紅葉が始まり、谷汲カントリークラブの素晴らしい景色の中開催したプレミアム撮影会。

来年　成人式を迎えられるお嬢さまの撮影が多かったです。

 

 

 

今回はいつもに増してご家族４、５人が来られる方が多く、

中にはご両親、両方の祖父母にご兄弟４人、１０人来られて家族写真を撮られた方もありました。

 

 

 

お母さまもプロにヘアメイクしてもらって着物を着られた方が多く　　ホント、綺麗！

テンションも上がりました。

そうそう、お父様も「何十年ぶりかなー？」　と言いながら　着物を着られました。

 

 

代わる代わる振袖姿のお嬢さまと一緒に写真を撮ったり

ニコニコと歓談されている姿を見ると

幸せなご家族の絵を見ているようで　ほのぼのと温かい気持ちになりました。

 

 

 

 

そんな中、Ｙさまのお母さまから

「どうしても、どうしても　娘に振袖を着せたまま帰りたいの」と。

 

 

 

 

当店のプレミアム撮影会はいつもモデルさんの撮影をてがけているプロの方たちに

そのままのやり方でお客様にして頂いています。

 

ヘアメイクはもちろん、プロ仕様！

 

 

 

 

メイク道具もさすがにスゴイ種類が並んでいます。こんなん、どうやって使うの！？て感じです。

 

着付けをする前のボディーを整える体型補正から全てです。

 

 

 

 

 

そんな中、    Yさまのお母さまから

「   どうしても、   どうしても   娘に振袖を着たまま帰りたいの  ！！」と。

 

 

 

 

いつもは撮影が終わったら脱いで帰って頂いています。

モデルさんに使うのと同じ体型補正はスタイリストさんに返さないといけないからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ｙさまのお母さまは当店の代々のお客様。お母さまの振袖も当店で作って頂きました。

そして今回も振袖を作ってくださったのもお母さまの実家のお祖母さまでした。

 

 

 

 

撮影会の日、本当はお祖父母さんたちも来て頂くハズだったのに、

なぜか　いらっしゃらなくて・・・・　　　残念！！

 

 

 

 

 

 

お母さまはどうしてもお嬢さまの振袖姿を実家のお祖父母さまに見せたかったのです！

 

 

 

 

 

 

撮影会場へはかさばるので余分な小物も持って来て頂かない様になっている中

困ったーーー〜   ！

 

 

お母さまのその思いに応えたいとスタッフは有るものを利用して何とか着せ替えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

後日、お祖母さまからお礼が。

 

 

 

 

お祖父さまは照れくさくて撮影会には行かない、と言われ　お祖母さまも行くのを止められたそうです。

でも思いがけず　振袖を着て見せに来てくれた孫を見て　嬉しくて嬉しくて

座敷でいっしょに写真を何枚も何枚も撮られたそうです。

 

 

 

 

「あんなおじいさん見たの　一生で初めてやわ」　とお祖母さまも呆れるほど！

 

 

 

 

自分の娘の時は振袖を着たのも見たことないんやよ。

仕事、仕事で朝早くから夜遅くまで働いて

着物なんか買わなくていい、って　いつも言ってたから全部私が内緒で買ったのに・・・

 

 

 

 

 

そういえば　昔は「お父さんのいない時に納品して」　って良く言われたのを思い出しました。

 

 

 

 

孫のは反対もせず　「買ってやらな仕方ないなー」　と言われたそうです。

「娘の時とは　大違い！　でもおじいさんが仕事を一生懸命やってくれたから買ってやれるんだけどね」と

お祖母さまも苦笑しながら昔を思い出していらっしゃいました。

 

 

 

 

 

だから　Ｙ様のお母さまは　「どうしても、」　ご実家へ見せに行きたかったのですね！

 

 

 

 

 

 

撮影会には来て頂けなかったけど

お祖父母さま、お母さま、お嬢さまが其々を思いやる気持ちに触れられて

このご一家の温かさとずっとお付き合いさせて頂いている幸せを感じました。

 

