工房探訪記
藤娘きぬたや

藤娘きぬたや
お取り扱い商品

最高峰、
かつ唯一無二の絞り染め
「藤娘きぬたや」

1947年に名古屋で創業した「藤娘きぬたや」は、精緻な絞りの技と優美な色彩がその代名詞。
京絞りの伝統の技術をもとに、常に新しいことに取り組んできた「藤娘きぬたや」の着物は、絢爛でありながら品格があり、たおやかな洒落っぽさをも併せ持ち、山本呉服店のお客様にもファンが多いブランドです。
数年前に卓球の福原愛さんが結婚記者会見で着た総絞りの振袖で、広く世間にもその美しさが知れ渡るようになりました。

名古屋市金山駅のほどちかくにある藤娘きぬたや本社

名古屋市金山駅のほどちかくにある藤娘きぬたや本社

藤娘きぬたやの着物は「絞り」「染め」ともに、さまざまな技法を使って描かれています。
きぬたやの三代目作家として意欲的に創作を続ける安藤嘉陽さんは、この道に入って四十年余り。
初代伊藤嘉敏氏、二代目伊藤嘉秋氏に師事し、長年きぬたやの染色の現場で学んで積み重ねてきた知識と技術を土台に、独創的な感覚で新しい作品を生み出しています。

三代目作家安藤嘉陽さん。藤娘きぬたやのものづくりを、丁寧に案内してくださいました。

三代目作家安藤嘉陽さん。藤娘きぬたやのものづくりを、丁寧に案内してくださいました。

「新たな作品を作るとき、はじめに頭に思い浮かぶのはふわっとしたイメージなんですよ」と、安藤さんは言います。
とは言え、それを実際の形にするためには多くの職人の技術が必要です。
とりわけきぬたやの「絞り」は一人の職人が一種類の技法を絞るため、漠然としたイメージから図案を起こし型紙へと落とし込むためには、職人の技量や工程を知り尽くしていなくてはできません。

原寸大の図案。思い浮かんだイメージをもとにまずは下絵を起こし、図案を作ります。

原寸大の図案。
思い浮かんだイメージをもとにまずは下絵を起こし、図案を作ります。

型紙。下絵に従って絞る部分を実寸の方眼紙に落とし込み、その後、和紙を柿渋に何度も浸した型紙に写して彫刻刀のような道具で彫っていきます。

型紙。
下絵に従って絞る部分を実寸の方眼紙に落とし込み、
その後、和紙を柿渋に何度も浸した型紙に写して彫刻刀のような道具で彫っていきます。

誰もつくることができない絞り、
誰もつくろうとしない絞り

「絞り」は職人が生地をつまんで括る作業を繰り返して作られる、手仕事の結晶です。
特に藤娘きぬたやが得意とする「疋田絞り」は、生地を4つに折って先端を45度にひねって絹糸で巻いて作る、気の遠くなるような作業の連続です。

高度な技術を必要とする疋田絞り。

高度な技術を必要とする疋田絞り。
藤娘砧屋では一尺の間に45粒以上を基準として作ります。
疋田絞りは習得ではなく体得といわれるほどセンスを必要とする技法です。
そんなきぬたやの疋田絞りは厳しい審査を通った一握りの職人しか絞ることができません。

多くのメーカーは“綿”の糸で絞りをつくると言います。
そこを藤娘きぬたやの「疋田絞り」は細い絹糸を使って12回も巻いて作ります。
こうして細い絹糸を使うことで根元から先まで絞ることができ、絞りと絞りの境界線が狭くなるため、全体に白場が多く明るい印象に仕上がります。
一粒一粒が細かくよく揃った絞りは生地に美しい陰影を生み出します。

山本呉服店代表の山本千恵子がこの日着ているのは、先々代の祖母が若い頃にあつらえた、藤娘きぬたやの小紋。

山本呉服店代表の山本千恵子がこの日着ているのは、先々代の祖母が若い頃にあつらえた、藤娘きぬたやの小紋。
熟練の職人によって生地全体に疋田絞りが施されています。
藤娘きぬたやでは別注で幅の広い丈夫な生地を作って絞りを施しています。

その他にも、線を表現する「一目絞り」や、帽子をかぶっているように見える「帽子絞り」など、それぞれの絞りの技法に熟練した習熟した職人たちの技法を使い分けることで、細かい模様を写実的に表現することができ、唯一無二の「きぬたや絞り」の世界をつくり出します。

図案に従って、熟練した職人さんが一粒一粒を丁寧に絞っていきます。

図案に従って、熟練した職人さんが一粒一粒を丁寧に絞っていきます。
藤娘きぬたやの絞りは一人一工程でひとりの職人は1種類の絞り方しか絞りません。
自分の担当の絞りが終わると、次の職人さんへとバトンを渡します。

