2016年11月
虫干しの仕方
タンスに着物をしまいっぱなしはとっても危険!
「1回も着ていないのにカビだらけ💦なんで??💦」を防ぐためにも、
湿気の少ない季節に、着物の「虫干し」をしましょう。

虫干しってなあに??
虫干しとは、お天気のいい乾燥した時季に、着物を箪笥から出して干し、
空気に触れさせることです。
着物の1番の大敵は「湿気」です。
長い間、着物をタンスにしまいっぱなしにするとだんだん湿気が溜まり、着物にカビが生えてしまいます。
着物の保管に最適と言われる桐の箪笥も、湿気を溜めにくいというだけで、完全ではありません。
洋服でもなんでもそうですが、定期的に広げて空気を通すということがとっても大事なんです。
虫干しをするのに最適な季節は年に3回あります。
2月・梅雨明けの7月・秋の晴天の続く10月。
どれも湿気が少なくカラっと晴れた日が多い時です。
【虫干しのしかた】
①場所
直射日光の当たらない風通しの良い部屋
②いつ?
2日以上晴れた翌日の10時〜14時までが最適。(朝夕は湿気が高いのでNG)
お天気が良ければ次の日の14時までに片付ければOK。
③どのように?
着物ハンガーに着物を裏向きにかけて吊るす。
年に3回できると1番いいですが、忙しくてなかなかできない…という方も多いです。
最低年に1回、着物が畳めないから広げるのが怖い💦という方は、箪笥の引き出しを開けっぱなしにしたり、文庫の紐を解いて広げておくなどでもいいです。
一番いいのは、定期的に着物でお出かけをすることです♪
着てあげると自然に空気に当てられますね。
タンスに入れて湿気から着物を守る、オススメアイテム!
「京の除湿・脱臭シート トリマス」
タンスの湿気対策には、乾燥剤「トリマス」がオススメ。
山本呉服店では大人気の、着物必須アイテムです。
タンスの引き出し1段に1枚敷いてその上に着物を置いておくと、湿気から着物を守ります。
便利な再生シグナル付きで、湿気がたまると教えてくれますし、
1シーズンだけの使い捨てではなく、干して繰り返し使えるのが嬉しいところ♡
虫干しついでに、しっかり湿気予防もしておくといいですね!
ちなみに・・・
「うちは防虫剤入れてるから大丈夫♪」とお思いの方も多いかと思いますが、
昔はウールの着物が多く、虫食い防止のため定期的に防虫剤を入れていました。
絹の着物は基本的に虫が食いません。ウールの着物と同じように防虫剤を同じように入れていると、化学変化を起こして変色などの原因になります。
素材に合った保管の知識を知っておくのが大切ですね!
山本呉服店おすすめパールトーン加工
山本呉服店では、京都パールトーン社のパールトーン加工を推奨しています。
パールトーン加工は、着物に汚れがつきにくくする加工。
山本呉服店では、この加工をしてある着物に関しては20年間お手入れ無料(当店でご購入の品)なので、後々お手入れが楽ですよ!
パールトーン加工について詳しくは
「着物のクリーニングって高いよね!しみ抜き・汚れ落とし無料のパールトーン加工とは?」を見てね!
着物のこと、何か「困ったな」ということがあれば、着物を持ってお店にご相談に来てくださいね。
山本呉服店 揖斐本店 揖斐川町三輪 TEL 0585-22-0140
池田店 池田町八幡 TEL 0585-45-7140
きものやまもと 北方店 北方町平成 TEL 058-323-8140
大切な着物、気持ちよく着て着物ライフを楽しみましょう!!
更新日 | 2016/11/03
カテゴリ | 着物のクリーニング・管理・保管
世界にひとつ!個性が光る琉球紅型☆鮮やかさを生みだす6つの工程!
11月の池田店「きもの体験会」は「琉球紅型」をご紹介します。
明るく美しい、おおらかな沖縄の自然を写したかのような琉球紅型の特徴については、
「いつかは欲しい憧れの琉球紅型♡美しさの5つのヒミツ!勉強会しました」を見てね!
今回は、とっても手間のかかる琉球紅型の染め工程を簡単にご紹介します。
琉球紅型は、友禅などのように各工程の職人さんの分業制と違い、
すべての工程を一人で出来ないと工房を持てません。
道具を作るところから、自分で行います。
これらの道具もすべて職人さんの手作りです。
工程① 下絵・型を作る
下絵をデザインして、型を彫ります。
出来上がった時に地色になる部分を落とし、模様になる部分を残す「白型」と、
染めた模様部分を、他の色に染まらないように「糊伏せ」するための、「染地型」の2種類の型を作ります。
型を彫る時には、沖縄の島豆腐を乾燥させて作った「ルクジュー」というモノを下敷きにして彫ります。
木の下敷きでは、彫っていくうちに下敷きがぼこぼこになってしまいますが、
ルクジューはぼこぼこになりにくく、ぼこぼこになったらカンナで削って再生できるので、
突き彫りに適しています。
ルクジューも、突き彫りする「シーグゥ」という小刀も、職人さんが自分で作ります。
型を突き彫りする時の下敷きに使う「ルクジュー」
工程② 型つけ(カタチキ)
生地の上に①で作った型を置いて、地染めする部分が染まらないように糊伏せします。(写真左)
この糊は、時間が経つと腐食してしまうので、気温や湿度などを綿密に計算して調合しています。
型を置く時に少しでもズレたりすると、台無しになってしまうので、細心の注意を払います。
さらに、豆汁(ごじる)を引染めします。(写真右)
顔料を定着させ、色のにじみを防ぐ効果があります。
この工程は、染めあがった時の発色具合も左右する、とても重要な工程です。
工程③ 色挿し
色挿しには、鉱物の粉などから作られた「顔料」をつかいます。
いくつかの顔料を組み合わせて、様々な色をつくります。
薄濃で赤系から鮮度の低い色へ順に、2本の筆を駆使して色を挿していきます。
1本は色を塗る「塗り筆」、もう1本は色を擦りこむ「擦り筆」です。
擦りこむことで、顔料を生地の奥深くまで浸透させることができます。
顔料は豆汁で溶いてあるので、日が経つと腐食します。
気温や湿度、職人さんの力加減など、いろんな条件で色が変わってしまうため、
作った色はその日のうちに、1人の職人さんの手で染め終えなくてはなりません。
工程④ 隈取り
色挿しの後、立体感を付けるために濃い色でぼかしを入れて行きます。
このぼかしを「隈取り」といい、琉球紅型の特徴です。
これらの染色に使われる筆も、すべて手作り!
