道具も腕のうち!きれいな着物姿を叶える良い着付け道具を揃えよう!
山本呉服店では、『山本流・腰ひも1本しか使わないラクな着付け』で、着物や帯をお買い上げいただいたお客様に着付け一生無料のサービスをしています。
「着崩れしなかった!」「苦しくないから食事が全部食べられた!」とご好評をいただいています。
《良い着付け道具を揃えよう》
世の中に着付け道具はいろいろありますが、当店では着る人と着物に優しい道具を厳選しておすすめしています。
自分がラクにキレイに着るため、着物や帯を傷めないための道具を揃えましょう。
*〜*着付けに必要なもの*〜*
着付けに必要なものの一覧です。
重ね衿は、フォーマルな着物の時に使い、小紋や紬などのカジュアルな着物の時は使いません。
*肌着(肌襦袢)
ワンピース型で衿ぐりが深く開いているものがおすすめ。
衿ぐりが浅いと衣紋から肌着がはみ出てみっともないです。
紐をゆるく結んでおくだけで締め付けず楽に着られます。
昔ながらの上下に別れているものは、裾除けを紐でしめるので、体を締め付ける紐は1本でも少ない方が楽です。
*衿芯
衿芯は幅が広くて長いものがおすすめです。
長襦袢に半衿を付けた内側に入れますが、衿幅より衿芯が細いと着た時に下へ落ちて、ピシッとしたい衿元がくたくたになってしまいます。衣紋もきれいに抜けません。
長さも大事です。当店の衿芯は96cmありますので胸元で重なり安定しますが、短いと胸まで届かずふかふかしてピシッとしない衿元になります。
衿元はその人の印象を決める大事な部分です。
シワなくキリッと、胸元も段差のないキレイな衿元を作るのが大切です。
*腰紐(正絹)1本
多くの着物は正絹なので、同じ素材の物の方が着物を傷めなくて良いです。
正絹はしっかり締まり、緩みにくいので着崩れもしにくくなります。
さらに当店の腰ひもは中にさらしの芯が入っているので、入っていないものと比べて、キュッと締めても体に食い込まず痛くないという特長があります。
*コーリンベルト
長襦袢を着るのに使います。
長襦袢の背中に『引っ張り布(衿抜き布)』を付け、そこへコーリンベルトを通します。
ゴムなので動いても戻り、体を締め付けないので楽に着ることができます。
*コーリン結び
腰ひもを何本も使って体をグルグル巻きにしなくてもいいように、ゴムの入ったコーリン結びを使って、着物の衿を合わせます。(2本1組で使います)
ゴム入りなので、動いても戻るので衿元と着物の着崩れを防ぎ、苦しくない着付けになります。
*伊達締め(正絹)
伊達締めも腰ひもと同じ理由で着物に優しい正絹のものが良いです。
マジックベルトやポリエステルのものは、蒸れやすい上、色やゴムが着物に付いて取れなくなることもあるのでおすすめしません。
*前板
前板は幅が広くて長く、後ろはゴム付きでずれにくいものが良いです。
ゴムなしのものは帯を体に巻いてから入れるので、余計に窮屈になって苦しくなりますし、ズレやすいです。
前板が短いと、帯を締めた時に前板の端で段差ができて、帯に変なシワが入ります。
長くて後ろにゴムがあれば、ズレにくく、体と帯の間に隙間ができて締め付けすぎずに楽に着られます。
※『山本流腰ひも1本の楽な着付け』では、後ろ板は使いません。
*帯枕
ウレタン製のサラシで巻いてあるものを使います。
帯枕はしっかり締めないと、背中とお太鼓の間に隙間ができたり、下がったりして、きれいなお太鼓ができません。
しっかり締めても体に食い込まないようにするため、サラシで巻いてあるのが良いです。
たまにストッキングみたいな生地で巻いてあるものがありますが、しっかり締めようとするとストッキング生地は伸びるし、引っ張ったら細くなって体に食い込むので、あばらが痛くなります。
さらに、帯枕の背中側に板がついているものも、背中に沿わずもたれると痛いのでおすすめできません。
*補正パッド
着物をキレイに着るには『寸胴』が一番!ウエストとヒップの差を少なくします。
補正パッドをしておくと、
①腰紐が直接体に食い込まない
②お太鼓のたれが上に捲れない という利点があります。
*和装ブラ
補正パッドと同じく『寸胴』にするため、胸を抑えるブラです。洋服用のブラは『寄せて上げて』が基本。
そのまま着物を着ると、帯の上に胸が乗って、老けて見えたり、キリッとした着姿になりません。
バストの大きい、小さい関係なく、寸胴にするために着用しましょう。
あなたのお持ちの道具と比べて、いかがでしたか?
