近頃は真夏に結婚式も増えてきましたね。

 

Yさまは、お勤め先の方の結婚式にご出席。

京友禅作家・松井青々さんの珍しいたたき染めの単衣の着物に、夏の袋帯です。

 

爽やかな黄緑色の着物、たたき染めなので緑と黄色が淡いぼかしのようになってキレイです。

半衿と重ね衿には、さりげなくスパンコールが光って華やかさを演出。

帯締めもピンクと黄色のグラデーションになっていて、Yさまの優しい雰囲気にぴったりです♪

 

暑い夏でも、きちんと礼を尽くした装いで、新郎新婦の門出をお祝いしたいですね。

 

＊白木＊

 

 

 

 

こんにちは、白木です。

以前、Mさまの小紋の柄合わせについてご紹介しました。

このお着物が仕立て上がってきたので、早速Mさまにご来店いただき、

『納品着付け』しました！

 

『納品着付け』というのは、山本呉服店では、お着物が出来上がってお客様にお納めする時に、

一度服の上から着ていただいて、出来上がりを確認していただく為の着付けです。

せっかく作っていただいたお着物、そのまま広げもせずにタンスへ・・・なんてさみしいですもんね！

 

着付け完了〜♪

 

とくに重要な上前の肩から胸にかけて、柄合わせした通りに黄色の部分が来ています。

裁断した社長のこだわりは、掛け衿にも肩からの色が続くように黄色を持ってきたこと。

Mさまも大満足です！

 

もともとお持ちの『染めの西村』さんの夏の名古屋帯にもばっちり合います！！

 

 

そこへMさまとお友達のYさまもご来店。

YさまもMさまと一緒に京裳苑で『染めの西村』さんの小紋を選んでいただいていました。

Yさまの小紋は、縦の地模様に、いろいろな色の丸がランダムにあしらわれている、さわやかなブルーグリーン。

もちろん柄合わせも考えてあります！

Yさまのお顔周りには、紫やグレーの丸が来るより、ブルーが来た方がお顔がパッと明るくなるね、と、

上前に小さい方のブルーの丸がくるようにしました。

Yさまも大満足！！

 

『これを着てどこへ行こうかな〜♪』

いつでも白木が着付けします！

このお着物を着ていっぱい楽しんでくださいね！！

 

＊白木＊

 

山本呉服店では、反物の裁断も仕立屋さん任せにせず、

お客様のお顔を思い浮かべ、一番キレイに着ていただける柄合わせを考えて

店で裁断しています。

柄合わせは、訪問着や附下げも左肩から胸にかけて、華やかな柄がありますよね。

それと同じように、小紋も一番お似合いの色柄が来るようにしています。

 

今日はＭさまがご来店。

先日の京裳苑でお求めいただいた「染の西原」さんの小紋の反物の

パールトーン加工ができ上がってきました。

仕立てに入る前に、Ｍさまに一番お似合いの色柄がお顔周りに来るように

確認に来ていただきました。

 

クリーム色の紬地に、グリーン、イエローのいろいろな大きさの四角形が

ランダムに並んでいます。

上前の胸のあたりにどの色が来るかで印象がガラッと変わるので、

柄合わせはとっても重要!!

白木　「ここの柄が顔が明るくなって良いんじゃない？」

 

 白木　「帯もこういうキレイな色がいいですよ♡」

 

 Ｍさま　「今からでき上がってくるのが楽しみ～♡」

 

とってもよくお似合いです♡

この着物は単衣に仕立てて、お嬢さまと兼用で着ていただく予定。

私たちもお二人に着ていただける日がとっても楽しみです♪

来年の京裳苑も、この着物を着てご一緒できたらうれしいです♪

＊白木＊

 

 

染の西原さんの小紋はキレイ色でメルヘンチックでお嬢さま達にも大人気です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Kさまはピンクや水色など明るくキレイな色がお似合いです。

 

着てみられた着物は淡い水色地に蝶の柄が線で白抜きになっています。

帯はナント、「トナカイ」なんです。

雪の結晶とかサンタさんとかの帯留をしてクリスマスパーティーに行くなんていいですね ♪

 

想像しただけでも楽しくなります  (*^^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mさまはいつもピンクがお好きなんですが、レモン色もお似合いですね。

 

