
着物の仕立ては熟練した地元の方にお願いしています☆着物に対する譲れない思い!
「山本さんは仕立てをどこでやっていらっしゃいますか?」と聞かれました。
「当店は地元の熟練した仕立て屋さんに縫っていただいています。」とお答えしました。
最近は着物も洋服のように中国やベトナムの縫製工場へ出される場合が多いです。
「浴衣の仕立て代サービス」とか「お仕立てには40日かかります」とかいうのはソレです。
「着物を縫製する」なんて言った時点に違和感を感じます!
背縫いは背縫い専門、右袖を縫う人は右袖ばかり(右袖と左袖は縫い方が違うんです)、
分業で進んで最後にちょっとだけ慣れた人が全部をくっつけて出来上がり!といった具合です。
着物も洋服も「布を縫う」ということでは同じなので人件費の安いところへ流れるのは当然かもしれません。
でも山本呉服店は地元の仕立て屋さんに拘ります!!!
その理由は
1、お客様にお似合いの柄合わせをしたい!
山本呉服店では着物選びには必ず着装して着姿、全体のスタイリングを確認して決めていただきます。
それを仕立てで実現するために店で裁断しそのまま仕立て屋さんに伝えて縫ってもらいます。
外へ出すには反物のまま出してしまうのでそのような指示は全くできません。
もちろん気に入らない柄合わせになっていても直すこともできません。
2、着たい時が欲しいとき
買ったらすぐに着たいですよね!
着たくなった時が欲しい時ですね!
1ヶ月以上も先まで待っていられない場合も多いです。
着たい日があれば出来る限り間に合わせたい!一回でも多く着て頂きたい!
山本呉服店の仕立て屋さんも同じ思いで徹夜してでも間に合わせてくださっています。
3、「日本の着物」は日本人の手で!
昔から「着物が好きで良く着る仕立て屋さんの縫った着物は着やすい!」と言われています。
微妙なさじ加減とでも云うのでしょうか?違うんです!
まして着物がどういうものかもわからない外国の方に縫ってもらいたくない。
縫い目が細いだけの問題じゃないんです。
日本の着物は日本人に縫ってほしい!外国へ出すのは嫌なんです!!!
頑なかもしれません!
「未だに店で裁断しているなんて非効率なことをやってるの?」と同業者にも笑われます。
でも山本呉服店は譲れないんです!
地元で同じ思いで縫ってくださる仕立て屋さんがある限り妥協せず続けていきます。
出来上がった着物をお客様にお渡しする時も手塩に掛けただけあって愛着がいっぱいです!
お客様が喜んでくださるお顔を思い浮かべながら社員と私と仕立て屋さんで連携してお届けしています。
更新日 | 2016/08/24
カテゴリ | 山本呉服店 変わらない気持ち、変わらずに続けていること
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