「このように違う絞りが近くにあるものは特に作業が難しいんですよ」と、安藤さん。

「このように違う絞りが近くにあるものは特に作業が難しいんですよ」と、安藤さん。
藤娘きぬたやの着物は皇室の方もお召しになられたり、メトロポリタン美術館にも作品を収蔵されたりしています。

挑戦し続けることで生み出された、
透明感のある美しい色

そうして絞りが施された生地を、一色ずつ丹念に染めていきます。
色の表現においても、藤娘きぬたやは新しいことに挑戦し続けてきました。
長年染めの現場にいた安藤さんも、先輩や後輩と常に競い合って技を磨いてきたと言います。

きものの世界では渋い地味目の色が流行っていた20年ほど前
「洋風の発色のいい、クリアな色を作りたい」
と、安藤さんは強く思ったそう。

たった五色の染料の組み合わせで、色を無限に生み出していきます。

たった五色の染料の組み合わせで、色を無限に生み出していきます。

それまでの経験をと技術をもとに創意工夫して生まれた着物が、こうした透明感のある華やかで美しい色合い。それらは若い人たちをも魅了し、一流のアスリートたちが揃って園遊会で着るなどして話題になりました。

安藤さんは、若い作り手の育成にも力を注いでいるといいます。
デザイン制作室では毎日「綺麗な色とは何か」「美しさとは何か」といったことを共有し、具体的に形に落とし込むために必要なことを何度も繰り返し安藤さん自らの言葉で伝えているそう。

「伝統を重んじながらも、みずみずしい感性を大切にし、これまで培ってきた技術に裏打ちされた良いものを作っていきたい」と、安藤さんは目を輝かせます。

仕上げは作家自らの手で手挿し染めが施されます。

仕上げは作家自らの手で手挿し染めが施されます。

伝え、届けることを使命として

山本呉服店と藤娘きぬたやは、長いおつきあいになります。
通常、藤娘きぬたやは小売店とは直接取引きを行っておらず、大手の問屋へ卸し複雑な流通を経て手に入るもの。
けれども、私たちは40年以上も直接きぬたやさんから買い取り仕入れをさせていただいています。
それによって、適正な価格でお値打ちにお客様に藤娘きぬたやの着物をお届けすることができます。
山本呉服店のお客様には、祖母から母へ、母から子へと世代を渡って藤娘きぬたやの着物を愛用してくださっている方もたくさんいらっしゃいます。

熱心に質問する代表の山本。ものづくりの現場や背景を知り、お客様にお伝えすることも呉服店の大切な仕事です。

熱心に質問する代表の山本。ものづくりの現場や背景を知り、お客様にお伝えすることも呉服店の大切な仕事です。

安藤さんに、これからの山本呉服店に期待することを尋ねてみました。
開口一番におっしゃったのは「たくさん売っていただきたい」ということ。
その理由を、次のように述べられました。
「どんなにいいものを作っても、売れないと継続して作り続けることができません。継続して作ることができないと、これまで磨いてきた技術を次の世代へと受け渡すことができません。ぜひ山本呉服店さんには業界をリードして、藤娘きぬたやの魅力を伝えていってほしいです」

美しいパステルカラーの藤娘きぬたやの絞りの着物。

美しいパステルカラーの藤娘きぬたやの絞りの着物。

山本呉服店は若い世代のお客様が多く、そういったお客様が「かわいい!着てみたい!」と袖を通したくなるような明るい色合いのものを多く仕入れをさせていただいています。またそうした若いお客様のニーズをメーカーにお伝えすることも、”着物文化の届け手”としての呉服店の大切な役割だと思っています。藤娘きぬたやさんはそうした私たちの要望にも快く応じてくださり、別注染めをを誂えていただくこともしばしばあります。

藤娘きぬたや本社にて、三代目作家の安藤嘉陽さんと。

藤娘きぬたや本社にて、三代目作家の安藤嘉陽さんと。

藤娘きぬたやの技術と色柄の感覚は世界に誇る日本の最高の着物です。
私たち山本呉服店は、その魅力がよりいっそう引き立つコーディネートの提案も得意です。
唯一無二の商品の魅力や作り手の情熱を、呉服店としての使命感をもってきちんと伝え届けていきたいと思います。

藤娘きぬたや

名古屋市中区伊勢山二丁目15番12号
TEL.052-331-2191
創業 1947年(昭和22年)4月
http://kinutaya.co.jp/

当店お取り扱い商品のご紹介

藤娘きぬたやの商品のご購入・コーディネート相談は山本呉服店へ
お問い合わせください。
山本呉服店では、藤娘きぬたや商品とお持ちのお着物や帯を活かした
素敵なコーディネートをご提案しております。

