舞妓さんの衣装も衣替え☆舞妓さんの帯留め「ぽっちり」は芸術品
京裳苑3日間、毎日祇園から舞妓さんに来てもらいました。
おひきずりの着物にだらりの帯はとても綺麗で豪華です。
「着物が単衣になったので軽うなりました」
単衣の着物は袷に比べて3〜4㎏も軽いそうです。
舞妓さんの衣裳でポイントとなるのは大きな帯留め「ぽっちり」です。
素敵でしょ!!
以前に京裳苑に舞妓さんに来てもらったことがありました。
あまりの立派なぽっちりに「素敵ですね~」と舞妓さんに声を掛けました。
そしたら舞妓さんが
「出かけるときにおかあさん(お茶屋さんの代表者)がこけてもぽっちりは絶対に壊さんとおくれやす!あんたが骨を折ってもそのうち繋がるけどぽっちりは二度とつながらしまへん。どんなことしても壊さんといておくれやす!」と言われたそうです。
何とキツイ言い方!そんな言い方しなくてもいいのに!!
と呆れるやら
舞妓ちゃんがかわいそうに思いました。
でもね、そのぽっちりは明治時代に作られた骨董品としても値打ちのある工芸品!
壊れたらもう直せる人もないんだそうです。
「今日は呉服屋さんの展示会に行くのやから一番いいぽっちりをしていきおし。とおかあさんが出してくれはったんどす」
と言われ、お茶屋さんの家宝のぽっちりを舞妓ちゃんに出してくださったおかあさんに感謝したものでした。
憧れの舞妓さんのスタイリングに学んで古典の振袖に大きな帯留めに太い帯締めで決める!のもオススメです(^^)
大きめの帯留めは作っているメーカーさんも少なくなかなか手に入らないので
「舞妓さんみたいな大きな帯留めありませんか?」とお問い合わせくださいね。
更新日 | 2017/06/12
カテゴリ | 生まれた時から呉服屋、山本由紀子のつれづれ
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