良い道具を使うのも、キレイな着物姿をつくる腕のうちです!
「昔買ったのがあるから」と安心していてはいけません。
劣化するものもあるので、こまめに点検してくださいね。
山本呉服店では帯や着付け道具、草履まで「着る人が苦しくなく、痛くなく、着姿が美しく、着崩れしない」こと、「大切な着物や帯を傷めない」ことを叶えてくれる品であることを大前提に、厳選して取り揃えています。
お値段が安い方がいいと思われるかもしれませんが、安かろう悪かろうの使いにくい品は絶対取り扱いません。
着る人が苦しくなく、着物を楽しんでほしいと願って、着付け道具にこだわり、「苦しくない腰ひも1本だけの着付け」にこだわり、「着付け一生無料」サービスを続けています。
山本呉服店 池田店
岐阜県揖斐郡池田町八幡2580
TEL 0585−45−7140
きものやまもと 北方店
本巣郡北方町平成3丁目74−1
TEL 058−323–8140
更新日 | 2023/11/10
カテゴリ | 着付道具山本呉服店流着付け・やきいも部
パールトーン加工済 着物のお手入れ、片付け方法と着物便利グッズをご紹介! これさえ覚えておけば、あなたも着物マイスター♪
山本呉服店イチオシ!パールトーン加工ってどんな加工?
https://posts.gle/6jsxRYGAVAMht8189?g_st=i
お家に帰って着物を脱いだら
1. 陰干し
着用後は、汗をかいているので、着物に湿気が溜まっている状態です。
着物を裏返して着物ハンガーにかけ、お家で1日ほど直射日光が当たらない場所で陰干しし、湿気を飛ばしましょう。
その際に、汚した所がないかチェックしておきましょう!
2. 山本呉服店へお手入れに出す
着物・長襦袢をお持ち下さい。汚した場所が分かればスタッフにお知らせください。
汚れの成分によって染み抜き方法が違います。何で汚れたか分かれば、より適切な染み抜きができます。
※パールトーン加工してある着物は必ず当店へお持ち下さい!
他のクリーニング屋さんへ出すと撥水加工が取れてしまいます。
※お手入れの出し過ぎも着物にとって負担です。
目に見える汚れがない限り、ワンシーズンに1回が目安です。
3. お手入れから戻ってきたら
お手入れに出した着物は、2ヶ月ほどで戻ってきますので、
お店に取りにいらして下さい。
お家に持って帰ったら、白の文庫(洋紙)、ビニール袋から出し、
和紙の文庫に移し替えをします。移し替えず保管すると、
通気性が悪く、カビ・縮み・変色の原因になります。
和紙の文庫も、黄ばみや茶色の点々がある場合は危険サイン!
新しい文庫に変えましょう。(新しい文庫 ¥300 税抜)
文庫について詳しくはコチラ↓↓↓
https://www.yamamoto-gofukuten.com/blog/kimono-hajime/15767/
タンスにしまう時には一緒に乾燥剤(きものの友)を入れるのがオススメです♪
着物の保管方法の詳しくはコチラ↓↓↓
https://www.yamamoto-gofukuten.com/blog/dougu/kimono-cleaning-administer-keeping/14615/
「夏場に沢山汗をかいちゃった!」 「長年着ると、くすんできた気がする…」
そんな方にオススメなのがパールトーン加工済の クリーニングです。
普通のクリーニングより お値打ちにでき、目に見えない汚れ、
繊維の間に 入ったホコリなども取れてサッパリします♪
絹は繊維が細く、光沢があり、ふっくらした 風合いが特徴ですが、とてもデリケートな素材です。
何度も熱をかけてプレスをすると、生地に負荷が かかり、せっかくの風合いをそこねます。着付けの際につくシワは、毎回同じ場所につきますし、 見えません。多少シワが残っていても大丈夫です。
カビが発生する原因は湿気です。パールトーン加工は水分を弾く加工なので、 カビの予防効果はあります。ただ、パールトーン加工済の着物でも高温多湿の所に 長期置いておくとカビや縮みが発生します。年に1回は、よく乾燥して湿気の少ない日 (2月・3月、9月・10月頃)風通しの良い場所で虫干し(空気を通す)をするといいですね!
