帯
締めやすさ抜群!誰も締めてない!珍しい『組帯』ってどういうの?組みの半幅帯、名古屋帯、袋帯が入荷♪
《組帯って、普通の帯とどこが違う?》
普通、着物や帯などの”織物”は、タテ糸とヨコ糸が直角に交わり作られています。
『組帯(くみおび)』は、1000年以上前に誕生したと言われる『京くみひも』の技術を使って作られています。
いわば幅の広い帯締めみたいなもの。
『組み』の技法は、奈良時代、大切な経典を保管する組紐や、貴族の装飾品として使われていました。
それらは今も正倉院や法隆寺の宝物館、厳島神社などに収蔵されています。
普通の組紐を組むときは下の写真のような道具を使います。
同じ技法で帯のような大きなものを組むには、糸の数も何倍も必要になるので、下の写真のような直径5mにもなる、『大型環状織機』で作られています。
この織機は世界で2台しかなく、もし壊れたら組帯が作れなくなってしまうので、すでに廃棄された織機の部品も引き取り、大切に保管しながら作り続けています。
いつ『幻の帯』になってもおかしくない帯なんです。
組帯は、真っすぐな”タテ糸”に対して、左右からの”タテ糸”が斜め45度の角度で交差して組まれているので、組帯ならではの良さがあります。
《組帯の特徴》
*丸い体にもバイアスに力がかかってしっかりフィット!伸縮性◎!ゆるまない!
*斜めに糸が通っているので独特な絹の光沢があり、品良くキレイ!
*シワになりにくく、飾り結びをしてもヘッチャラ!
*ハリがあってふっくらキレイに結べる!
*薄くて軽い!
*グラデーションがキレイ✨
*幾何学模様でどんな着物にも合わせやすい!
《組帯、こんな方へオススメ!》
組帯は半幅帯、名古屋帯、袋帯の3種類。スッキリと着こなしたい方にピッタリの帯です♪
*自分で着物を着る方へ。しっかり締まって緩まないからパッと結べる!ハリがあるのでお太鼓の形もふっくらキレイ✨
*着物を気楽に楽しみたい方へ。どんな着物にも合わせやすい色柄だから小紋や紬にも◎!
*おなかの柄の位置に困っている方へ。ずっと柄のある”全通”だから、長さ充分!ポイント柄じゃないから結びやすい位置で結べる!
ほっそりさんもぽっちゃりさんも安心♡
*母娘孫、3世代でシェアしたい方へ。七五三に半幅帯で羽をたくさん作って可愛く結べる
コーディネートのしやすさ抜群!!
シンプルな小紋も柄がいっぱいの小紋も、紬の着物もスッキリ着こなせます。
杢目絞りや無地の着物に組みの袋帯を合わせて、お子さんの入卒や、観劇にもオシャレに品良く着られます。
〜*新入荷!組帯の会 開催*〜
帯締めと同じ技法で作られた『組帯』を直接工房へ行って、当店のお客様のお好みに合うものを厳選して仕入れてきました!
半幅帯、名古屋帯、袋帯が勢ぞろい!合わせたい着物があればお持ちくださいね。
ぜひこの機会に組帯のしなやかさと美しさを手にとってご覧ください!
日時:令和4年11月11日(金)〜14日(月)
場所:山本呉服店池田店 TEL0585−45−7140
遊び心いっぱい♡かわいい小紋、名古屋帯ならココ!染めの西原
当店のスタッフもかわいくてオシャレでみんな大好き!「染めの西原」の小紋や名古屋帯。
毎年6月に開催している京裳苑でお客様にも大人気で、長年出品し続けてくれています。
かわいい柄、思わずクスッと笑える遊び心いっぱいの柄、古典的な正統派な柄まで幅広く作っている染め屋さんです。
年代問わず人気の秘密は、高齢化が進む着物業界には珍しく、若い職人さんたちが新しい感覚でデザインや染めを手がけているから。
ポップで明るい色使いと丁寧な仕事が魅力です!
何年か前にはお客様が西原さんの工房へ見学に行ってきました。
作っているところを見るのはとっても貴重です。
自分の買った着物や帯もこうして手間暇かけて丁寧に作られたんだと思うとより一層愛着がわきますね!
京裳苑に毎年来てくださっている染めの西原の西村さん。
当店のお客様ともとっても仲良し♪
当店のお客さまの好みを知り尽くしているからこそ、京裳苑にはいつも新しくてかわいい遊び心いっぱいの小紋や名古屋帯をたくさん作って来てくれくれるので、私たちスタッフも毎年楽しみにしています♪
2022年7月2日(土)、3日(日)の2日間、西村さんが山本呉服店池田店に来店!