商品に関するお問い合わせはこちら
  • 藤娘きぬたや総絞り振袖

    藤娘きぬたや
    総絞り振袖

    商品番号 1450

    藤の花が大胆に全体を包むように配され、真ん中には大きな牡丹の花に蝶が留まっている、藤娘きぬたやらしい振袖。白地に浮き出る柄を引き立てるように、裾は墨黒で落ち着きある印象。

  • 藤娘きぬたや総絞り振袖

    藤娘きぬたや
    総絞り振袖

    商品番号 1799

    流れるような七色の虹と青い七宝の川、菊や牡丹や桜などの四季の花々を描いた振袖。藤娘きぬたやらしい五原色をバランスよく使いながら明るく優しい印象にしています。帯は珍しいグリーンを使て、少しファッショナブルにコーディネートしてみました。金銀、黒などの袋帯もピッタリ合います。

  • 藤娘きぬたや総絞り訪問着 唐花丸文

    藤娘きぬたや
    総絞り訪問着 唐花丸文

    商品番号 4096

    少し緑がかった薄いシルバーグレーで明るく品のある地色と優しいパステル調の柄が可愛らしい作品。丸い花に更紗のような唐草がデザインされ、雪のような水玉がポンポン浮かんでいる遊び心のある絵柄。疋田絞り、一目絞り、帽子絞り、小帽子絞りなど、多様な絞り方を使った藤娘きぬたやらしい作品。

  • 藤娘きぬたや総絞り訪問着 長白藤風流紋

    藤娘きぬたや
    総絞り訪問着 長白藤風流紋

    商品番号 4097

    ほぼ真っ白に近い地色に白い藤の花が他の花々を囲んで流れるように配置。配色は藤色をメインにして紫の濃淡、薄墨、抹茶色など、色数は少なく調和のとれた差し色が使ってあるので、すっきりとした印象で着られます。着物の柄に色が少ないので、帯や小物も季節によって合わせやすいです。

  • 藤娘きぬたや杢目絞り訪問着

    藤娘きぬたや
    杢目絞り訪問着

    商品番号 4181

    地色は明るめのピンク、中にはサーモンピンクと黄色が重なっています。裾には薄墨色のぼかしが入り、柄はグレーがかった薄いピンクと黄色で流水が描かれています。お顔回りは明るめのピンクなのでお肌の色も明るく見せてくれると同時に、裾の薄墨色が落ち着きと少しクールな印象に。
    帯は珍しいグリーンを使て、少しファッショナブルにコーディネートしてみました。金銀、黒などの袋帯もピッタリ合います。

  • 藤娘きぬたや杢目絞り訪問着

    藤娘きぬたや
    杢目絞り訪問着

    商品番号 4218

    深みのある黄緑に抹茶色をかけたぼかしの訪問着。初秋の川原をイメージしたような白い波の上下に黄色や黄緑の粒、草木を模したような柄。落ち着いた印象。

  • 藤娘きぬたや杢目絞り着尺

    藤娘きぬたや
    杢目絞り着尺

    商品番号 7115

    地色は萌黄色のような明るめのグリーンで、山の部分は紺鼠。メリハリのあるすっきりした色重ねになっています。爽やかな印象になるので、単衣に仕立てるのもお勧めです。

  • 藤娘きぬたや杢目絞り着尺

    藤娘きぬたや
    杢目絞り着尺

    商品番号 7116

    冷めた鼠がかった藤色地に山の部分は墨黒で、すっきりシャープな印象の組み合わせの杢目絞り。単衣に仕立てるのもお勧めです。袋帯:桝屋高尾 ねん金綴錦 きらりと光る袋帯を合わせてフォーマルな場に無地として着て頂けます。

  • 藤娘きぬたや杢目絞り着尺

    藤娘きぬたや
    杢目絞り着尺

    商品番号 7085

    グレーがかった落ち着いたピンク地に山の部分は鼠色の杢目絞り。ピンクの中にも、薄い黄色とピンク、水色のとても細かいたたき染めが施され、深みのある地色を作り出しています。袋帯:唐織鈴木 袋帯を合わせると無地としてフォーマルの場に着て頂けます。

  • 藤娘きぬたや杢目絞り着尺 夏・単衣用 五泉絽

    藤娘きぬたや
    杢目絞り着尺 夏・単衣用 五泉絽

    商品番号 7095

    優しいピンクの上には黄色・水色、白色の細かい粒が染められ、奥行きのあるピンクが表現されている。また杢目絞りの頭(山)の部分は透明度の高いクリアな黄緑で全体にパステル調の明るい着物になる。名古屋帯:野口 辻が花染めの名古屋帯を合わせてカジュアルな印象に。袋帯で無地としても着られます。

