Monthly Archives: 10月 2016
昨日は秋の青空、風もなく「撮影会」日和。
真っ暗なうちに出勤し日没までびっしりと予約で埋まっていました。
成人式を迎えられるお嬢さまの「その刻」を思い出に残す大切な時間です。
ヘアメイクもスタイリングもカメラも全てモデル仕様、京都から22名のプロに来てもらい、PGAも行われる名門のゴルフ場のコンベンションルームを借り切って行いました。
お嬢さまの御成人はご家族にとっても思入れのある記念日!
「なかなか家族写真を撮ることもないしいい機会だわ」
そのお母さまやお父さま、おばあさまも着物を着られて家族写真を撮られました。
撮影会に来て下さったご家族のツーショットです。
振袖を見に来られたお母さまが
「もううちの子がそんな歳になったのね、まだまだよそ事だと思っていたのに」とよく言われます。
「成人という時が大人として責任ある人間として自立する」という「人生の節目」とする、
そしてその節目の日を振袖を着て地域でお祝いすることはとても意義のあることだと思います。
私たちもその意味を自覚しながらただ一度の成人をご家族と共にお祝いしたいと思います。
昨日は幸せなご家族の沢山の笑顔、それぞれに思いやる気持ちに触れてとても幸せな時間でした(^^)
素敵な写真が出来上がって良い思い出になるといいな〜♬
明日はプレミアム撮影会。
日の出から日没までたくさんの方たちが写真を撮られます。
本当にキレイです!!
ところで私も皆さんと一緒にちょっとテンションが上がる綺麗な着物を着ようと思います。
明後日、月曜日は東京。そのまま火、水は京都で仕入れです。
着物は目的に合わせて変えても半襟は一つで変えずに合わせたい!
そこで白のビーズの半襟にしました。
ちょっとキラキラして綺麗です♡
同じ白でも塩瀬の普通の白ではつまらないですよね!
山本呉服店では白の普通の半襟はお茶をされる方か、お葬式か法事だけです。
左のママは白地に白の刺繍、真ん中のお嬢さまはピンクの可愛い刺繍、お母さまは染め柄の半襟です。
半襟はとても着姿にインパクトを与えますね!
明日は5時起きなので早く寝たいのですが半襟をつけなくちゃ!
「土曜ワイド劇場」を見ながら眠い目をこすりながら半襟を付けました(笑)
半襟付けは面倒ですね。
よろしかったら半襟付けを1080円で承ります。
仕立て屋さんも結構手間がいるけど着物に合わせてキレイに着たい!
と言うお客様の気持ちを分かって半分ボランティアで安くやってくださっています(^^)
なのでギリギリではなく早めに持ってきてくださいね。
少しでも着物を着たい方のお手伝いができれば嬉しいです♬
もう直ぐハロウイン。仮装で盛り上がっていますね(^^)
ハロウィンはSNSで写真を投稿しても楽しいですもんね。盛んになるのも理解できます。
日本の伝統行事よりも外国のお祭りの方が賑わっているのは呉服屋の私としてはちょっと残念!
着物もとても綺麗で写真映えするんだからSNSで拡散されたら良いのに、と思います。まだまだ私たちの努力不足ですね。
ところで昨日まで北方店で「着物体験会」をしていました。
いつも展示会の時は社員が来ていただいた方におもてなしの気持ちで「展示会ごはん」を作っています。
コンセプトは「旬の食材を使って簡単に作れてちょっと目新しいもの」
毎日ごはんを作っているとどうしてもワンパターンになってしまうからちょっとしたヒントで美味しくなるヒントを提案しています。
10月のテーマはやっぱり「ハロウィン」(^^)
お客様に持って行くと「ワーー、かわいい♡」の声が上がりました。
オバケがインパクトあったようです。
コレ、簡単なんです!
餃子の皮をオバケの形にハサミで切って目を開けオーブントースターで焼くだけ。
パリパリっとして美味しいんです。
子供さんは「オバケ食べちゃった〜」と大はしゃぎ。
お母さまたちは「家でもやってみよ!」「これなら出来るわ!」と大好評。
目論見どおり、大成功でした(^^)
ところで成功の陰で残念なことが・・・
長年、山本家で活躍してきたオーブントースターがヒートアップ!
