恥をかかないためにも、ぜひマナーを確認しておきましょう。
お正月に手土産を持って行く際の風呂敷の包み方も気をつけてみてくださいね♪
《まずは本を読もう!》
これであなたも品格美人!
「品格の教科書」山本由紀子著 サンマーク出版より絶賛発売中!!
お求めは山本呉服店各店、全国の書店で! (¥1540税込)
更新日 | 2022/12/24
カテゴリ | スタッフページ
2023年は卯年 うさぎ年ってどんな年?
《卯年ってどんな年?》
うさぎは昔から縁起の良い動物として知られています。
困難な上り坂でも簡単にピョンピョン飛び越える姿は「飛躍」「向上」を象徴し、卯年は物事が目に見えて大きく成長する年だと言われています。
他にも、うさぎは月と関係が深いことから「ツキ」を呼ぶ、長い耳は福を集める、とも言われています。
何かを始めるのに縁起のいい1年。
みなさんも新しいことに挑戦してみませんか?
《「うさぎ」「卯」「兎」?》
十二支を表すときは「卯」、動物の意味なら「兎」の漢字を当てるのが一般的です。
《数え方もいろいろ》
昔からうさぎは「1羽、2羽」と数えます。
「羽」で数えるようになった理由はいろいろな説があります。
①まだうさぎを家畜として扱っていた時代、仏教で4足の動物を食べることを禁じられていたため、跳ねまわり、2本足で立つうさぎを「鳥」として扱ったことから、「1羽、2羽」と数えるようになった。
②うさぎの長い耳が羽のようだから、鳥に見立てて「羽」で数えた。
などなど。
現在は、生きたうさぎは「匹」、食肉は「羽」、ペットは「頭」「匹」と使い分ける場合が多いようです。
《兎のことわざ》
・二兎追うものは一兎も得ず
同時に二つの事を得ようとすると、どちらも成し遂げられなくなってしまうこと。
・脱兎のごとく
うさぎが駆けるようにとても早くて捕まえられないこと。
・兎の耳
人の知らない事件や噂などをよく聞き出してくること。地獄耳。
・兎の糞
物事が切れてしまい、思うように捗らないこと。長続きしないこと。
《兎にまつわる神社》
実は、山本呉服店の本店がある揖斐の「三輪神社」は、神話の「因幡の白兎」にちなんで、大黒さん(大国主命)をおまつりしています。

三輪神社の「なでうさぎ」。癒しや良縁のご利益満点!
来年は卯年でとってもかわいいうさぎのおみくじ(300個限定)、絵馬(100個限定)がありますよ♪
ぜひお正月に初詣に行かれてはいかがですか?
《卯年のパワーを身につけよう》
卯年、縁起の良いうさぎのアイテムを身につければ、運気もアップ!

