山本呉服店の収穫祭

11月3日はやっぱり晴れましたね。

「晴れの特異日」とは  前後の日に比べて偶然と思われない位晴れる日なんだそう。

 

 

今日はこれから京都の山の中にある染めのメーカーさんと打合せに行きます。

普通なら祝日はお休みなので明日から一斉に問屋さんの展示会なのですが、

メーカーさんなので逆に明日からは商品を出さなくてはいけないので今日伺います。

 

 

 

ところで  揖斐本店の中庭の老木に富有柿が4個なりました。

10年ぶりかな？       とっても大きな実です。

 

 

いつ獲るの？     とみんな興味深々。

昨日は雨が降ったし  出かける前に収穫することに！

 

 

大きいでしょう！    この木、ものすごく甘い柿なんです。

この前なった時はアライグマが子供を3頭も連れて来て夢中で食べていました。

子供が食べようとすると親が   独り占めしようとして  フーーー！！って怒るんです。

 

 

 

 

アライグマに先を越されないうちに  一個を残して収穫しました。

冬を越す鳥たちのために昔から一個残しておくんです。

 

 

 

富有柿を見ると  亡くなった義父 を思い出します。

 

 

義父は  富有柿の名人と言われた人でした。

村の人たちも   「  令吉っさの柿にはかなわん！」と。

 

 

その義父がよく言っていました。

 

 

若い木は  大きくてキレイな実を付けるから出荷するにはいいけど

本当は老木の方が見栄えはしないけど食べたらずっとおいしいんやで。

人間といっしょや、  年寄りの方が味があるやろ！

 

 

この時期になるといつも思い出します。

 

 

本店にいたスタッフで収穫祭！

 

 

 

メッチャ甘いねーーーー！    大満足のお味でした！！

これで  「いつ採るのー？」と口々に聞かれずに済みます (笑)

 

 

遅くなってしまったけど  染めのメーカーさんの工場へ伺います  ♫