あまりに沢山オバケを作りすぎて壊れちゃいました。
このオーブントースターは母が京都丸紅さん(着物の大手商社)のパーティーで獲得してきた景品。
母は抜群にくじ運がとても強くて必ず大物をゲットしてきます。
どこのパーティーでも帰ってきたら家族はいつも「今日は何をもらってきたの?」って当たり前のように聞きます(笑)
景品でしたが長年使っていたのに家族を失ったようで残念!
次のオーブントースターは最新型を購入するとしましょう。
ありがとう。ご苦労さまでした(^^)
秋の結婚式シーズンで山本呉服店ではずーっとほぼ毎日着付けの予約をいただいています。
特に土日は社員のやりくりに苦労するほどです^^;
当店で買っていただいた着物や帯は「一生着付け無料」なので余計に多いとは思いますが、着付けして笑顔でお出かけされるのを見ると私たちも幸せな気持ちになります。
看護師のKさまが看護師学校で同期だったお友達の結婚式に
総絞りの訪問着を着て名古屋のホテルへ行かれました。
キレイですね〜〜〜!!!
先日、結婚会見された福原愛さんと同じメーカー「藤娘きぬたや」さんのものです。
絞りがとても豪華で モノトーンにも関わらず存在感があります!
おめでたい席なので「熨斗」を付けて華やかに帯結びしました。
この訪問着は亡くなったお母さまが
「藤娘きぬたやさんの着物はいいよね〜!
いつか娘に作ってやりたいと思っていたけど良い柄に出会ったから作っておいてあげるわ」
と一人でお見立てして買って箪笥に入れておいてくださった着物です。
「何を着ていこう、と思うとやっぱりこの着物になっちゃう。
母が大好きで作っておいてくれて本当に良かったわ!」
「きぬたやさんのは流行もないし、これからもずーーっと着るわ」(^^)
Kさまもこの着物を切る度に、見る度にお母さまを思い出されるそうです。
「思いを伝える」「思いを受け取る」着物にはそんな幸せな役割もあるんですんね(*^^*)
リオオリンピックで4連覇を成し遂げた伊調馨さんに安倍総理から「国民栄誉賞」が送られました。
リオオリンピック後の記者会見で最強のスポーツ選手から出た
「着物をおねだりしてみます」の言葉は呉服屋の私からしても ヘーーー?!
とても嬉しく、新鮮でした(^^)
福原愛さんが「総絞り」だったのに対して 伊調馨さんは「総刺繍」
全体に紫と白の濃淡で色を加えない分、
刺繍糸のボリュームで立体感が出ていて 糸のツヤ感が光を放ちます。
大人可愛いい伊調さんにとてもお似合いでした。
帯は当店でも扱わせていただいている「となみ 織物」さんの袋帯。
ゴールド地に伝統の雪輪の柄でした。
国民栄誉賞には副賞として金メダル=金、にちなんだ商品が贈られているようですが「着物をおねだり」した伊調さんには金地の袋帯でした。
西陣織でも最高級のメーカー「龍村織物」さんの「本袋帯」
「袋帯」と「本袋帯」の違いは何?
通常の袋帯は表側の生地と裏側の生地とを別々に織り、あとから縫い合わせて袋状に仮り仕立して売られています。
本袋帯(ほんぶくろおび)には両脇に縫い目がありません。
表側の生地と裏側の生地とが、一枚の生地で筒状(つつじょう)になっています。つまり、縫い合わせて袋状に仕立てたものではなく、織る時点で袋状に回転しながら織るのです。
帯の柄は筒の中に入ってしまっているので 本袋帯を織る職人は織り上がるまで文様が見られないため高度な熟練技術が必要とされます。
高い技術と長い製作期間で織られた本袋帯ですから、当然のことながら生産数量には限りがあり、高価になります。
それでも本袋帯にこだわる訳は
帯の両端に縫い目がないため薄くて軽くとてもしなやかです。
また表裏が同生地なので違和感がなく、締め心地が良くです。
永年使っても、表地と裏地との伸縮性の違いによるデコボコや膨ふくらみが出ず、いつまでも帯の表面がきれいに締められます。
洋服のセンスでもピカイチ!と言われる伊調さんだからこそ
「これから世界に出る機会も増えると思う。日本女性として着物とか和装文化を伝えたい。」
