山本呉服店

生まれた時から呉服屋、山本由紀子のつれづれ

京都へ展示会にもお宮参りにも着物でワクワク☆「着付け一生無料」

買って頂いた着物は「着付け一生無料」の山本呉服店は

京都での展示会「京裳苑」の朝もたくさんの方の着付けをしました。

 

中学生のMちゃんもママの絞りの浴衣を着て京都へ🎵

中学生のMちゃんもママの絞りの浴衣を着て京都へ🎵

 

 

京裳苑は通常のいわゆる展示会ではなくたっぷり着物が楽しめるお出かけイベントです。

 

ステキな着物が見放題、手に取り放題、試着し放題❗️

「遊園地に行ったみたいに楽しかったわ〜🎵」とお客さま。

着物好きにはたまりませんね♡

 

 

京都の料理屋さんでのお食事、舞妓さんとのツーショットも着物が似合います。

 

 

ところで6月の初めは行事ごとの多い時です。

結婚式の着付けも毎年あります。

この日はお宮参りのママとお母さまの着付けをさせて頂きました。

 

image

 

ママは単衣の訪問着、お母さまは単衣の付け下げを着られました。

 

赤ちゃんの着物の準備です。

先ず着物のしつけ糸を取ります。

先ず着物のしつけ糸を取ります。

着物と長襦袢うぃキチンと合わせます。

着物と長襦袢をキチンと合わせます。

着物と長襦袢の紐を一緒に結びます。

着物と長襦袢の紐を一緒に結びます。

 

お母さまが赤ちゃんを抱いてその上から産着を斜めに掛けます。

肩の結ぶ目に犬は張子やでんでん太鼓をぶら下げます。

 

 

京都へ出かける前の早朝で申し訳なかったけど

「山本さんで着付けをしてもらうと楽で着崩れしないから」と言って頂くと嬉しくて頑張っちゃいます(*^^*)

 

 

 

儀式や行事ごとに着物を着て家族の記念日を写真に残していく❗️

「着物だったらもっと楽しいね🎵」と自分たちのよりために着る❗️

どちらもステキですね❣

そんな風にどんどん着物を利用してもらえたら良いな(^-^)と思いました。

 

さあ、あなたはどんなシーンに着物を着て行きましょうか?!

 

 

 

舞妓さんの衣装も衣替え☆舞妓さんの帯留め「ぽっちり」は芸術品

京裳苑3日間、毎日祇園から舞妓さんに来てもらいました。

 

舞妓さんとのツーショット写真はいい記念になりました。

舞妓さんとのツーショット写真はいい記念になりました。

 

おひきずりの着物にだらりの帯はとても綺麗で豪華です。
「着物が単衣になったので軽うなりました」
単衣の着物は袷に比べて3〜4㎏も軽いそうです。

 

舞妓さんの衣裳でポイントとなるのは大きな帯留め「ぽっちり」です。

IMG_3483
3日間とも注目して見ていました。

素敵でしょ!!

 

 

以前に京裳苑に舞妓さんに来てもらったことがありました。
あまりの立派なぽっちりに「素敵ですね~」と舞妓さんに声を掛けました。

 

そしたら舞妓さんが
「出かけるときにおかあさん(お茶屋さんの代表者)がこけてもぽっちりは絶対に壊さんとおくれやす!あんたが骨を折ってもそのうち繋がるけどぽっちりは二度とつながらしまへん。どんなことしても壊さんといておくれやす!」と言われたそうです。

 

何とキツイ言い方!そんな言い方しなくてもいいのに!!

と呆れるやら

舞妓ちゃんがかわいそうに思いました。

 

真っ赤なサンゴや翡翠をふんだんに使った舞妓さんのぽっちりは芸術品です!

真っ赤なサンゴや翡翠をふんだんに使った舞妓さんのぽっちりは芸術品です!

