山本呉服店

2014年11月

奄美大島と鹿児島

本場大島紬と言っても  産地は

 

鹿児島市と奄美大島の  二つが有ります。

 

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本場大島紬には   織り出しに  生産地の名前や

 

機屋さんの名前が織り込んであって

生産地を特定する証紙が貼ってあります。

 

 

 

 

そして  生地と証紙を掛けて  割印が施され、

 

証紙の上から   打ち抜き印がしてあって

 

その反物自身の証明書になっています。

 

 

 

 

かごしま、奄美、それぞれに  組合があって、証紙が異なります。

 

 

鹿児島の検査場を通ったものには   旗印、

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奄美の組合の検査所をとおったものには 地球印

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さらに

テーチ木と泥染めがしてあるものには

 

純泥染めの証紙が付けて有ります。

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物々しい程の証紙が貼って有りますが、

 

 

コレこそが 製作に携わった方たちの

思いの集積なんだと感じます。

 

 

 

それぞれに 皆 意味があるんですよ  。

 

 

 

証紙と織り出しを  じっくり見て

 

その大島紬が   どんな所で生まれ育ったのか  、

 

想いを巡らすのも  愉しいですよ  (*^_^*)

更新日 | 2014/11/28

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泥染め工房を訪ねて

今まで テーチ木で染めてたんやーー

 

 

手が赤いやろう 〜 〜

 

 

じゃあ、この後 泥染めしたら黒くなるんですね、 手も (笑)

 

 

赤いままやーー 、手は黒くはならんわ !

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泥染の 伝統工芸士 野崎松夫さんは

 

私達が到着するのを待っていて下さいました。

 

 

 

とっても真面目そうな、仕事一筋の方でした。

手には何十年ものキャリアが染め上げられていました。

 

 

 

 

大島紬の糸は テーチ木の煮出し汁で4、50回染めます。

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この釜の左に積み上げてあるのが

テーチ木を木っ端に砕いたものです。

それを直径2mもある釜で煮出して煮汁を作ります。

 

 

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液は フツフツと泡立っていました。

 

 

 

いきなり 野崎さんが

ここへ 手を突っ込んで舐めてみよ 、と。

 

 

えーーーーーー、こんなの舐めて大丈夫 ❓

 

 

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躊躇ってると、

 

 

野崎さんが こうやって 味みてみるんだよ 〜 、

 

 

真似てやってみると

 

 

しぶーーーーーい ❗️

 

 

 

コレが お茶と同じ成分、 タンニン酸なんですって 。

 

 

タンニン酸と 泥の鉄分が反応して

あの 大島独特の 茶泥色になるんですね (*^^*)

 

 

 

 

ココで  蒸して  色留めるんです。

 

 

 

大型の業務用冷凍庫のような小屋から

 

染めたムシロ   (大島紬の糸の束を柄を付けるために綿糸で織ったもの)を

取り出して見せてくださいました。
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次に 泥田で染めます。

 

 

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とてもキメの細かい泥です !

 

 

 

鹿児島市の泥では 鉄分が無いんですか ?

 

 

 

いいや、 あるかもしれんけどなーーー、

 

鹿児島は 桜島の灰が混じるやろ、

あの灰は 棘があって繊細な糸を傷付けてしまうんやーー❗️

 

 

 

なるほど、 そうだったのか (^^) 納得しました 。

 

 

 

 

泥田には のどかに 鯉やカエル、アメンボも居ました。

 

 

 

 

 

織屋さんが コレ染めてくれ、って持って来たもんを染めてるだけやーー。

 

 

他の事は ワシには分からん 、

 

 

一つの仕事を 伝統工芸士の域まで突き詰めた自信が伺われました。

 

 

 

 

野崎さんご夫婦には大変お世話になりました m(__)m

更新日 | 2014/11/28

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奄美大島名物、鶏飯

本場大島紬のメーカーさんを訪ねて

 

奄美大島へ。

 

 

 

 

先ずは   腹ごしらえ  。

 

奄美大島  と言えば   名物は    鶏飯  (けいはん)。

 

 

 

せっかく食べるなら   美味しいお店  !

 

 

 

選んだのが     みなとやさん。

 

皇后さまが    いま一度  、とお代わりされたという名店!

 

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皇后さまがお代わりされた事が 石碑に書いてあります(;゜0゜)

 

「今  一度 」とお代わりされたことは大変な事なんですね  !