と今後、着物で世界に出て活躍してくださるのを期待しています。
着物姿ってやっぱりアピール力ありますね(^^)
長いお付き合いの友達が熊本から来てもらえました。
今の食生活、人生観まで変えてくださった師です。
健康食品や化粧品の「マスタワールド」「ATSセミナー」の社長、
舛田まみさん(左から2人目)と池田さん(右)です。
めちゃくちゃな生活で生活習慣病になってしまった私が「助けて〜」
真っ先に顔が浮かび、頼って電話したのが舛田さんでした。
野菜、味噌汁、漬物、ご飯も一切ダメ!肉しか食べなかった私。
夜遅くまで仕事をして寝ても神経が高ぶって寝付けず、そのまま起きて仕事する。店の定休日はなく私が休むのは月1日だけでした。
いくら丈夫な体でも悲鳴をあげていたのです。
病気は生活を根本から見直す機会を与えてくれました。
1週間、熊本の舛田さんにお世話になって「マクロビオテック」(玄米菜食)の考え方を実地と講義で教えてもらいました。
日本人は何千年もお米と野菜を中心とする草食生活を続けてきました。
だから腸は欧米人に比べ長いんだそうです。
一番体にいいのは玄米と発酵食品だということを「陰陽道」を絡めて理論的に教えてもらえました。
例えば太陽は「陽」で月は「陰」
葉っぱ類など上に向かって伸びるものは「陽」でごぼうやれんこんなど根っこを食べるものは「陰」
甘いものは「陽」で一般にフルーツなどは「陰」
ケーキなどを食べると後でフルーツが食べたくなるのは「陽」に傾いた体に「陰」を入れることによって元に戻したいという欲求なんだそうです。
強い「陽」に傾くと強い「陰」の食べ物が食べたくなります。
思い当たる事、ありませんか?
陰、陽を行ったり来たりする生活は体に負担をかけ、消耗させます。
一番良いのは「中庸」 それが玄米です!
腸に善玉菌を増やす発酵食品は玄米ともとても相性が良い食べ物です。
日本伝統の朝ごはんが理想と言われています。
健康でなくなってしまったら仕事どころでない。
一番大切なのは健康!
食生活だけでなく毎日の生活を変えるきっかけになりました。
定休日も週一で決めて休む。
9時5時で仕事を完結させようと思えば出来るハズ!
私だけでなく社員も「健康が第一」
でなければ良い仕事は出来ない!いつも笑顔で居られない!
私が体を壊したからこそ今の山本呉服店があります。
体に良い食品、特に毎日何気なしに使っている調味料や油はなおさら大切です!
自分が勉強したからこそ良いものを紹介したいと思いました。
山本呉服店に関わる人みんな健康で笑顔でいてほしい!
熊本から来てくださった舛田さんと池田さんに会えて改めて思いました。
真っ青な空が気持ちいいですね。金木犀がどこからか匂ってきます。
いつもは9月の下旬から10月初めなので2週間は遅いと思います。
この辺りは富有柿の産地ですが暑かったせいか柿に色味が来ずやはり2週間遅れているそうです。きっと紅葉もそうなんでしょうね。
ところで昨日、30歳くらいの女性が着物の相談に来店されました。
Sさんはご主人の仕事の関係で転勤されてこちらに住んでいらっしゃるそうですが日舞の名取さんなんだそうです。
「着物を着て京都へ紅葉を見に行きたい」というものでした。
小さい頃から日舞を習っていらっしゃったSさんは着物は一人で着られるのですが
お稽古は半幅帯でしているので名古屋帯は結べないんだそうです。
でも周りからはずっと日舞をしているからお太鼓が結べて当然!と思われていて「ちょっと結んで」なんて言われて大変なんですよ^^;; と。
「今さら聞けないことが多くて〜〜」
持っていらっしゃった何枚かの着物の帯合わせし、
どんな時にどの着物を着たらいいのか、
長襦袢はどれが寸法が合っていてどれが着物にふさわしいか、
シワになりにくい畳み方などお教えしました。
ついでに「着付けのコツ」と帯結びをお教えしました。
「今まで見よう見まねで着付けしてたけどきっちり着られてとても楽!」
「座った時に上前がはちきれず気を使わなくていいのでスゴくいいわ〜」
と大感激!!
