京都南座のまねき

毎月、月初めに着物の仕入れに京都へ来ます。

今月の京都は南座の顔見世。

一年を締めくくる行事です。

役者の名前を書いたまねきが上がって

とても華やかです (*^_^*)

勘亭流という特別な文字の書き方で描かれています。

満員御礼になるように願いを込めて

檜板いっぱいに文字を描く独特の手法なんです。

私は学生時代を京都の叔母の家で過ごし、

日本舞踊を習っていました。

芸事に精通していたそのいえのお祖母さんと

よく歌舞伎を見に行っていました。

亡くなった富十郎さんの黒塚は

顔見世中に 5回も見に行きました。

もちろん学生の身分で高い入場券はツライかったので

お祖母さんと一緒で無い時は

いつも４等席。

天井がすぐそばにあったのが懐かしく思い出されます(*^^*)

そういえば

見に来ていらっしゃる方の着物も素敵でした ❗️

呉服屋の娘だから学生でも良いものは分かります (*^^*)

その頃でも珍しく見られなかった色の絵羽織を

素敵に着こなしていらっしゃった方を

今も鮮明に覚えています。

たまには歌舞伎もいいかもしれませんね(o^^o)

山本由紀子

更新日 | 2014/12/01

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