こだわりのいっぱい詰まったかわいい小紋や名古屋帯もたくさん持って来てくれます。
京裳苑で会えなかったあなたも、ぜひこの機会にオシャレな着物や帯と西村さんに会いに来てくださいね!
大切な行事は着物を着よう!七五三、結婚式、入学式、観劇…どんな着物を着たらいいの?
人生にはいろんな節目がありますが、
お宮参り、初節句、七五三、入学、卒業、就職、結婚、出産…などなど自分のこと、家族や友達のことなど冠婚葬祭いろいろありますね。
そんな自分や大切な人の節目の行事には、きちんとした装いでお祝いしたいですね。
大事な時はもちろん、ちょっとしたお出かけや非日常を感じる気分転換のアイテムとしても着物は大活躍しますよ!
着物を着てみたい!何を着たらいいの?
「私も着物でお祝いしたい!でも何を着たらいいのか、自分の持っている着物の種類がわからない」という方もあると思います。
TPOに応じた着物の着方をしましょう。
【留袖+袋帯】 フォーマル度☆☆☆☆☆
女性の礼装の中で最も格の高い着物です。
母親として子供の結婚式に出席するときは必ず黒留袖を着ますし、きょうだい、甥、姪など、親族の結婚式には、黒留袖または色留袖を着ます。
自分がお嫁入りする時に作って持っていくので、実家の家紋が5つ入ります。
【訪問着+袋帯】 フォーマル度☆☆☆☆
友人や同僚の結婚式、子供の入学式、パーティーなどに着ていける着物です。
訪問着は1枚の絵のように柄が繋がっている着物で、柄の少ない付け下げや色無地に比べて華やかになります。
新生活のスタートを祝う意味でも入学式に着られる方が多いです。
【無地着物+袋帯】フォーマル度☆☆☆
無地の着物は訪問着のように柄がないので、色によっては控えめで落ち着いた印象になる着物です。
袋帯を合わせれば、控えめだけど格のあるコーディネートになります。
こちらの写真のような羽織は、正式な場所にはぴったりです。
道中着や道行コートは、洋服のコートと同じで室内では脱がなくてはいけませんが、羽織は洋服のジャケットと同じなので脱がなくてもいいです。
さらにショールがあるとおしゃれで、寒さ対策、室内ではひざ掛けにもなり重宝します。
【無地着物+名古屋帯】フォーマル度☆☆
無地の着物に、名古屋帯を合わせると、袋帯に比べて、柄によっては少しカジュアルな印象になります。
卒業式、入学式のような式ごとや、同窓会やお稽古の発表会など、ちょっとしたお出かけなどにも着ていけます。
【シンプル小紋+袋帯】フォーマル度☆
「シンプル小紋」とは小さな柄が所々に飛んでいる「飛び小紋」のことです。
普通の小紋と違い、シンプルな柄の飛び小紋はスッキリと着こなせますし、何よりフォーマルな場だけでなく名古屋帯や細帯と合わせて、ちょっとしたお出かけや女子会、着物で京都へ・・・など、お遊びの場所にも着て行けます。
【娘の入学式に訪問着で】
Yさまはお嬢さまの入学式に辻が花の訪問着を着て出席、その時の嬉しい気持ちをお便りいただきました。
『「みんながお母さんきれいだね!って話していたよ〜」
入学式を終え、帰宅途中に満面の笑みで娘が嬉しそうに話してくれました。
入学式や卒業式等、子供の行事に出席する際は、女性なら誰もが「何を着て行こうかな?」と考えます。
欲を言えばおしゃれをして、少しでもきれいな人に見られたい。悩みは尽きないものです。
着物好きな私は、着物で出席したい気持ちを持ちながら、「ちょっと派手すぎるかな?」「子供より目立ってしまうかな?」と自分の着物を見ながら悩んでいました。
「Yさんの着物は訪問着だから大丈夫!自分の勝負着物で自信を持って行って来て!」と山本呉服店の社長の一言に背中を押され、お気に入りの着物で入学式に出席することに決めました。
見ず知らずの女性の視線を感じつつ、「きれいだね」とママ友何人かに話しかけられ、たとえ褒められているのが着物であったとしても、私自身が褒められているようで、幸せに満ち溢れた一日を過ごすことができました。
子供の成長を祝う、人生の節目となる記念の日。
あくまで主役は子供ですが、お気に入りの着物を着て、親子共々、色鮮やかな最高の思い出になりました!』
Yさまのとても大切なときを、最高の形でお手伝いができ、お嬢さまも喜んでくださったと聞いて、私たちもとても嬉しかったです。
お嬢さまも友達にお母さんを褒められて、嬉しくて思い出に残る入学式になりました。
あなたもお子さんの卒業式・入学式を、ステキな思い出で飾ってあげませんか? きっと喜んでくれますよ!