 

 

 

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鶏飯 専門店とあって

メニューは 他のものは殆どありません。

 

 

お茶碗に半分くらい 白ご飯をよそって

たっぷり具を乗せ

濃厚な鶏の出汁を掛けて

お茶漬けのように食べます 。

具の鶏は 多分 出汁を取ったガラかな ?

 

 

 

名物を食して 奄美モード (笑)

 

 

 

伝統工芸士の泥染め職人さん、

野崎松夫さんに会いに行きます

更新日 | 2014/11/27

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本場大島紬のふるさと、奄美大島へ。

本場大島紬の産地は  鹿児島市と奄美大島。

 

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その特徴は   泥染め。

 

 

 

織る前の糸の段階で  テーチ木による草木染めと

鉄分をたっぷり含んだ泥で染める独特の製法です。

 

 

 

 

ということで   メーカーさんを訪ねて

 

奄美大島へ来ました。

 

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飛行機を  一歩踏み出すと

 

 

ム〜ーーーー、       暑い〜ーー    !

 

 

嘘みたいです、     25℃もあります    (≧∇≦)

 

 

 

 

 

空港の近くで   レンタカーを借りて    出発ーーー  。

 

 

 

 

周りは   サトウキビ畑が延々と続いています。

 

海もエメラルドグリーン  (((o(*゚▽゚*)o)))

 

 

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のどかな風景に    ホッ      !

 

 

こういう所で作られてるんだな  〜

 

 

 

紬は   生まれ育った土地が  色濃く反映している衣服です。

 

 

 

 

昔、毎日着物を着ていた時代には

お婆ちゃんやお母さんが家族の着るものを家で作っていました。

 

それが  今に残ったのが  紬の産地なんです。

 

 

 

細い糸で滑りのいい大島紬は

こうした温暖な土地で育ったものだったからなんですね  !

 

 

さて    先へ進みます   (^O^☆♪

 

 

更新日 | 2014/11/27

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山本呉服店の年末前に?早めの大掃除!

こんばんは、千恵子です。

今朝はあいにくの雨でしたが、山本呉服店 池田店は大掃除をしました。

12月はたくさん仕事があって大変なので、

毎年11月末から12月の初めに一足早く大掃除をしています。

 

山本呉服店は最高にチームワークが良い店です。

協力してみんなでディスプレイの機材や着物などの商品、ボディなどを運びます。

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裏の展示会場もこの通り!

全部、入口まで運んで、何もありませ~ん (・o・)

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お掃除の基本は上から下へですよね!

お掃除の仕方も古典的で、雑巾や新聞紙、ほうきやチリトリ、

割り箸で“まつい棒”を作ったりして

昔ながらのお掃除道具を活用しています。

その方が結局、綺麗になるんですよね!

 

まずは天井の蛍光灯と、エアコンの掃除。

脚立に乗って外す&付ける係、

下ろして蛍光灯とカバーを拭く係の2人ペア(×2チーム)で進みます。

私(千恵子)は毎年、脚立に乗る係と決まっています。

会長(父)は実は「高所恐怖症」で高いところが苦手です…(-“-)

 

次は掃除機をかけて、次は畳を拭きます。

熱いお湯で堅く絞った雑巾で、一列に並んでスタート!!!

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この展示会場、なんと150畳あるんですよ~~♪ (@_@;)

結構、 かなり?大変… みんなヘロヘロです…

でも、今、社内でダイエット競走中なので

とっても良い運動になりました((笑)) ヽ(^o^)丿

 

店頭も床のクリーナーをかけて、黒い汚れをゴシゴシ手で削って…

夕方にはピッカピカになりましたよ~~~!!!

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新品みたいに輝いてます★(*^^)v

 

ご来店されたお客様が

「あの~、靴のまま入っていいんですか・・・?」

って聞かれるくらい綺麗になりました★★★(*^_^*)

 

山本呉服店の大掃除は、みんなでワイワイ楽しく、

テキパキ動き、協力し合って進みます!

 

明日は定休日。

明後日の金曜日は北方店の大掃除です。

ご用のあるお客さま、ご遠慮なくお越しください。

でも、ちょっと丁寧なおもてなしができないかもしれません…

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします <m(_ _)m>

 

更新日 | 2014/11/26

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    北方店

    岐阜県本巣郡北方町 平成3丁目-74-1
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