いつも着物を着ている方だからこそ、余計に着心地の違いが分かるのかもしれませんね(^^)
「京都まで1時間半の恵まれたところに住んでいるんだから今年は着物を着て主人と京都へ行くわ」とはしゃいでいらっしゃいました。
Sさまにとても喜んでいただけて「着物のプロとしての知識」や「いつも着物を着ている知恵」がお役に立てて本当に良かったな〜と私たちも嬉しかったです!
一言で「着物の相談」といっても色々あると思います。
何をどうしていいか分からない、って方も多いと思います。
「こういう時に着たいんだけど、家にコレが有るけどどうしたらいいの?」というご相談OKです。
ご都合のいい時間、行きたい店を電話で予約してくださいね。
間も無く京都は紅葉のシーズン、最もたくさんの観光客を迎える季節です。
「秋の京都」は本当は静かに味わいたいもの!
でもそんなのは夢また夢!
どこへ行っても人、人、人・・・
「お客さまと秋の京都へ行きたーい」と仲の良い友達の愛知県刈谷市の靴屋さん、長田さん。
いつも勉強会を一緒にやってる仲間です。
「快足楽歩カンパニー おさだwith店」は「足が痛〜い」と悩んでいる方が全国から目指す「靴の駆け込み寺」
「長田達郎」さんは全国でたった12人しかいないマスターシューフィッター(デパートなどで活躍しているシューフィッターを育てる最高位の専門家)であり尊敬すべき経営者です。
靴の的確なアドバイスにとどまらず身体の健康や出会った人の人生を変えてしまう(決して大げさじゃないんです)ような出会いがある不思議な魅力のある人です。
長田さんと山本呉服店のお客さまが一緒に「京都の秋」を満喫するツアーをすることに急にまとまりました。
時は 11月23日、勤労感謝の日。
「大切な両店のお客さまをお連れするなら」と張り切ってプレミアなコースを考えました。
◆西陣織のメーカー「菱屋六右エ門」さんの工房見学
山本呉服店のお客さまに大人気の西陣お召、帯のメーカーさんです、
物腰の柔らかな菱屋さんのファンもたくさんおられます。
お休みに特別工房を開けて菱屋さん自ら西陣織を語っていただけます。
よろしかったら試着もできます。
記念に写真を撮ってパシャ!プレゼントしますよ(^^)
◆非公開の大徳寺・真珠庵を「ひとり占め拝観」
とんちで有名な「一休さん」のお寺で国宝もいっぱいで見所いっぱい!
私たちだけの貸切で静かに禅寺を楽しめるなんてメッチャ、プレミアムです。
ご近所さんの菱屋さんのお顔で実現しました!
◆大徳寺・大慈院「泉仙」で本格的「精進料理」を堪能
会席料理の元となった禅寺の「精進料理」は肉魚を使わず旨味を出す手法を確立しました。
托鉢の僧侶たちが食物を受け取るために用いた鉄製の丸い鉢「鉄鉢」を形どった器で出されるので「鉄鉢料理」と言われています。
食べ終わった後は元祖マトリョーシカのようにコンパクトに重ねられる優れもの!
無駄のない「禅の心」を表した究極の器に感動します。
食材を人の生命の源となる貴重なものとして丁寧に扱い愛情を込めて調理する精神を感じてほしいお料理です。
◆「弘道館」でお抹茶体験と京都一の文化人「太田達(とおる)」さんのお話会
「弘道館」は江戸時代の学者「皆川淇園」の学問所だったところ。本格的なお茶室が3つもあり静寂を包み込むような素敵なお庭と建物があるプレミアムな場。
マンションにされて取り壊されそうになったのを救ったのが有職菓子調達所「老松
太田さんは裏千家の重鎮であるとともに立命館大学などで教鞭をとられている学者さん。「四百年も生きているか」と思えるくらい知識が豊富です!