 

でもね、そのぽっちりは明治時代に作られた骨董品としても値打ちのある工芸品!
壊れたらもう直せる人もないんだそうです。

 

「今日は呉服屋さんの展示会に行くのやから一番いいぽっちりをしていきおし。とおかあさんが出してくれはったんどす」
と言われ、お茶屋さんの家宝のぽっちりを舞妓ちゃんに出してくださったおかあさんに感謝したものでした。

 

目の前で踊ってくれはりました🎵

目の前で踊ってくれはったのは圧巻でした🎵

 

 

憧れの舞妓さんのスタイリングに学んで古典の振袖に大きな帯留めに太い帯締めで決める!のもオススメです(^^)

 

大きめの帯留めは作っているメーカーさんも少なくなかなか手に入らないので

「舞妓さんみたいな大きな帯留めありませんか?」とお問い合わせくださいね。

 

 

舞妓さんの1日☆「舞妓さんってどんな生活してるの?」聞いてみた。

6月3・4・5日、京都での新作発表会「京裳苑」は
今年もお客さまのご指示、メーカーさんたちのご協力のお陰で今年もとても楽しい会になりました。

 

山本呉服店主催の「京裳苑」は40年も続いています。

山本呉服店主催の「京裳苑」は40年も続いています。

「コレが着てみた〜い」と自分で選んで着てみました🎵

「コレが着てみた〜い」と自分で選んで着てみました🎵

 

第40回の記念すべき節目の年なので一番京都らしく舞妓さんに来てもらいました。
京都へ行ってもなかなか「本物の舞妓さん」には会えませんよね。

IMG_0796

道で見かけたら「今日はついてたな〜」なんて思うのではないでしょうか?

 

目の前で踊ってくれはりました🎵

目の前で踊ってくれはりました🎵

 

地方(じかた)さんの生演奏で舞を踊ってもらいました。

 

image

ツーショットで写真を撮ってもらったりしました。みなさん嬉しそう🎵

 

せっかくの機会なので舞妓さんにお話を聞いてみました。

 

image

 

Q 舞妓さんはどこにいるの?
A 「お茶屋さん」というところに居てます。
 

 

Q   何歳まで舞妓さんなの?
A だいたい20歳で衿かえ(舞妓さんから芸妓さんになる)します。

 

 

Q お休みはあるの?
A 月に2日どす。

 

 

Q 朝は何時に起きるの?
A だいたい7時半から8時くらいに起きます。

 

image

 

Q それから何をするの?
A 身支度をして小紋の着物を着てお昼前は舞のお稽古に行きます。
  昼からは少し自由時間があって夕方から自分でお化粧をして男衆さんに着物を着せてもらって出           かけます。
  10分くらいで着せてくれはります。 早!!
  帰りはだいたい11時くらいどす。

 

 

 

Q 舞妓さんは地毛(自分の髪の毛)ですよね。どのくらいで結い変えるんですか?
A 1週間に1回です。 へーー!!
  寝るときも木の高枕なので慣れるまでは首が痛くて大変どした。

 

 
Q ずっと髪を結ったままだとどこへ行っても舞妓ちゃんって分かっちゃうから大変ですね?
A 昼間に休み時間があっても祇園から出ることはほとんどあらしまへん。
  自分の部屋で音楽を聴いたりビデオを見たりして過ごしてます。近くの喫茶店に行くくらいどす。

 

image

 

舞妓さんは大抵中学を卒業して地方から来てお茶屋さんに所属して修行します。

京言葉を覚えたりこっぽりを履いて歩くことに慣れたり枚のお稽古したり、お掃除もしたりして京都に馴染むことから生活が始まります。

 

 

舞妓のうちは寝食、衣装など全てはお茶屋さん持ちなので舞妓さんのお給料はお小遣い程度です。

お茶屋さんによって名前の一字が決まり先輩舞妓さんが後輩舞妓さんの面倒を見るのも決まりごとの一つです。

 

 

舞妓さんの生活ってミステリーのようですがほとんど見かけないのにはこんな理由があったのです。少しは「舞妓ツー」になれましたか?