更新日 | 2023/11/06
カテゴリ | 着物はじめ着物の道具・管理着物のクリーニング・管理・保管
着物を着ようと思ったらぞうりとバッグがベタベタ!どうしたらいいの?草履バッグの正しい保管方法
着物を着る機会ができて、久しぶりに草履やバッグを出してみたらすごくベタベタする!
そんな経験はありませんか?
なかなか着る機会がなかったら、空気の乾燥した秋〜冬にタンスの引き出しを開けてあげるだけでも違いますよ。
山本呉服店池田店
TEL 0585−45−7140
きものやまもと北方店
TEL 058−323−8140
着物用バッグは小さくて入らない💦とお困りの方へ。結婚式・入学式・卒業式・習い事に大活躍!A4ファイルもラクラク入るトートバッグ
着物を着てお出かけする時、バッグはどうしていますか?
よくある『草履バッグセット』のバッグは、小ぶりで品良くかわいいのですが、お財布とスマホくらいしか入らなくて困ったことはありませんか?
ちょっと着物で京都へ遊びに、くらいなら普段のバッグでもいいかもしれないけど、結婚式や子供の入学式、卒業式、お茶などの習い事の時など、フォーマルなきちんとした場所へ行くのに紙袋や適当なバッグでは恥ずかしい。
そんな時にはサブバッグとして、しっかり入って便利、和装にも似合うし、どこへ行っても恥ずかしくないトートバッグがおすすめです。
冠婚葬祭の時に、袱紗はもちろん、A4サイズの書類もラクラク入る、和装にぴったりのトートバッグ、その名もママにうれしい『ママトート』。
こんなにたくさん入っちゃうスグレモノなんです!
サイズ:横36cm✖️高さ25cm✖️マチ8cm
バッグの真ん中にファスナー付きのポケット、内側側面には大小2つのポケットつき。
《ママトート、こんな時に大活躍!》
*結婚式に。
新郎新婦の母親はお客様からのご祝儀を預かることや、美容師さんや着付師さんへのご祝儀、何かと動かなくてはいけないので手荷物もある。お化粧道具も持って行きたい…。
結婚式におよばれした時は、ご祝儀袋をいれた袱紗(ふくさ)がラクラク入るサブバッグが必要。
そんな時、たくさん入るママトートにサッと入れて安心です。
*子供の入学式、卒業式に。
入学式、卒業式だと、プリントとか資料などもらってくることもありますよね。
マチも8cmもあるのでA4サイズのファイルや冊子もスッキリ入ります。
お稽古ごと、ちょっとおでかけなど礼装用バッグでは堅苦しいなという時に1つあると便利です。
礼装向きママトート(内側側面のポケットなし)
白地 ¥34,800(税込)
ママトート
(左)ピンク ¥20,130(税込)
(右)ブラウン(雪輪)¥26,900(税込)
山本呉服店池田店、きものやまもと北方店でお取り扱いしています。お手に取ってご覧ください。
山本呉服店池田店
TEL 0585−45−7140
きものやまもと北方店
TEL 058−323−8140
新郎新婦の母、黒留袖を着るには何が必要?結婚式が決まったら早めに確認しよう!必要アイテム
息子さん、娘さんの結婚式には、お母さんは黒留袖を着るのが正式です。
子供の結婚式はお母さんにとっても晴れ舞台!