NHK、Eテレ(教育テレビ)の和菓子講座に出演されたりしています。
お嬢さんは昨年、京都の三大祭り「葵祭」のヒロイン「斎王代」をされた才色兼備の方。雑誌「婦人画報」でも太田さん親子が大きく取り上げられ特集が組まれました。
今回はお休みに私達だけのために弘道館を開けていただき、
老松さんの出来立て生菓子でお抹茶を召し上がっていただき、
さらに太田さんのお話を伺えます。
◆「京都検定1級」取得の山本真理子がご案内します。
山本真理子は山本呉服店の次女。東京の大学を卒業後、京都の会社に就職。
7年間京都に住み、その奥深い文化に触れるうちに合格率1.8%という最難関、京都検定1級を取得。
京都に暮らした独自の暮らしぶりや歴史に精通して優しく解説する語り口は 山本呉服店の京都での新作発表会「京裳苑」でもお客様に大変好評で「来年もまたお願いしたい」と何人もの方からリクエストが入るほど。
現在は京都で裏千家の先生にお茶を習いながら弘道館でのお茶会やお茶事、講演会のお手伝いをしています。
ギュギュギュっと詰め込んだ特別な秋の京都を静かに巡る1日コース。
山本呉服店の人との深いおつきあいがなければ実現できない所ばかりです!
長田さんも山本呉服店もかなりのお申し込みをすぐに頂いていて残りの席数はわずかとなっています。
「ぜひ行ってみたーい!」っていう方は
山本呉服店、揖斐本店
0585−22−0140までお電話下さい。
今日は地区の町民運動会。
朝晩は寒いくらいなのに昼間は暑い!
キラキラと照りつける青空のもと出場を待って立っているだけでも
女子は「焼けちゃう〜」の悲鳴も。
先ずは予定外の綱引きに参加。
「明日から筋肉痛にならないようにセーブして、」と言いながら力が入っちゃうんですよね。
楽に引っ張ったつもりだったのに4戦全勝!
綱引きで勝つのはテンション上がりますよね〜〜〜(^^)
ところでいつも着物の私が洋服を着ているだけで「今日はどうしたの?」
と言われるのに今日はデニムにTシャツ。
「誰かと思ったー?」と言われちゃいました(^^)
でもきっと着るものの所為だけではなく近所に住んでいても顔を合わせることがないからだと思います。
「久しぶりやねーー」
「こんなことでもなかったら会わないもんね」とみんな口々に言います。
昔に比べてご近所のコミュニティーは弱くなったと言われています。
隣の人がどうしているかなんて知らない、興味もない。
でもね、昔から言われるように「遠くの親戚より近くの他人」っていうことがあります。
最近のように思いがけず災害などに見舞われた時、ご近所のコミュニティーがしっかりできている処は復興も早いと言われています。
お互いに知っていて助け合えるからでしょうね。
揖斐には三輪神社で「揖斐祭り」が何百年も続いています。
揖斐川ワンダーピクニック、舞殿コンサート、揖斐川マラソンなど新しいお祭りもどんどん行われたくさんの人が集います。
町民運動会も人口減少や高齢化で賛否両論あるようですが、
ご近所さんが集まって顔を合わせ、誰彼なしに共通の話題で話せる機会はいいな〜と思います。
「揖斐って本当にいい街だなぁ」って思います。
そしてこの揖斐の街に本店を構える山本呉服店も地域の方が気軽に集まれる場でありたいと思っています。
10月30日(日)には揖斐川町主催の「いびの秋祭り」で当店の前も歩行者天国。
11月13日(日)は揖斐川マラソン
お店は解放していますのでちょっと喉が渇いた、疲れたから座らせて、赤ちゃんのおむつ交換、
何でもご自由にご利用くださいね(^^)
10月になったというのに30度超えの暑さ!
台風も次々とやってきますが日本近海の水温が高くて弱まらないとか?!
通常ならば10月1日は「衣替え」
着物で言えば「単(ひとえ)」から「袷(あわせ)」へ
裏や八掛が付いた着物に変えます。
9月30日に用があって京都へ行きました。
お昼はもう?来年の6月の新作発表会「京裳苑」の下見に候補となる料理やさんへ行きました。
緑が鮮やかでさすがの老舗です!
ベテランの仲居さんが「明日から袷でっしゃろ、まだ暑いし、」と。
「明日から変えはるんですね」と言ったら
「時期は時期ですから」と言ってはりました。
確かに季節を先取りすることは「粋」それに対していつまでも引っ張るのは「野暮」だと言われサッサと変えるのが良しとされてきました。
でも昔はこんなに暑くなかったですよね。
今の気候に合わせて10月の上旬までは単でいいです!
着物研究家の「木村タカ」さんもエッセイで同じように書かれていました。
母が行った「お女将さんサミット」の会合、必ず着物で出席の会でもみんな単でした。
春も6月からではなく5月の連休から早めに変えます。
すると1年の半分は裏がない「単」になります。