カジュアル・楽しむ着物
洋服にも似合う「大人の京友禅バッグ」 京都の老舗・岡重「OKAJIMA」の魅力 オリジナルカラー別染め
1855年創業、京都・室町の老舗「岡重」。
京友禅の伝統を守りながらも、大胆で個性的な鯉や金魚、モダンな更紗柄は鮮やかな色使いで知られ、着物愛好家はもちろん、洋装の方からも支持を集めています。その代表作ともいえるのが、1992年に誕生した「OKAJIMAバッグ」です。
京友禅の技法を用いて一点ずつ染め上げられた、和洋どちらにも馴染むバッグ。
おしゃれを知る大人の女性にこそふさわしい、知る人ぞ知る逸品です。

◆大人の女性に似合う、モダンな京友禅
京友禅と聞くと「着物専用」という印象を持つ方も多いかもしれません。ですが岡重のバッグは、あえて大胆で個性的な更紗柄や、モダンな色使いを取り入れています。
ジャケットやワンピースに合わせても、さりげなく個性を引き立ててくれるデザイン。「和のバッグ」という枠を超え、洋服に自然に寄り添うおしゃれアイテムです。
◆京友禅という伝統の美
今回ご紹介するのは、京友禅の老舗「岡重」。京友禅といえば、京都で育まれた日本を代表する染めの技法です。
<京友禅の染め工程> 簡単に説明すると…
1.下絵師が図案を描く
2.糊置き師が防染糊を置く
3.染め師が色を挿す
4.蒸し→水洗い→仕上げ
手挿しの彩色(柄の部分の様々な挿し色)と、地染め(柄以外、ベースの部分)は別の職人が行います。蒸しや洗いの工程は色が糊を境にして、にじまないように留めるための作業なので、必要に応じて2~4の工程が繰り返され、1回で済むことは滅多にありません。
京友禅はすべて分業で行われるので、京都市内の工場にあちこち運ばれ、約20工程を経て、1枚の布が完成します。
職人一人ひとりが受け持つ工程は細分化され、その全てが緻密な手仕事。

例えば、ぼかし染めひとつを取っても、色の境目が柔らかく溶け合うように何度も刷毛を動かし、わずかな濃淡の美しさを表現します。生地の隅々にまで神経を行き渡らせた作業は、手に取ると驚くほど繊細で、思わずため息がもれるほどの完成度です。
◆岡重という信頼の証
1855年創業、京都・室町の老舗「岡重」。
創業以来、京友禅の染色技術を受け継ぎながら、常に新しい表現に挑戦してきたメーカーです。明治から大正、昭和と時代を越えて、帯や小紋、そして現代では洋装やバッグにまで、伝統の意匠を広げてきました。古典の意匠を大切に守りながら、同時に今の暮らしに生きるデザインを生み出す柔軟さ。
(写真:祇園甲部歌舞会公式サイトより、ページ末にリンクあり)
4月の祇園「都をどり」で舞妓さんが着ている水色の着物を第1回からずっと染め続けています。ちなみにデザインは田畑喜八さんが担当されています。(衣裳は毎年水色なのですが、毎年違う柄で染められています)


京友禅の確かな技術を持ち、バッグも同じ染色工程を経て仕立てられています。
◆伝統と革新が融合した京友禅バッグ
「OKAJIMAバッグ」は、着物と同じ手間をかけて染められた京友禅を用い、一点ずつ仕立てられています。京都市内に点在する専属工場を巡る約20の染色工程を経て完成するバッグは、まさに“持ち歩ける芸術品”。ソフリナ(高級人工皮革)と組み合わせた縫製により、上質な質感と丈夫さを兼ね備えています。京都の老舗がつくる確かな品質のバッグです。
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◆山本呉服店オリジナルカラー、使いやすい形とサイズ
山本呉服店では、この「OKAJIMAバッグ」を特別にオリジナルカラーで染めてもらい販売しています。サイズや形も持ちやすく、着物だけでなく洋服にも合わせやすいのが特徴。おしゃれを楽しむ方におすすめしたい逸品です。
山本呉服店のお客様は30~40代の女性の方が多く、明るく元気なカラーがお好きです。
バッグは着物全体の中ではワンポイントの差し色としても重要な位置を占めるので、くすみのない鮮やかな色使いで発注しています。また、お出かけの際に持ち物が多い方が多いので、ある程度の量が入り、入れやすい形でご用意しています。

ファスナーが底まであるので、大きく開きます。

真ん中のファスナーの中にはポケットが1つ、両サイドはマグネット付きの収納になっています。
◆希少だからこそ価値がある
現在、「OKAJIMAバッグ」は1ロット12個以上の発注から染めが可能という状況にあり、大手問屋が共同で依頼しているほど。大量生産ができないため、希少性も魅力のひとつです。
※岡重のオフィシャルサイトで、ほぼ売り切れているのは基本的に受注生産になっているからです。
「ブランドバッグ」と比較すると、岡重のバッグは約15万円という価格帯。シルクに染め上げられた京友禅、熟練職人の手仕事、革の上質さを考えると、十分に値打ちのある価格だと言えます。むしろ、知る人ぞ知る“隠れた名品”として、長く愛用できるバッグです。
山本呉服店が扱う特別な「OKAJIMAバッグ」は、晴れやかな和装シーンに映えるのはもちろん、シンプルな洋服にもアクセントとして取り入れやすいデザイン。伝統工芸の美しさを、日常のおしゃれにも取り入れていただけます。
◆京都が誇る京友禅を、身近に。
「OKAJIMAバッグ」は、ただのバッグではありません。
京都の伝統、職人の技、そしてモダンな感性が融合した唯一無二の逸品です。
毎日持つバッグだからこそ、流行ではなく「本当に自分らしい一品を選びたい」また、「ファッションや気分に合わせてアクセサリー感覚でバッグもコーディネートしたい」方に使っていただきたいと思います。
海外のお客様がいらっしゃるパーティーや会食、イベントの際には京友禅の魅力が存分に語っていただけるのも大きなメリットです。
岡重の「OKAJIMAバッグ」は、京都の伝統とモダンなデザインが融合した唯一無二の存在です。
洋服にも自然に溶け込む京友禅バッグを、あなたの日常に取り入れてみませんか。
※バッグの両面の柄、色合いはそれぞれ1点ずつ異なります。詳細はお気軽にお問い合わせください。
(文・山本千恵子)
こちらも参考に…
*「岡重」オフィシャルサイト
👉 こちらのページ
*祇園甲部「都をどり」オフィシャルサイト
👉 こちらのページ
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