山本流「腰ひも1本のラクな着付け」。

山本流では、長襦袢に腰ひもは使いません。

コーリンベルトを使います。

 

その前に、半衿と長襦袢の後ろに「引っ張り布」は付いていますか?

付いてなかったら、半衿を付け、

長襦袢の背中心に、キレイに衿を抜くために「引っ張り布」を付けましょう。

当店でお買い上げいただいた長襦袢には、はじめから付けてあります。

 

この引っ張り布にもいろいろあって、

簡単に背縫いにそって糸やゴムで付けてある物や、

巾の広い布が縫い付けてある場合もありますが、

当店の引っ張り布は、衿がキレイに抜ける絶妙な幅の布に、

ちょうどいい高さにコーリンベルト通しが付いています。

 

糸やゴムではなぜダメなのか?

背中心部分しか引っ張れないので、衿の後ろがV字になってしまいます。

せっかく良い衿芯でも、V字になってしまっては美しくないですよね。

 

同じ理由で、幅が広すぎるのもダメです。

引っ張れる幅が広いので、衿の後ろが四角くなってしまいます。

後ろ姿の衿がキレイなU字になるように、計算して引っ張り布の幅は決まっているのです。

 

引っ張り布の下は千鳥がけで長襦袢にとめます。

引っ張り布の下は縫いつける

 

ちなみに、

半衿付けは税込1080円(半衿代別途)、

キレイに衿の抜ける山本呉服店特製「引っ張り布」は税込864円、

当店で長襦袢に引っ張り布を付ける場合は税込3240円(引っ張り布代含む)で承ります。

 

 

【衿芯の入れ方】

衿芯を長襦袢に付けてある半衿の内側に入れます。

内側に入れるのは衿ぐりの後ろがピンとキレイになります。

衿芯を半衿内側から入れる

↑半衿の内側に入れていきます。

衿芯を順繰りに送っていく

↑入れにくい時は順繰りに送っていきます。

 

間違って外側に入れると、衿ぐりの後ろで半衿にシワがよってしまいますし、

前から見た時に衿芯が透けて見えたり、段差が出来てしまいます。

間違った衿芯の入れ方 外側へ入れる

↑間違った入れ方。半衿の外側から通しています。

間違った衿芯の入れ方 外側から入れる アップ

↑衿芯が透けてしまいます。

 

 

【コーリンベルトを通す】

引っ張り布にコーリンベルトを通しておきます。

 背中心に引っ張り布 コーリンベルトを通す

 

次は長襦袢を着ます。