2020/03/29
きっかけは手持ちの振袖の小物コーディネートから(山田様)
山本呉服店との出会いは、お琴を習っている長女が小学生の時に発表会で着物を着ることになり、友人から「着付けもしてくれる呉服店があるよ」と知って行ってみたのがきっかけでした。
それまで呉服店と言えば敷居が高く、用事がないと行くべき場所ではないと思っていました。そして高い着物を買わされてしまう、そんな近寄りがたい印象でした。
初めて訪れた山本呉服店は、そんなイメージとは真逆でした。
自分が成人式の時の着た振袖を持っていくと、それに合う小物をコーディネートしてもらえました。
同じ着物でも合わせる小物が違うと、こんなにも印象が違うことに驚きでした。
その時からはじまったお付き合いが、これまでずっと長く続いています。
私が親に買ってもらった振袖を私自身は3回しか着ることができなかったけれども、娘はお琴をずっと習っていたので中学・高校とその振袖を山本呉服店さんに小物のコーディネートを見立ててもらって、何度も着てくれました。
こうやって新しいものを取り入れながら親から子へと受け継ぐことができるのも日本の素晴らしい文化だと思います。洋服はではこうしたことは難しいと感じます。
自分が親から受け継いだものをこうして娘に引き継いでもらうことを経験してみて初めて、日本の衣文化の豊かさに気付きました。
娘の成人式の時には、母が私にしてくれたのと同じように娘にも一番似合う振袖を作ってあげたいと思い、何度も下見を重ねて、とても満足できる一枚と出会えました。撮影会では素晴らしいカメラマンさんに撮影していただけて、家族みんなで一緒に写真を撮れた時の思い出が今でも鮮明に思い出されます。
そして知れば知るほど、着物の奥深さに惹かれていっています。
職場の後輩がお呼ばれの多い年代で、「お呼ばれに何を着ていくか」という話をする機会があります。
そして多くの後輩たちは振袖や着物を持っているけど、「着物は着ない」といいます。
理由を聞いてみると「まずは準備が大変、着ると苦しい、片付けも大変」と声を揃えて言うのです。
そしてそれはとてももったいないことだと思うのです。
私自身も山本呉服店の着付け教室で着付けを習うようになり、着物を着ることは決して苦しいものではないし、洋服と同じように電車や飛行機にも乗れることを知りました。
もっと着付けの知識を身につけて、そうした身近な人たちの着付けをできるようになって、せっかく持っている着物を楽しんで着てくれる人が少しでも増えたらいいなと思っています。
着付け教室で出会った着物好きな仲間たちと着物を着てお出かけをする機会も増え、着物がとても身近に感じるようになりました。
そして晴れの日に「何を着て行こうか」と悩むことがなくなりました。
洋服だとどんなバッグを持っていくか、どんなアクセサリーを身に付けるかと、ついつい迷ってしまうけれども、胸を張って「私は着物で!」とでかけていくことができるのです。
私の箪笥の中を熟知した山本呉服店のスタッフのみなさんがコーディネートをしてくださっていることもその自信につながっています。
どんな高いブランド物の洋服を着ても、着物にはかなわないと思うんですね。
着物って着ているだけで華があるので。
コロナウィルスの影響で、この春大学を卒業する娘の卒業式が中止になってしまいました。
せっかく袴を着る予定だったので、写真だけでも残してあげたいなと。
また撮影の相談にのっていただいています。
こんなことを気軽に相談できるのも山本呉服店さんの魅力です。
この春、娘は就職、息子も大学に入学して一人暮らしを始めます。
子供たちも手を離れたので、これから自分の大好きな着物を愉しめる時間が増えます。今から想像するだけでワクワクします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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