帯はやっぱりピンクですか？

お花がいっぱい並んだ染めの名古屋帯も西原さんの作品です。

 

 

 

 

Mさまのお母さまに合わせているのも染めの名古屋帯です。

 

 

黒地でも粋にならずに綺麗ですね。

薄い地色の着物にピッタリです ！

 

 

帯を持って合わせているのが  染めの西原さんの製造責任者、西村さんです。

 

 

 

ストーリーのある柄、楽しい柄を綺麗な地色で作ってくださいます。

山本呉服店のお客さまの好みがとっても良く分かっていて

京裳苑のための新作を仕込んで作って下さいました。

 

 

 

 

Oさまは去年の京裳苑で一目惚れの西原さんの小紋を単衣に仕立てて着て来てくださいました。

 

爽やかで可愛いでしょ ！   コレも 西原さんの作品です。Oさまも大の気に入りです  ♥️

 

 

西原さんファンの  Oさまは今年も先ずは西原さんの作品をチェック！

 

 

他の帯も合わせてみました。

 

 

どうですか？

 

合わせる帯に依って着物の雰囲気が全く違いますね。

 

こうして着ている着物に合わせてみるのが一番良く分かりますね。

何より   楽しい  ♫

 

 

西原さんの作品は山本呉服店にも有ります。

是非見てみてください。

合わせたい着物があったらお気軽にお持ち下さいね。

 

 

またこんな柄の着物が欲しい、こんな地色のこんなイメージの帯があったらいいな、

っていうのも遠慮なく言ってみてくださいね。

きっと期待を超えるものを西村さんが作ってくれます。

 

 

問屋さんとではなくメーカーさんと直接お願い出来るのは

山本呉服店の強みです。

何処を探しても無いものでも作ってくださいますよ。

 

お気軽に言ってみてくださいね。

5月と言うのに連日  真夏日！    本当にギラギラと暑いですね。

温暖化が進んで熱帯地方に居るようです。

本来は6月が衣替えですが、学校の制服ももう夏服に変わっています。

 

着物も気候に合わせてゴールデンウイークには早めに単衣にします。

30度もあるのに袷は流石にキツイですよね。

 

 

そんな時   活躍するのが   単衣 (ひとえ)

裏を付けずに仕立てた着物です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千恵子が着ているのが単衣。

５．６月と９．１０月上旬まで着られます。

 

裏が付いているかどうかなので、見たところは冬物と変わりません。

でも冬物より圧倒的に軽くて涼しく快適です❗️

 

 

一年中   単衣を着ていたいくらい(*^^*)

 

 

冬物と同じ生地で裏を付けなければ単衣になります。

逆に単衣にしてあっても裏を付けて仕立て直せば冬物ー袷になります。

 

ただ、時期的に清涼感のある色柄、

裏が付かないので  生地がシッカリしている物、地厚のものが適しています。

 

また裏がヒラヒラと見えるので出来れば裏も柄がある紬とか

染物でも裏が白くない方がベターです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大島紬に  帯屋捨松の単衣帯です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しょうざん(京都のメーカー)の生紬地に染めた小紋に  帯屋捨松の名古屋帯

爽やかな取り合わせですね！

 

 

 

コーディネートは時期によって変わります。

 

 

5月は  単衣帯  または   冬帯     小物( 半衿、帯揚、帯締)  は冬物

6月は  単衣帯   または  夏帯     小物は夏物

9月の前半は   単衣帯  または  夏帯   小物は夏物

9月後半から10月上旬は   単衣帯  または  冬帯   小物は冬物

 

 

単衣の着物に合わせるものは 夏に近い時期は夏物を用いる割合が多くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

単衣の間の７．８月は「薄物」(うすもの)と言って透ける生地で裏を付けずに仕立てます。

写真の中で  後ろに掛けてある反物が薄物です。

 

透けているのが分かりますか？

夏物の長襦袢を着てその上に着ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透けるか透けないかで着られる時期が多少違います。

 

 

夏の着物というと浴衣が思い浮かびますが、

単衣の着物を着てパーティーで目だつ  (^_^)v

日傘をさしてお出かけなんて素敵ですね  ！

 

 

山本呉服店では

店舗、京裳苑ともに   単衣や薄物をたくさん揃えています。

 

商品、京裳苑のお問合せは

山本呉服店、揖斐本店

０５８５－２２－０１４０まで

お電話ください。