小学生くらいの女の子の髪の毛と、ヤンバル竹で作ります。
動物の毛だと堅くてうまくぼかすことができないそうです。
工程⑤ 蒸し・水元
柄の色挿し・隈取りが終わったら、蒸して色を定着させます。
蒸した後は、余分な糊や顔料を洗い流します。
ここできれいに洗い流しておかないと、地色を染める時に糊が残って色ムラになったりします。
工程⑥ 地染め
柄以外の、地色の部分を染めます。
柄の部分が染まらないように、柄の上に糊伏せをします。
糊が柄からはみ出れば、柄と地に隙間ができ、
また、糊が足らなければ柄に地色が混ざって、台無しになってしまいます。
この写真の糊の付いていない白い生地の部分に地色を染めます。
地色の部分を染めたら、工程⑤と同様に蒸して色を定着させ、洗って完成です。
このように、多くの繊細な工程を経て、琉球紅型は作られています。
気温、湿度により、色が変化してしまうので、まったく同じ色柄を作ることは不可能です。
(それ以前に、沖縄の人のおおらかさで「こっちの色の方がキレイだから(^v^)」と、
頼んだ通りには出来上がらないという話も・・・)
世界にたった1枚、お気に入りの琉球紅型を見つけられるのは、
山本呉服店 池田店で
11月25日(金)~29日(火)の5日間!!
作家さんの個性あふれる「琉球紅型」、見に来てくださいね!
更新日 | 2016/11/02
カテゴリ | 催事・イベント情報
いつかは欲しい憧れの琉球紅型♡美しさの5つのヒミツ!勉強会しました
朝晩寒く感じる日が多くなってきた今日この頃。
社員みんな集まって、11月のきもの体験会に向けての勉強会をしました。
11月池田店『きもの体験会』では『琉球紅型』をご紹介予定。
沖縄へ通って20年を超える『琉球紅型の物知り博士・鷲尾さん』が教えにきてくださいました!
右の恰幅のいい方が鷲尾さん。わかりやすく説明してくださいます。
琉球紅型の特徴☆その1
色鮮やかな多色づかい
沖縄の青い空と海、真っ白な砂、照りつける太陽、
豊かな自然を映し出したかのような、鮮やかな色合いと大胆な配色が、
琉球紅型の最大の魅力です!
琉球紅型の特徴☆その2
顔料(がんりょう)で染める
染料ではなく、『顔料(鉱物の粉などが原料)』を使います。
顔料は水に溶けにくく発色がキレイで太陽光にも強く、色あせしにくいのが特徴です。
沖縄の風土に合わせた染め方なんですね。
琉球紅型の特徴☆その3
自然をモチーフにした伝統柄
花・鳥・魚など、沖縄の恵まれた自然をモチーフにした『紅型の古典柄』の見本帳があり、
そこから柄をとってデザインします。
伝統的な琉球紅型の柄の中にも、作家さんの新しいオリジナルの柄や色遣いが盛り込まれています。
琉球紅型の特徴☆その4
くっきりさせる隈取り

「色挿し」のあと、柄の輪郭を濃い色でふちどり、
濃淡で柄を立体的に浮き出るように「隈取り」をしていきます。
琉球紅型の特徴です。
琉球紅型の特徴☆その5
道具はすべて手作り
多くの染め物は「型を作る人」、「染める人」、「道具を作る人」・・・と分業制ですが、
琉球紅型は一人の作家さんがデザインを考え、上の写真のような、
型を彫る道具や染める時の道具を作り、
型を彫り、糊伏せ、染め、蒸し・・・すべての行程を自分でできないと作家として独立できません。
11月の池田店の『きもの体験会』は、
11月25日(金)〜29日(火)の5日間開催です。
どんな染め物・織物でもそうですが、
琉球紅型も例にもれずとっても手間がかかります。
また、1日で染めてしまわないと、天気や湿度などで色が微妙に変化してしまうため、
「型」は同じでも、色までまったく同じものは2枚と作れないそうです。
世界でたった1枚の「いいな♡」と思える琉球紅型に会いに来てくださいね!
更新日 | 2016/11/01
カテゴリ | 催事・イベント情報
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