  • 藤娘きぬたや杢目絞り着尺

    藤娘きぬたや
    杢目絞り着尺

    商品番号 7121

    クリアな爽やかな水色地に濃い茄子紺の絞りが施された、すっきりした印象の着物地。名古屋帯:老舗染屋「野口」の塩瀬の名古屋帯を合わせて上品なお出掛けスタイル

  • 藤娘きぬたや変わり杢目絞り着尺

    藤娘きぬたや
    変わり杢目絞り着尺

    商品番号 7070

    杢目絞りと同じように縫い締めの技法で絞られていますが、ひだの取り方が異なり、間に大胆な茶色い波模様があります。普通の杢目絞りよりカジュアルな小紋になります。落ち着いたピンク地に見えますが、白や水色や橙の小さな粒が染められて奥行きのある地色を演出しています。名古屋帯:帯屋捨松 白地で可愛い柄の名古屋帯を合わせて楽しく遊ぶ印象でコーディネートしてみました。

  • 藤娘きぬたや一目絞り小紋着尺(着物地)

    藤娘きぬたや
    一目絞り小紋着尺(着物地)

    商品番号 7113

    縦縞と立湧がブロックに埋め込まれ、ランダムに配置されています。紫、水色、ピンク、黄色と言った藤娘きぬたやらしい明るい色使いの小紋地。
    大四つ身、ジュニアの着物から、大学の卒業式の袴、パーティーや結婚式の二次会まで華やかなシーンにピッタリです。色の境目すべてに一目絞りが施され、境界線の役割を果たし、色差しも全て手で行われているとても手の込んだ作品。名古屋帯:帯屋捨松 華やかな黄色地で若くて元気な印象にしました。

  • 藤娘きぬたや一目絞り小紋着尺(着物地)

    藤娘きぬたや
    一目絞り小紋着尺(着物地)

    商品番号 7112

    明るい赤紫と緑を使った七宝柄の小紋。
    大四つ身、ジュニアの着物から、大学の卒業式の袴、パーティーや結婚式の二次会まで華やかなシーンにピッタリです。名古屋帯:染の西原 現代調のPOPな更紗柄でかわいく遊んだ印象でコーディネートしてあります。

  • 藤娘きぬたや総絞り名古屋帯

    藤娘きぬたや
    総絞り名古屋帯

    商品番号 13175

    落ち着いた濃いピンク地、唐花と虹、
    桶絞りと帽子絞りのお陰で、くっきりとした白い部分が浮き出して美しいです。

  • 藤娘きぬたや総絞り名古屋帯

    藤娘きぬたや
    総絞り名古屋帯

    商品番号 13245

    地の部分が杢目絞りになっている希少性の高い名古屋帯です。明るい緑いろで爽やかな印象、桶絞りの雲の中に花菱をアレンジした幾何学的な柄なので着物の柄を選ばずコーディネートできるので、活躍できる名古屋帯になると思います。

  • 藤娘きぬたや総絞り名古屋帯

    藤娘きぬたや
    総絞り名古屋帯

    商品番号13233

    淡いグレーがかった藤色地に、お花と幾何学模様のように組み合わされた線がモダンな印象。重い古典柄ではないので、シンプルな着物にも合わせやすく、洋服の方が多い場にも悪目立ちせずお洒落に着こなせるタイプの帯です。

  • 藤娘きぬたや総絞り名古屋帯

    藤娘きぬたや
    総絞り名古屋帯

    商品番号 13110

    黒に近い濃紺でシック、地の部分は杢目絞りになっていて珍しい1本です。柄は辻が花のような流れのある文様でモノトーンでシンプル、全体には白っぽい印象になります。

仕立て上がり見本

仕立て上がり見本仕立て上がり見本

生地をゆのし(幅を揃えて)して芯を張り、パリッと仕上げます。
絞りが伸びて、仕立てる前より多少、白っぽい印象になります。
生地の風合いは変わりませんが、仕立て上がりはほぼ平面で多少、絞りの凹凸が残る程度になります。

店舗紹介店舗紹介

  • 揖斐本店

    揖斐本店

    岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪581-1
    TEL:0585-22-0140
    営業時間:9:00~18:00
    定休日:水・木曜日

  • 池田店

    池田店

    岐阜県揖斐郡池田町八幡2580
    TEL:0585-45-7140
    営業時間:10:00~18:00
    定休日:水・木曜日

  • 北方店

    北方店

    岐阜県本巣郡北方町 平成3丁目-74-1
    TEL:058-323-8140
    営業時間:10:00~19:00
    定休日:水・木曜日

  • 京都サロン

    京都サロン

    京都市中京区観音堂町4511
    TEL:075-744-6595
    営業日・営業時間は
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