
藍の花知ってますか?藍染めと信州の人気観光スポット「蓼科」の関係
「藍の花」見たことありますか?
ピンクのとても可愛らしい花です。葉っぱは藍染めに使います。
1ヶ月ほど前、信州の蓼科の市場で見つけた苗を衝動買いしてきました。
一株200円は安いと思ったものの、どう見てもそこらに生えている雑草!
調べてみたら藍はタデ科の植物です。
「タデ科」をPCで打ったら「蓼科」
蓼科は「藍」の産地だったのですね!
現在も着物やスカーフなどを染めている阿波藍の染め方はこちら
tokushima-http://www.tateshina-ai.co.jp/dining.html.com/crafts/awa-ai/
http://tokushima-bussan.com/crafts/awa-ai/
八ヶ岳が大好きで蓼科へ何十年もの間、何百回通い続けて初めて気が付きました(笑)
そういえば「たてしな藍」という高級旅館があって藍染体験をしていたっけ。
8月の終わりに特別お願いして会社見学をさせてもらった「小紋屋 高田勝」さんの社長さんがお話ししてくださった中で江戸時代は染めといえば藍染しかなかったそうです。
今の時代劇では江戸時代もカラフルな着物を着ていますが実際には藍色の濃淡しかなかったそうです。テレビや映画に着物を提供している高田勝さんならではの時代考証を伺いました。
女優さんの着物を提供している高田勝さんの裏話を書いたブログです。 http://wp.me/p4Uu4F-34r
ところで京都では鮎の塩焼きに欠かせないのが「タデ酢」
タデの葉っぱをすり潰して酢で味付けし昆布出汁で伸ばしたものです。
キレイな緑色の液体が刺身醤油の器に入れて必ず提供されます。
当店の近くの揖斐川は「やな場」で有名です。川の一部をせき止めて鮎を誘導し竹で作った「ス」の上に落とします。昔からの漁業法で、鮎料理を提供していて観光スポットになっています。
京都の親戚は鮎が大好きで毎年家族で食べにきます。
こちらでは鮎にタデ酢を付けて食べる習慣はあないので私が作ってやなへ持っていきます。
「タデ酢なしで鮎が食べられるなんて信じられない!」と叔母たちは言います。
ところ変われば、ですね。
「やな」は7月中旬から10月10日頃まで営業しています。もう今頃になると夜は川原に居ると寒いくらいです。
タデ酢を作る葉っぱはイヌタデです。
当店の近くでは田んぼのあぜ道や休耕田にびっしりと生えていて赤い粒状の花が咲きます。
小さな豆のようなツブツブした花です。
藍の花を見たときに似てはいるけどずっとかわいい可憐な花ですね。
池田店と北方店に置いてあるので見に来てくださいね🎵
明日20日(水)は商品整理のため臨時休業させていただきます。
明後日21日(木)は定休日です。
勝手を申しますがよろしくお願いいたします。
22日金曜日から池田店でお待ちしています。
更新日 | 2017/09/19
カテゴリ | 生まれた時から呉服屋、山本由紀子のつれづれ
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