大切な人の行事には着物を着てお祝いしましょう!
ご相談は
山本呉服店揖斐本店 TEL 0585-22-0140
山本呉服店池田店 TEL0585-45-7140
きものやまもと北方店 TEL058-323-8140 へ、お気軽にお電話くださいね。
2022年 新作着物や帯が岐阜で選びたい放題!「池裳苑」のご案内
今年もおかげさまで大盛況だった「第45回 京裳苑」。
残念ながら都合が合わず京都へ行けなかったお客様のために、
令和4年7月1日(金)、2日(土)、3日(日)の3日間、
京裳苑で人気のあの染め屋さん、機屋さんが池田店へやってきます!
【池裳苑はすべてが充実☆スペシャル企画】
《充実1》7月2日(土)、3日(日) 2日間限定!スペシャルゲストが池田店に☆
*「染の西原」西村さん来店!
当店のお客様にはおなじみ、西村さんが久しぶりに池田店に来店。
今年の京裳苑でダントツ人気の「選べるカワイイ小紋&名古屋帯 45万円セット」。
「京都に来れなかったお客様にも見せてあげたい!!」と池田店に持って来てくれます♪
*唐織「鈴木」足達さん来店!
京裳苑で「鈴木さんの帯が見てみたい!」とのお声が多かった唐織鈴木の帯。
鈴木の帯はツヤツヤの絹糸から織り上げた、圧倒的な立体感と上品さ、存在感が魅力です。
その魅力を支える丁寧な技術を足達さんから聞こう♪
真面目にコツコツと作った自信作ばかりです!ぜひ見に来てくださいね!
唐織「鈴木」について詳しくは
『豪華な着物に負けない立体感がスゴイ!「唐織 鈴木」の袋帯』をみてね!
《充実2》佐野美咲「卒園証書授与式」を見届ける会
勤続40ウン年、池田店の看板娘・佐野が山本呉服店を卒園することになりました。
長年お付き合いくださったみなさまに、佐野の保護者として着物を着て卒園式を見届けてやってくださいね♪
日時:7月1日(金)、2日(土)、3日(日) 各日午前、午後開催
会場:山本呉服店 池田店
服装:お好きな着物(着付け無料)
《充実3》7/2(土)、3(日)限定!みんなでランチ会♪(要予約)
文久年間創業、14代目片岡仁左衛門が通った京都の老舗料亭、「堺萬」のお弁当を、ご来店ご予約の方限定でお取り寄せします。
食通の京都人のお花見や歌舞伎見物に欠かせない、京料理の老舗です。
きれいな着物や帯を選んで楽しんだら、お腹も満足しちゃいましょう♪
《充実4》お茶席体験(要予約)
社長の山本千恵子が厳選したおいしい京菓子が食べられます♪
お菓子の準備があるのでご予約くださいね!
《充実5》着物を着て会場を散策♪
「着物を着る機会が減ってしまった・・・」という声にお応えして、広い会場を着物を着てメーカーさんのお話を聞いたり、試着をしたり・・・。
プチお出かけ気分で楽しもう!
《充実6》試着&撮影体験
会場内の着物はすべて試着OK! 試着したら写真も撮っちゃおう♪
好きな着物を選んでハイチーズ!
《充実7》コーディネート相談会
「着物が着たいけど、帯や小物の合わせ方がわからない💦」
「着物も帯もあるけど、なんか時代を感じる💦」とお悩みの方、ご遠慮なくお持ちください!
着物って、帯や小物を変えるだけでガラッと印象が変わって、おもしろいですよ♪
もちろん、当店のお着物じゃなくてもOK!
池裳苑では、京裳苑だけでしか見ることができなかった「ゆうび」の小物たちが池田店に登場!
「ゆうび」は、一つずつ丁寧に手作りしている小さな小物屋さん。
オリジナリティのある色使い、刺繍や絞り、組み方など工夫を凝らした作り方、とても細かい部分まで気を配って作られています。
留袖や訪問着に合う、フォーマル用から、小紋や紬に似合うカジュアル用小物まで、帯揚げ、帯締め、バッグやショールが揃います!
京裳苑が池田店にやってくる!!池裳苑のご案内
日時:令和4年7月1日(金)、2日(土)、3日(日)
*土日来店ゲスト:「染めの西原」 西村さん、唐織「鈴木」足達さん
普段はなかなか見ることができない染め屋さん、機屋さんの最新作を、池田店で見ることができ、ゆっくり着物を満喫していただけます!
何か欲しいなと思ったら、ぜひこの機会に山本呉服店池田店へお越しください!