 

100年以上使っているお櫃の修理を木地師にお願いして来ました。

むかし、むかし、私が生まれる前から使っていた「お櫃」(おひつ)

タガが緩んでとうとう使えなくなってしまいました(≧∇≦)

大きなお櫃だなぁと言われました。4升入るサイズだそうです(^^)

大きなお櫃だなぁと言われました。最初は竹のタガだったけど修理して金になっていました(^^)

 

直径が50センチも有る 4升も入るお櫃は今は置くところもなくお蔵入り。

今は一年に一度、揖斐祭りのお赤飯を入れる為だけに5月4日に登場します。

 

350年続く揖斐祭りの山車が5台三輪神社に引き揃います。

350年続く揖斐祭りの山車が5台三輪神社に引き揃います。

 

 

乾燥してバラバラになっていてもお水を張っておくと木が膨らんで元通り!

抜けていた底もしっかりお赤飯を受け止めてきました。

 

でも今年のお祭りにはとうとう戻らなくなってしまいました。

 

「牛兵」の焼印。私は「山兵」さんと呼ばれていた時代しか知りません!

「牛兵」の焼印。私は「山兵」さんと呼ばれていた時代しか知りません!

 

「牛兵」うしひょうの焼印も押して有ります(^^)

 

 

山本呉服店は今年創業126年(呉服専業になって)になりますが、

江戸中期から料理旅館と呉服屋を併設して営業していたようです。

隣町の牛洞(現大野町)から揖斐へ出て来た兵八(ひょうはち)が屋号になり

うしひょう「牛兵」と呼ばれていました。

 

 

愛着のあるお櫃なので直してもらいたい!

 

祖父「余一」の名前が書いて有るけど達筆だった祖父の字では有りませんね。

祖父「余一」の名前が書いて有るけど達筆だった祖父の字では有りませんね。

 

 

私が小さい頃には近くに「桶屋」さんがあってガラス戸の向こうで

おっちゃんが樽や桶?を作ってたような・・・?

家のお風呂も父がそのおっちゃんに頼んで大きさを合わせて五右衛門風呂を壊して

ヒノキで作ってもらいました。

 

 

そんな風景を最近でも見たのは木曽しか思い浮かびません。

大分前になるけどイベントでお客様と妻籠宿を散策した時、

男性のお客様が小さなお櫃を嬉しそうに買われたのが印象に残っています(^^)

 

 

定休日に思い切って木曽の木地師の里を訪ねてみました。

昨日からの雨で木々が生き生きとしています。

 

 

雨上がりの木曽は新緑が冴えて冷んやりした空気が心地よい(^^)

雨上がりの木曽は新緑が冴えて冷んやりした空気が心地よい(^^)  国道から一本入るとこんな景色にも会えます🎵

 

 

花もキレイだけどこの時期の新緑に包まれている感じが一番好き(*^^*)

 

 

板がズレてしまっています。

板がズレてしまっています。

 

 

板が縮んでズレてしまっているので削り直して修理すると職人さんは3日はかかり

その手間を考えると買う程かかるよ、それでも良ければ25000円と言われました(u_u)

 

 

でも店の歴史はお金では買えません!!

 

 

他に方法は有りませんか?と聞くと

ノリでビシッと止めてしまって新しいタガをはめれば12000円

底はどちらにしても新しいのに変えないといけないからね、

どの程度か分からないけど隙間は残るよ、それも承知なら。

 

 

お櫃を預けて帰ってきました。

タガを締め直して100年以上もまえの物がまた使える!

再生するって素敵ですね(*^^*)

歴史を伝えるお櫃、どんなふうになって戻って来るか楽しみです😄

 

 

100年以上使っているお櫃の修理を木地師にお願いして来ました。

むかし、むかし、私が生まれる前から使っていた「お櫃」(おひつ)

タガが緩んでとうとう使えなくなってしまいました(≧∇≦)

大きなお櫃だなぁと言われました。4升入るサイズだそうです(^^)

大きなお櫃だなぁと言われました。最初は竹のタガだったけど修理して金になっていました(^^)

 

直径が50センチも有る 4升も入るお櫃は今は置くところもなくお蔵入り。

今は一年に一度、揖斐祭りのお赤飯を入れる為だけに5月4日に登場します。

 

底は真っ二つに割れていました(≧∇≦)

素材は椹(さわら)だそうです。底は真っ二つに割れていました(≧∇≦)

 

乾燥してバラバラになっていてもお水を張っておくと木が膨らんで元通り!