母親として恥ずかしくないように、きちんと門出を祝ってあげたいですよね。
結婚式が決まったら早めにタンスから出して、必要なものが揃っているかチェックしましょう。
【黒留袖】
黒留袖は、家紋が背中、両胸、両袖の5箇所に入る、既婚女性の着る着物の中で最も格が高い着物です。
結婚式では新郎新婦の母、姉妹、おばなど、濃い親族の既婚女性が着ます。
「黒留袖ってどういうもの?」という方は『息子、娘の結婚が決まったら、母親として正式は黒留袖!』を見てね。
【白長襦袢】
昔は留袖に合わせる長襦袢はピンクでも良いと言われていましたが、今は白の長襦袢を着ます。
真っ白の長襦袢は、紋付(お葬式の時に着る着物)用のものもそうなので、兼用でもいいのかな?と思われるかもしれませんが、慶事用と弔事用が一緒なのもあまり良くないのでお祝い事用に1枚ご用意されると安心です。
山本呉服店では、柄の繋がったお祝事にふさわしい白長襦袢をご用意しています。
白長襦袢(絵羽柄) ¥64,500〜
【袋帯】
黒留袖は既婚女性の着物の中で最高の格の着物です。
最高の格の着物には格の釣り合う袋帯をします。
袋帯はお太鼓が二重になるので『慶事が重なる』という意味があります。
【白半衿】
半衿、帯揚げ、帯締めなどの小物はすべて白で揃えます。
衿元は目立つので、白、金、銀の刺繍が入った物がおすすめ。
華やかにお顔を引き立ててくれます。
白刺繍半衿 ¥8,900〜
【帯揚げ】
半衿と同じく、白、金、銀の柄物は華やかです。
昔は絞りのものが多かったですが、今は平織りに刺繍が主流です。
白刺繍帯揚 ¥29,000〜
【帯締め】
丸と平がありますが、平の方が正式です。平は良く締まるので着崩れもしにくいです。
*〜*ぽっちゃりさんも安心♡長尺の帯締め*〜*
帯締めが短いと、おなかの前で帯締めのふさがちょこんと出て、スッキリしません。
ウエスト100cm以上のふくよかさんには、長尺の帯締めがおすすめ。
ふさが脇まで来て、着姿もほっそりスッキリ見えます。
長尺白帯締め ¥38,500〜
【末広】
末広は昔の懐剣の代わりに挿す扇子のことです。
結婚式などお祝いの席で左脇に挿します。
新郎新婦の母親は、立礼での挨拶の時に手に持って、正座の時は前に置いて挨拶します。
暑いからといって広げてあおいだりするのはNGです。
金蒔絵の末広は華やかで品良くきれいです。
【髪飾り】
パールの髪飾りは上品で華やか。留袖に良く似合います。
ショートヘアの方はコーム型が便利です。
髪飾りについては『訪問着や留袖、母娘兼用もOK!パールと細工がキレイなおとなの髪飾り』でご紹介しています。
【草履バッグ・ママトート】
黒留袖の時の草履・バッグセットは、白地に金糸・銀糸で織られた生地のものが最適です。
母親はお客様に挨拶にまわったり、なにかと動くことが多いので、草履は足が痛くなりにくい、ふっくらした鼻緒のものがおすすめです。
さらに、母親はご祝儀を預かったり、礼装用のバッグだけでは入りきらず大変。かといってセカンドバッグが紙袋ではカッコ悪いですよね。
そんな時はA4サイズも入る『ママトート』がとても便利です。
礼装の時にぴったりな織柄のものから、普段使いできるデザインまであるので、用途に応じて選びましょう。
セカンドバッグにぴったりな『ママトート』についてはこちら↓
『着物用バッグは小さくて入らない💦結婚式・入学式・卒業式・習い事に大活躍!A4ファイルもラクラク入るトートバッグ』をご覧ください。
【留袖・着付け準備チェックリスト】
黒留袖だけあっても、それだけでは着ることができません。
着付けに必要な道具は、着付けの仕方によって腰ひもの数など様々なので、着付けを頼んである式場や美容院に確認されると良いです。
当店でお買い上げのお着物・袋帯を着用の方は、山本呉服店各店舗で無料で着付けしていますので、ご予約くださいね。
【結婚式前の留袖点検・相談会】
結婚式に出席することが決まったら、早めにタンスから出して確認しましょう。
「お嫁入りの時に買った留袖、あれから太っちゃったけど着れるかな?」
「帯や小物がいろいろあるけど、どれを合わせたら良いの?」
「うん10年前の草履やバッグ、使える?」
「汚れやシミはついてないかな?」
など、点検ポイントはたくさんあります。
留袖、長襦袢、袋帯、小物などすべて持ってご来店ください。無料で点検いたします。
他店でご購入のものでもご遠慮なくお持ちくださいね。
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