お申し込み・お問い合わせは
山本呉服店 池田店
TEL0585−45–7140
岐阜県揖斐郡池田町八幡2580−1
豪華な着物に負けない立体感がスゴイ!「唐織 鈴木」の袋帯
ふっくらとした立体感が魅力の「唐織(からおり)」の袋帯。「唐織」って何?
「唐織」とは、多彩な色糸を使い、柄を刺繍のように縫い取りで織り出す技法で、最も高級とされる織物です。
昔は将軍など限られた人の衣装や能装束を作っていました。
能装束は役柄や演技、演出に密接な関わりを持ち、面に次いで重要な役割をはたしています。
新しい演目が作られるとそのテーマによって新しい衣装が必要でした。
能装束は元々、刺繍で作られていましたが、製作に時間が掛かりすぎ、上演が延期されたこともしばしばあったそうです。
また刺繍による豪華な装束はとても重く、舞い手の負担は大変なものでした。
能が盛んに演じられた室町時代、中国から伝わった糸を浮かせて織る織り方が伝わり、日本で改良と工夫を重ねて「唐織」が生まれました。
豪華に見えて軽い織物は帯の製法に使われる様になりました。
長い歴史の中で培われた技術が詰まっているのですね。
糸の染め方、種類にもこだわった京都・西陣「鈴木」の唐織の袋帯
「鈴木」の唐織の袋帯は、多彩な色糸を使っていて、とっても華やか!
艶々な糸がふっくらと浮き上がって、金銀糸で光る帯とは異なる上品さと存在感が魅力です。
**つややかな糸と立体感の秘密**
本草木染め(天然染料)にこだわった染色と、2種類の糸を使い分けて織っています。
柄の部分は精錬した糸(お蚕さんが吐いた糸を洗って柔らかくした糸)を撚りをかけずに織ることで、とても織りにくいけど糸のツヤツヤ感が生きた柄になります。
一方、地の部分は「生経(きだて)」という、精錬していない(お蚕さんが吐いたままの)硬い生糸を染めて使い、パリッとした風合いに織り上がります。
風合いの全く違う2種類の糸を使うことで、柄の部分のふっくらツヤツヤと光沢が際立ち、唐織の美しさを引き出しています。
唐織本来の織り方ですが、今ではここまでこだわって織っている機屋は滅多にありません。
たくさんの色糸を使って織っているので、一見重そうに見えるのですが、すごく軽い!!
そのヒミツは、裏に通っている糸を織った後に切って整理しているからです。
表から見ると分かりませんが、裏は、織った時の糸が繋がったままになっています。
余分な糸を切って整理することで、無駄な糸の重さを取り除き、余分がないのでゴワゴワしないしなやかな締め心地の帯になります。
手間は掛かりますがこの作業は唐織には欠かせない作業です。
糸がふっくらして立体的な唐織は、帯を締めた時つい引っ掛けたりして糸が出てきてしまうような気がします。
鈴木の唐織はこのようにすべて手作業で丁寧に糸の始末をすることで、見た目の重厚感とはうらはらに軽くてしなやかで締めやすい帯が出来上がります。
総絞りや加賀友禅の着物にも負けない!上品に映える袋帯
ふっくらとやわらかく浮き出るような立体感と、本草木染にこだわって染めた糸の光沢が圧倒的に美しい「鈴木」の唐織の袋帯。
「藤娘きぬたや」のような総絞りの着物のボリューム感にも、「加賀友禅」のようなしっとりとした優美さのある着物にも上品に映え、一層引き立てます。
主張しすぎない美しさとやさしさ、光沢が魅力です!
「鈴木」の唐織の袋帯は、正統な二重太鼓が似合う帯。
留袖や色留袖、訪問着、色無地などフォーマルに締められます。
フォーマルな場には、金銀糸を使った袋帯を締めるのが一般的ですが、唐織の帯を合わせて、ワンランク上の上品さを演出できます!
古典柄もオシャレ柄も!唐織「鈴木」の帯
唐織「鈴木」は、熟練の職人さんがひとつずつ丁寧に織りあげている、手機だけの機屋さん。
一度にたくさんの作品を作ることはできません。
年に一度の「京裳苑」で、みなさんにご覧いただくために作った自信作を出品してくださいます!
普段、写真でしか見られないような帯も、「京裳苑」では実際に手にとってしなやかさ、軽さを実感できます。
最高の「唐織 鈴木」の袋帯がこれほど揃ってご覧いただけるのは「京裳苑」だけです!!
「鈴木」の鈴木さんも、3日間会場へ来て、作品への思いやこだわりを熱く語ってくれます!
作り手さんのこだわりがいっぱい詰まった袋帯は、あなたの大切な宝物になることでしょう!
≪京裳苑会場≫
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