藤娘きぬたや うさぎの名古屋帯。 優しいタッチの絞りで表現されたうさぎさんが可愛い帯。

おなかにもうさぎが。

かわいいうさぎの帯留め。ぶらさがったにんじんもかわいい♡
2023年はうさぎアイテムを身につけて、うさぎのように軽やかに着物を楽しみましょうね♪
年末年始 営業時間と着付けのご予約のご案内
いつもご来店いただき、また、ホームページをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、年末年始の営業時間を下記の通りとさせて頂きます。
お正月も着付けします!着物で初詣に行きませんか?
お早めにご予約くださいね。
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
12月27日(火) 全店午後5時まで営業
12月28日(水)〜31日(金) 全店年末休業(揖斐本店は1月5日(木)まで休業)
1月1日(日・元旦) 池田店・北方店のみ 午前10時〜11時30分まで営業
1月2日(月)〜3日(火) 池田店・北方店のみ 午前10時〜午後5時まで営業
1月4日(水)・5日(木) 全店定休日
1月6日(金)・7日(土) 全店通常営業 (揖斐本店:午前9時〜午後18時、池田店・北方店:午前10時〜午後18時)
1月8日(日) 成人式 全店午後5時まで営業
1月9日(月・祝)〜 全店通常営業
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
来年も皆様と着物を通じて楽しく豊かな時間を過ごしたいと思います。
皆さま良いお年をお迎えくださいませ。
更新日 | 2022/12/24
カテゴリ | お知らせ・キャンペーン
山本呉服店流「腰ひも1本のラクな着付け」③道具の準備、足袋の履き方、肌着の着方
山本流「腰ひも1本のラクな着付け」。
サイズの合う長襦袢と着物が用意できたら、いよいよ着付けです。
《道具の準備》
着付けに必要な道具は、あらかじめ手に取りやすいように準備しておきます。
・腰ひも1本
・コーリン結び1組
・伊達締め1本
・前板
・半幅帯
・着付けクリップ
前板は椅子や机の上など手に取りやすい高さに置いておきます。
腰ひも、コーリン結び、伊達締めなどの長い物は、鏡やハンガーなどに立ったまま取れるように掛けておきましょう。
腰ひもや伊達締めの真ん中を持てるように掛けておくのがコツです。
着付け途中にかがんで取ったり、あちこちへ動くと着崩れのもとです。
半幅帯ではなく、名古屋帯、袋帯をする時には、
・帯枕
・帯揚げ
・帯締め
・お太鼓を結ぶ用の腰紐(仮紐)2本
が必要です。
《足袋、肌着》
①足袋の履き方
足袋をはく時には、しっかりお尻をおろして、足首が直角になるようにして履きましょう。
立ったままや、足首を伸ばしているとこはぜが掛けにくいです。
足袋からキレイに履けるようにしましょう。
① 履きやすいように、足袋を真ん中まで広げます。
② 足を入れます。
③ 足首が直角になるようにして、こはぜを下から掛けていきます。
下の写真は「間違った履き方」
こはぜを後ろから通そうとしたり・・・
上から掛けてはいけません。
②肌着の着方
ワンピースタイプ、上下分かれているものなど、肌着の種類はいろいろあると思いますが、
一番のポイントは「衿ぐりが深いこと」。
衿ぐりが浅いと、長襦袢を着た時に、後ろから肌着が見えてしまいます。
着た時に、後ろへ引っ張るのも忘れずに!
↑コレではカッコ悪いですよね。
衿から見えない様に気をつけましょう!
更新日 | 2022/11/25
カテゴリ | 山本呉服店流着付け・やきいも部
山本呉服店流「腰ひも1本のラクな着付け」②着物を着る前に。長襦袢、着物の点検と準備。
山本流「腰ひも1本のラクな着付け」。
《長襦袢の点検》
着物を着る前に、長襦袢の点検をします。
①半衿はついているか?
②引っ張り布(衿抜き)はついているか?
付いてなかったら、半衿を付け、長襦袢の背中心に、キレイに衿を抜くために「引っ張り布」を付けましょう。
当店でお買い上げいただいた長襦袢には、はじめから付けてあります。
引っ張り布にもいろいろあって、簡単に背縫いにそって糸やゴムで付けてある物や、巾の広い布が縫い付けてある場合もありますが、
当店の引っ張り布は、衿がキレイに抜ける絶妙な幅の布に、ちょうどいい高さにコーリンベルト通しが付いています。
糸やゴムではなぜダメなのか?
背中心部分しか引っ張れないので、まるくキレイに抜きたい衿の後ろがV字になってしまいます。
せっかく良い衿芯でも、V字になってしまっては美しくないですよね。
同じ理由で、幅が広すぎるのもダメです。
引っ張れる幅が広いので、衿の後ろが四角くなってしまいます。
後ろ姿の衿がキレイなU字になるように、計算して引っ張り布の幅は決まっているのです。
引っ張り布の下は千鳥がけで長襦袢にとめます。
とめる理由は、着物を着て腰紐でウエストを締めた後でも、下から引っ張って直すことができるためです。
止めていないと、腰紐より上へ上がってしまって引っ張り直せなくなります。
ちなみに、
半衿付けは税込1100円(半衿代別途)、
キレイに衿の抜ける山本呉服店特製「引っ張り布」は税込880円、
当店で長襦袢に引っ張り布を付ける場合は税込3300円(引っ張り布代含む)で承ります。
《着物の点検》
着物と長襦袢は裄(ゆき:首の中心から手首までの長さ)と袖丈(そでたけ:袖の袂の長さ)が同じものを着ましょう。
長襦袢の裄が長いと、着物の袖口から長襦袢が飛び出てきます。
自分用の寸法に仕立ててあれば問題ないですが、お母様やご親戚から譲り受けた着物などは、合わないことがあります。
山本呉服店では無料で点検しますので、わからないときはお店へお持ちくださいね。
《長襦袢の準備》
①衿芯の入れ方
衿芯を長襦袢に付けてある半衿の内側に入れます。
内側に入れるのは衿ぐりの後ろがピンとキレイになります。
↑半衿の内側に入れていきます。
↑入れにくい時は順繰りに送っていきます。
間違って外側に入れると、衿ぐりの後ろで半衿にシワがよってしまいますし、
前から見た時に衿芯が透けて見えたり、段差が出来てしまいます。
↑間違った入れ方。半衿の外側から通しています。
↑衿芯が透けてしまいます。
②コーリンベルトを通す
引っ張り布にコーリンベルトを通します。
通したら、両端の留め具を、それぞれ左右の『身八つ口(脇の下の開いている所)』の前身頃側に仮止めしておくのがコツです。
仮止めしてないと、ぶらぶらした留め具を後ろ手で取る事になり、ねじれたり、左右取り違えたりして手間がかかります。
無駄な動きをなるべく減らして、手早く着るのもキレイに着付けるコツです。
更新日 | 2022/11/15
カテゴリ | 山本呉服店流着付け・やきいも部
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