抜けていた底もしっかりお赤飯を受け止めてきました。

 

でも今年のお祭りにはとうとう戻らなくなってしまいました。

 

「牛兵」の焼印。私は「山兵」さんと呼ばれていた時代しか知りません!

「牛兵」の焼印。私は「山兵」さんと呼ばれていた時代しか知りません!

 

「牛兵」うしひょうの焼印も押して有ります(^^)

 

 

山本呉服店は今年創業126年(呉服専業になって)になりますが、

江戸中期から料理旅館と呉服屋を併設して営業していたようです。

隣町の牛洞(現大野町)から揖斐へ出て来た山本兵八(ひょうはち)が屋号になり

うしひょう「牛兵」と呼ばれていました。

 

 

愛着のあるお櫃なので直してもらいたい!

 

祖父「余一」の名前が書いて有るけど達筆だった祖父の字では有りませんね。

祖父「余一」の名前が書いて有るけど達筆だった祖父の字では有りませんね。

 

 

私が小さい頃には近くに「桶屋」さんがあってガラス戸の向こうで

おっちゃんが樽や桶?を作ってたような・・・?

家のお風呂も父がそのおっちゃんに頼んで大きさを合わせて五右衛門風呂を壊して

ヒノキで作ってもらいました。

 

 

そんな風景を最近でも見たのは木曽しか思い浮かびません。

大分前になるけどイベントでお客様と妻籠宿を散策した時、

男性のお客様が小さなお櫃を嬉しそうに買われたのが印象に残っています(^^)

 

 

定休日に思い切って木曽の木地師の里を訪ねてみました。

昨日からの雨で木々が生き生きとしています。

 

 

雨上がりの木曽は新緑が冴えて冷んやりした空気が心地よい(^^)

雨上がりの木曽は新緑が冴えて冷んやりした空気が心地よい(^^)  国道から一本入るとこんな景色にも会えます🎵

 

 

花もキレイだけどこの時期の新緑に包まれている感じが一番好き(*^^*)

 

 

板がズレてしまっています。

板がズレてしまっています。

 

 

板が縮んでズレてしまっているので削り直して修理すると職人さんは3日はかかり

その手間を考えると買う程かかるよ、それでも良ければ25000円と言われました(u_u)

 

 

でも店の歴史はお金では買えません!!

 

 

他に方法は有りませんか?と聞くと

ノリでビシッと止めてしまって新しいタガをはめれば12000円

底はどちらにしても新しいのに変えないといけないからね、

どの程度か分からないけど隙間は残るよ、それも承知なら。

 

 

お櫃を預けて帰ってきました。

タガを締め直して100年以上もまえの物がまた使える!

再生するって素敵ですね(*^^*)

歴史を伝えるお櫃、どんなふうになって戻って来るか楽しみです😄

 

 

店舗紹介店舗紹介

  • 揖斐本店

    揖斐本店

    岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪581-1
    TEL:0585-22-0140
    営業時間:9:00~18:00
    定休日:水・木曜日

  • 池田店

    池田店

    岐阜県揖斐郡池田町八幡2580
    TEL:0585-45-7140
    営業時間:10:00~18:00
    定休日:水・木曜日

  • 北方店

    北方店

    岐阜県本巣郡北方町 平成3丁目-74-1
    TEL:058-323-8140
    営業時間:10:00~19:00
    定休日:水・木曜日

  • 京都サロン

    京都サロン

    京都市中京区観音堂町4511
    TEL:075-744-6595
    営業日・営業時間は
    お問い合わせください

お問い合わせ
ご相談は
お気軽に

お問い合わせご相談はお気軽に

商品に関するお問い合わせ、
コーディネート相談、
ご購入の相談など、
お気軽にお問合せください。

お電話で

0585-22-0140

営業時間:9:00~18:00(水・木曜 定休日)

お問い合わせフォームお問合せフォーム