都をどりは圧巻でした。
都をどりが開催されるのは 祇園歌舞練場。
5、6年前に京裳苑が行われた会場です。
チケット売り場の横の枝垂れ桜満開!
中へ入ると舞妓さんや芸妓さんの和歌や絵画、舞妓さんの衣裳などが展示してありました。
ターコイズブルーの鮮やかな色が多い中で一回だけグリーン地がありました。
肩から伸びる枝垂れ桜はお決まりです。
お茶席へ行く通路には京銘菓が色々売られています。
一流のメーカーさんばかりなので 流石、祇園です。
お点前をしているのは芸妓さん、お運びは舞妓さんです。
これは決まり事のようです。
薯蕷饅頭とお茶を持って来られました。
写真を撮る為にお饅頭を食べなかったら 先にお饅頭を食べてくださいね、
と言われちゃいました(≧∇≦)
お皿の柄は花街によってデザインが少しづつ違います。
お皿の裏には 都をどりと書いてあります。
中庭の枝垂れ桜もホント、綺麗です。
場内は撮影禁止。
京都には五つの花街があり、其々に踊りの舞台が繰り広げられます。
4月1日から一ヶ月間、祇園の都をどり
隣の宮川町は4日から19日に宮川町歌舞練場で京をどり
先斗町は5月1日から24日に先斗町歌舞練場で鴨川をどり
北野天満宮の横の上七軒では3月24日から4月7日に北野をどり、もう終わりました。
祇園東 (祇園乙部)は秋に開催されます。
京都の他の花街は踊りと物語( 和製オペラ)が演じられるのに対して
都をどりは京の四季を踊りで表現します。
今年の都をどりは尾形光琳の 300忌記念の年とあってテーマも舞台も琳派にちなんだ演出でした。
舞妓さんの衣裳も琳派に用いられる図柄、牡丹、梅、燕子花をデザインされたそうです。
何年か前の衣裳が飾られていた中に、
コレこそ琳派! 金箔に彩られた 八ツ橋の燕子花の柄が展示されていました。
都をどりは明治時代に東京の国際劇場で始まったレビューを京都祇園でも出来ないかと始まったもの。
祇園は仕舞から発祥の井上流。特に派手な動きはないものの、
実に見事に芸妓さん、舞妓さんの動きが合っていました!
動作はもちろん、
顔の向き、手の高さ・角度まで見事でした。
若い時から故中村勘三郎さんや吾妻徳穂さんのお孫さんと共に
踊りの名士で知られていた井上三千子さん(原 井上八千代さん)だからこその厳しさだと思いました。
特に最後に出演者全員の踊りは圧巻でした!
お客さまたちも終わった後、思わずため息が出て 「すごかったねーー、」
私たちも都をどりのイベントをやって良かった!とホッとしました。
帰りに今回のチケットのお世話をして下さった祇園のお茶屋さん「福嶋 」さんへ寄って来ました。
何度も何度も追加、追加でご迷惑をおかけしました。
こういったお付き合いがあるからこそ、出来るイベントなんです。
ありがとうございました。
更新日 | 2015/04/14
カテゴリ | スタッフページ
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