母から娘へ!袷(あわせ)の着物を単衣(ひとえ)に仕立て替えて受け継がれる着物
みやこめっせで6月に開催の第37回京裳苑に着て行きたい♪と、
お嬢さまがお母さまの袷の着物の中から選ばれました。
6月は単衣(ひとえ)の季節。
袷の着物についている胴裏と八掛は無しです。
お母さまの着物をほどいて、端縫い(繋ぎ合わせて)反物に戻します。
湯のしをして縫ってあった筋を消して、単衣の着物にお仕立てし直します。
毎年着物を着て参加してくださっているお母さまと一緒に、
今年はお嬢さまも京裳苑デビューです。
2週間しかありませんが、着たい♪というお嬢さまの気持ちに応えたいから頑張ります!
着物をほどいているのは5月に入社してくれた新人、吉村さんです。
よろしくお願いします。
更新日 | 2014/05/20
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画期的!テーブルランナーや下駄箱の上敷に!古い帯の利用法
もう捨てるわ、とおっしゃっていた古い名古屋帯が玄関脇の下駄箱のアクセサリーに!
名古屋帯を二つ折りにした輪の中には非常用の懐中電灯が忍ばせてありました。
スゴイ、機能的!
その発想に感動してたらお祖母さまは
「コレかけておいたら毎日雑巾がけしなくてもいいからね」と明るく笑っていらっしゃいました。
この発想、いただきです(*^^*)
更新日 | 2014/05/16
カテゴリ | スタッフページ
お嬢さまに着物を引き継ぐ
「ずっと前に山本さんで作った着物なんですけど、今着れるかどうか見て欲しい」と、
Fさまお祖母さまからお電話がありました。
Fさまは祖母さまもお母さまも、当店でお嫁入りのお支度をさせて頂いた方。
お孫さんの結婚が決まり、また当店のお得意様へ嫁がれるんだそう。
ご縁があるんですね。
「山本さんで作ったものは今見てもいいわねー」
見せていただいたら、今でも変わらず着られそう。
私も嬉しくなりました。
昔と今ではコーディネートは変わっています。
以前は原色の帯締めや帯揚げが合わせてありました。
昔の着物に昔の帯を合わせると余計に古く見えてしまいます。
また帯は今の物の方が軽くて柔らかいです。
着物はそのままでも帯と小物を変えると見違えるように素敵になります。
後は寸法。
みなさん身長は殆ど同じ位だそうですが、お嬢さまは裄が長い場合が多いので、
もう一度確認させていただく事にしました。
お祖母さまの着物は先代がお見立てさせて頂いたもの。
お母さまのは25年も前に私がお世話させて頂きました。
そしてまたその着物がまたお嬢さまに引き継がれるなんて素敵ですよね!
こんなお世話ができるのがとても幸せです。
当店の着物でなくてもご相談させていただきます。
宜しかったらお気軽にお電話くださいね。
更新日 | 2014/05/16
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柄合わせ、裁断は人任せにしない!着る人の笑顔を思いながら裁断中!
お店を閉めてから静かに着物を裁断しています。
山本呉服店ではすべて店で女将か社長が裁断してから、
仕立て屋さんに来て頂いて柄合わせを説明してお願いしています。
この小紋は来月始めの京裳苑、当店主催の新作発表会に単衣(ひとえ)で着て行ってくださいます。
お嬢さまもお母さまも似合っていらっしゃったので、
どちらが着て頂けるのか楽しみです♪
更新日 | 2014/05/16
カテゴリ | 小紋
ちょっとの気遣いでステキな着物に!小紋の着物は柄合わせが命!
この前の写真の画像
分かりにくかったみたいで
失礼しました。
こんな感じです。
グリーン地に小花が特徴的です。ちなみに、夏物です。
私は(多分お客様もそうだと思うんですが)、着物の反物を選ぶ時は、
こんな感じに出来るんだろーな
って、漠然とイメージします。
特に、こういった細かい柄は、全部にお花が見えて、かわいいだろうな〜
って、くらいにしか思ってません。
これが、、大きな柄であったり、ぽんぽんぽんと、飛んでいる柄だと、
胸のところにこの柄がきて、前のひざのところにいい柄がきて・・・
っと、こんな感じでイメージします。
うちのお店で購入された方だとわかると思うんですが、
反物でも出来上がった感じにきてみる事ができるんです。
こんな感じに。
でも、いざ仕立てる時はそんな簡単ではないんです。みたいです。
うちのお店では、社長が一反一反はさみをいれるんです。
仕立て屋さんに任せるんじゃないんです。
(結構、仕立て屋さんに任せるお店多いみたいですよ。)
一人一人のお客様の顔を思い浮かべながら、
この方はこの色が似合うからココの部分が顔の近くにあるといいよね、
とか、
小紋だけど、柄合わせで訪問着っぽくしたよ
と、こんなふうに、柄合わせを考えながらはさみをいれます。
なので、同じ着物でも違った物に見えちゃったりもするんです。
もちろん今回の私の着物もそうです。全体に小花があってかわいいだろうなーくらいの私の思い、裏切ってくれましたよ。
社長:この斜めに入ってる紫の柄、背中つなげたから。
木村:はー??紫の柄あったけ?(なんせ、昨年選んだ物なので、細かいところは??)
社長:脇もつながるようにしたからね。いい感じになったよ
木村:お任せします。いいふうにしといて下さい
と、こんな一コマがありました。
出来上がった着物を見て、
感動〜!!
木村:社長ありがとー
背中—中心の柄もくっついていて(一つのお花になってる)斜めにはいってる紫の柄もそろっているでしょ
と、うちの社長にかかれば、こんな素敵な着物にかわるんです。
着物って、奥が深いですよねー
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