藤娘きぬたやさん、来店。
お祭りモードな揖斐本店へ藤娘きぬたやさんの安藤常務さんと成瀬常務さんが
京裳苑の打ち合わせに新作を持って来て下さいました。
本店の座売りはパールトーンさんから戻ってきたお手入れでいっぱい!!
狭い隙間で広げて頂き、すいません。
成瀬常務さんが広げていらっしゃるのは「夢しぼり」
無地に見える地の部分を良く見ると何色かのぼかしになっています。
作り方は藤娘きぬたやさんのホームページで3分程の動画で見られるそうです。
「コレ、好き!」 と大谷さん。 単衣から夏に爽やかに着られるね!
この前見せたカラシ色のと同じ絞り方ですよ、と安藤さん。
カラシ色の時は豹柄に見えたわ~ (笑)
色によって全然イメージが違いますね!
「このピンクもキレイ!」
近くで見ると ピンクのぼかしが微妙に濃淡で凝っています。
横段を揃えて裁断すると爽やかさが増して良いですね!
板締めの技法で作った夏着物です。
コレも夏物の新作です。
優しい色遣いです。
生地はサラッとしていて気持ち良さそう~
ちょっと大胆なんだけどこの淡いピンクが優しさを出していて
粋にならなくて良いですね。
この矢羽根の部分はね・・・ と 成瀬さん。
こーやって生地を畳んで
四角いもので挟んで染まらないように白場を残し
淡いピンクを掛けたんです。
紺の部分にもピンクがかかっているので紺一色の色じゃないんです。
良く見ると 矢羽根柄の横は紺色がぼかしになっています。
この白い点も絞りなんですよ、と 安藤さん。
私たちは出来あがった色柄しか見てなくて
もう少しこの色が濃くしてくれたら良かったのに、とか ここにこの色はねー、とか言うんですが、
作っている人たちは大変なんですね!
「特に絞りは解いてみるまで分からないんですよ」
日にちをかけて絞って最後の色で失敗したら元も子もありませんから!
と 二人とも口を揃えて話していらっしゃいました。
藤娘きぬたやさんの伝統は花柄。
先代の社長さんの作風を踏襲して きぬたやと言えば牡丹に藤でしたが
今回の新作は絞りの色々な技法を駆使して
幾何学模様に挑戦!
勿論 きぬたやさん独特の可愛い花柄、ボタンや藤も健在です。
京裳苑も 見どころ満載です。愉しみですね!
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