西陣、となみ織物へ
西陣にある大手帯メーカー 「となみ織物 」さんへ行きました。
来週17日金曜日からの池田店での展示会、
単衣着物に合わせる夏帯の仕入れです。
となみ、の名の通りご先祖は富山県砺波市の出身だそうです。
宮内庁の御用も務めた西陣でも最大手、老舗の帯メーカーさんです。
夏帯を見に行ったのに目に止まったのは色鮮やかな袋帯たち!
振袖用の帯も スゴく可愛いです ❗️
此方は訪問着から小紋着物まで締められる袋帯です。
新鮮な色に惹かれます !
「 綺麗ですねーーー! 思い切ってよくこんなキレイな色の帯を作られましたね❗️」
N部長さんもニコニコで
「 思い切った物作りをしてるでしょ ! 東京で発表会をした時に一目見て
歌手のISさんがコレが欲しいって買われたんですよ。」
確かにインパクトが有ります! 舞台晴れしますし、写真 TV映りも良いでしょうね(^ ^)
此方の黄色や紫のパステルの帯もパーティーなどに締めたらキレイでしょうね 。
今は色鮮やかな帯は作れなくなっています。
縦糸は一度張ると沢山のロットが生じます。同じ色の帯を織り続けなくてはいけなくなるんです。
なので
縦糸は白 または 黒 、横糸で色を変える事で柄を表現しているので
思い切った色の帯は出来なくなっているんです!
紹巴 (しょうは) の帯も明るい新柄がいっぱい出来ていました。
紹巴は桃山時代の画家、「 里村紹巴 」の世界を帯で再現したとなみさんのブランドで
超、細番手の糸で緻密な絵画のような図柄を表現しています。
糸が細いので触ると帯がとても薄くて、良い絹糸の持つ滑りが何とも心地よいです。
触れてみると余分な説明は要らない気がします。
それを締めると 身体のフィット感が全然違います。
となみさんでは毎月100柄以上も新柄を作られているそうです。
「 うちは社員が皆新しい柄を作っていますからスゴイ図案の山ですよ 」
図案を描き、紋紙に落として織るまでには多大な投資 !
それがこれ程までに次々と出来る、
そして新しい作品を作り続けていらっしゃるとなみさんの意欲と実力は素晴らしいです。
「コレは今使っているほんの一部ですが 、 会社の財産です ❗️」
凄い図案が収納されていました。
事務所の中には 何千もの莫大な糸が収納置いて有りました。
図案の色と合わせる為に微妙な色合い、明るさの違う糸が必要なんです!
次々と新しい色柄を作り続けてくださる となみ織物さんから目が離せません !
本当は夏帯を仕入れに行ったのに夏帯の写真を撮り忘れてしまいました。
17日から池田店で見られます。夏帯も勿論期待して頂いて良いですよ ❗️
メーカーさん仕入れなのでとてもお値打ちです。
そして何より、普通に見かけない素敵な帯に出会えます (*^_^*)
ぜひ見に来て触れて見てください。
お家にある着物に合わせたい時は遠慮なくお持ちになってご来店ください。
寸法やコーディネートのご相談はいつでも無料でさせて頂きます。
更新日 | 2015/04/09
カテゴリ | スタッフページ
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