 

 

 

 

 

着物のある生活っていいですね　♪

 

 

 

11月3日はやっぱり晴れましたね。

「晴れの特異日」とは  前後の日に比べて偶然と思われない位晴れる日なんだそう。

 

 

今日はこれから京都の山の中にある染めのメーカーさんと打合せに行きます。

普通なら祝日はお休みなので明日から一斉に問屋さんの展示会なのですが、

メーカーさんなので逆に明日からは商品を出さなくてはいけないので今日伺います。

 

 

 

ところで  揖斐本店の中庭の老木に富有柿が4個なりました。

10年ぶりかな？       とっても大きな実です。

 

 

いつ獲るの？     とみんな興味深々。

昨日は雨が降ったし  出かける前に収穫することに！

 

 

大きいでしょう！    この木、ものすごく甘い柿なんです。

この前なった時はアライグマが子供を3頭も連れて来て夢中で食べていました。

子供が食べようとすると親が   独り占めしようとして  フーーー！！って怒るんです。

 

 

 

 

アライグマに先を越されないうちに  一個を残して収穫しました。

冬を越す鳥たちのために昔から一個残しておくんです。

 

 

 

富有柿を見ると  亡くなった義父 を思い出します。

 

 

義父は  富有柿の名人と言われた人でした。

村の人たちも   「  令吉っさの柿にはかなわん！」と。

 

 

その義父がよく言っていました。

 

 

若い木は  大きくてキレイな実を付けるから出荷するにはいいけど

本当は老木の方が見栄えはしないけど食べたらずっとおいしいんやで。

人間といっしょや、  年寄りの方が味があるやろ！

 

 

この時期になるといつも思い出します。

 

 

本店にいたスタッフで収穫祭！

 

 

 

メッチャ甘いねーーーー！    大満足のお味でした！！

これで  「いつ採るのー？」と口々に聞かれずに済みます (笑)

 

 

遅くなってしまったけど  染めのメーカーさんの工場へ伺います  ♫

 

 

「ようやく 間に合ったーー、」 10月号を発送して

ふ〜 〜、とひと息ついたのも束の間、

糸をかし通信、11月号の締め切りが・・・！

 

 

 

琉球紅型の美しさに酔いしれた北方店での展示会がついこの前。

 

 

次の週は  プレミアム撮影会。

京都からプロ集団に来てもらって

モデルさんみたいみたいに綺麗なお客さま、ご家族の笑顔に囲まれて幸せ気分(^.^)

 

 

一昨日は夢新聞のワークショップ。

親さんを喜ばせようとする子供たちの真剣さ、感動的な親子の対面に感動！！

 

 

 

 

来れなかった方、参加出来なかった方に

こんな風だったよ、

こんなに愉しかったよ、

とお知らせしたいと思い、みんなで分担して  お手紙(通信)を描いています。

 

 

 

そして今回   初めて夢新聞の記事を任されたのが  吉村。

 

 

子供好きで子供さん達もすぐ懐いてくれる特技を活かして  夢新聞スタッフに抜擢！

一生懸命  お世話をし、愉しくやってくれて大成功でした。

 

 

その場面を行けなかった方にどう伝えたら良いのか？

どんな写真を入れ、どんな言葉でコメントを入れるのか、

いざとなると考え込んでしまった(~_~;)

 

 

 

今日は半日考え込んで一言も書けず、

 

 

あの笑顔はどこへ・・・・・？

 

 

人に伝える事の難しさを思い知ったようです。

でも  彼女は  何を伝えたいのか、   考えて     考えて

写真を選び、配置をし、コメントを入れて  ついに形にしました！

 

 

 

良くがんばったね！      明日また修正して入稿です。

 

吉村の初原稿見てあげてくださいね。

今週末にはメール便で着く予定、で  スタッフみんなが頑張っています。