舞妓さんの1日☆「舞妓さんってどんな生活してるの?」聞いてみた。
6月3・4・5日、京都での新作発表会「京裳苑」は
今年もお客さまのご指示、メーカーさんたちのご協力のお陰で今年もとても楽しい会になりました。
第40回の記念すべき節目の年なので一番京都らしく舞妓さんに来てもらいました。
京都へ行ってもなかなか「本物の舞妓さん」には会えませんよね。
道で見かけたら「今日はついてたな〜」なんて思うのではないでしょうか?
地方(じかた)さんの生演奏で舞を踊ってもらいました。
ツーショットで写真を撮ってもらったりしました。みなさん嬉しそう🎵
せっかくの機会なので舞妓さんにお話を聞いてみました。
Q 舞妓さんはどこにいるの?
A 「お茶屋さん」というところに居てます。
Q 何歳まで舞妓さんなの?
A だいたい20歳で衿かえ(舞妓さんから芸妓さんになる)します。
Q お休みはあるの?
A 月に2日どす。
Q 朝は何時に起きるの?
A だいたい7時半から8時くらいに起きます。
Q それから何をするの?
A 身支度をして小紋の着物を着てお昼前は舞のお稽古に行きます。
昼からは少し自由時間があって夕方から自分でお化粧をして男衆さんに着物を着せてもらって出 かけます。
10分くらいで着せてくれはります。 早!!
帰りはだいたい11時くらいどす。
Q 舞妓さんは地毛(自分の髪の毛)ですよね。どのくらいで結い変えるんですか?
A 1週間に1回です。 へーー!!
寝るときも木の高枕なので慣れるまでは首が痛くて大変どした。
Q ずっと髪を結ったままだとどこへ行っても舞妓ちゃんって分かっちゃうから大変ですね?
A 昼間に休み時間があっても祇園から出ることはほとんどあらしまへん。
自分の部屋で音楽を聴いたりビデオを見たりして過ごしてます。近くの喫茶店に行くくらいどす。
舞妓さんは大抵中学を卒業して地方から来てお茶屋さんに所属して修行します。
京言葉を覚えたりこっぽりを履いて歩くことに慣れたり枚のお稽古したり、お掃除もしたりして京都に馴染むことから生活が始まります。
舞妓のうちは寝食、衣装など全てはお茶屋さん持ちなので舞妓さんのお給料はお小遣い程度です。
お茶屋さんによって名前の一字が決まり先輩舞妓さんが後輩舞妓さんの面倒を見るのも決まりごとの一つです。
舞妓さんの生活ってミステリーのようですがほとんど見かけないのにはこんな理由があったのです。少しは「舞妓ツー」になれましたか?
更新日 | 2017/06/11
カテゴリ | 生まれた時から呉服屋、山本由紀子のつれづれ
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