京裳苑で私だけの1枚が見つかる!500年前の技法そのまま「辻が花”むつろ”」3つのこだわり
平成30年6月2日(土)3日(日)4日(月)の3日間、
京都の平安神宮前にある、京都最大級の展示会場「みやこめっせ」で、
山本呉服店主催の秋冬物の新作発表会を開催します。
着物の本場・京都で、丸1日、着物選び・観光・お食事と、京都を満喫できる「日帰りお買い物バスツアー」です。
1000畳を越える広い会場を、超一流の機屋さん、染め屋さんに出品いただきます。
山本呉服店のお客さまにしかご覧いただけない、特別な展示会です!
京裳苑に先立ち、出品いただく「辻が花」の専門の染め屋さん「むつろ」さんの社長にお話を伺ってきました。
こだわりがいっぱいの辻が花「むつろ」
「辻が花」専門の染め屋「むつろ」さん。
鮮やかな配色のものから優しい色まで、訪問着、附下げ、小紋、名古屋帯、袋帯と「辻が花」好きにはたまらない染め屋さんです。
*その1 生地へのこだわり*
”辻が花”といえば、久保田一竹さんなど有名な作家さんがありますが、
むつろさんの辻が花は、上質な丹後のちりめんを使って作られています。
2代目社長さんも「生地を触っていただいたらお分かりいただけると思いますが、
そこらへんのペラッペラなものではございません!
1から丹後でオーダーしている生地でございます。」と自信を持っていらっしゃいます。
*その2 技法・京都で作ることへのこだわり*
辻が花にはいろんな技法がありますが、むつろさんの辻が花は、
染める前に絞って形にしていく500年前からの技法をそのままに作っています。
桶絞りで大きい絞りを大胆に挿して、「カチン描き」と言われる墨描きを施した辻が花です。
カチン描きとは、絞りによって白く染め残された部分に、細い筆で花などを墨で描く技法です。
むつろさんの辻が花は機械の作業は一切なく、すべて手作業で作っています。
むつろさんでは「カチン描き」は社長のお姉さんがやっているそうです。
近頃、他社では絞りの作業は外国でやっているところが多い中、
むつろさんは「すべて京都で1から手作り」「500年前からの技法そのまま」にこだわって制作しています。
むつろさんの「京都で作る」ことへのこだわりは、先代の社長(社長のお父様)から受け継がれています。
「20年くらい前までは『たくさん作れ』、『中国の工場を紹介してやる』と言われたんですが、
うちの先代は『儲けよりも信用』と頑なに断って、京都の職人さんと作り続けました。
その当時中国の絞りに切り替えた方は京都とは手を切っていったんですが、
今になって『日本の職人さんに』と帰って来ても、今となっては作り手がいない、というのが現状です。
うちは昔からずっと、京都でも一流の職人さんに絞ってもらっています。」と、おっしゃいます。
周りが儲けに走って安く作れる中国へ行く中、日本の職人さんと手を携えて本当に良いものを作り続け、
日本の職人さんと日本の辻が花を守ってきたんですね。
*その3 デザイン(柄付け)へのこだわり*
むつろさんの辻が花の柄付けは、すべてむつろオリジナル。
アイテムは訪問着、附下げ、小紋、名古屋帯、袋帯、とフォーマルなものからカジュアルなものまで多岐に渡ります。
さらに、去年から新しく作られた”かご絞り染め”という夏の単衣があります。
むつろさんのこだわりは、単衣の生地も、袷の生地も、すべて1枚ずつしか作りません。
社長いわく、
「『どんな着物を着たいですか』とお客様に聞いた時に、
『どうせ着るなら誰も着てないものが欲しい。』ってよく言われるんですよ。
だからうちは1点ずつしか作りません。
だから例えばこちらの付け下げも、色をあまり使わずに帯と合わせやすいようにデザインしています。」
*むつろさんの目指すもの*
「辻が花って、みなさんまず「豪華!」っていうイメージが先に来られると思うんですけど、
うちは豪華さっていうよりも、やっぱり京都で作ってるんで上品な着物、
合わせやすい、コーディネートしやすい着物を目指して作っているんです。
これからも買っていただいたお客様には、もっと300年400年、
自分から孫、ひ孫の代まで代々着てもらえる辻が花を提供させていただけたらと思います。
まだまだこれから京裳苑までに小紋や附下げなどたくさん出来上がってきますので、
ぜひお手に取って見ていただきたいと思います。」とむつろ社長。
センスの良い若い姉弟が作り出す”辻が花”は、伝統の絞りの技法を大切にしながら、
新しい感覚のビビットな色遣いと柄付けが他にはない最大の特長。
工房で1点ずつ手作業で作られる、他にはない唯一無二の着物、帯です。
「むつろ」の辻が花がこれほど揃うのは京裳苑だけ!
辻が花ファンの方は、必見です!
私だけの1枚がきっと見つかります!
第41回 京裳苑のご案内
「京裳苑」を40年も続けてこられたのは、偏にお客さまのご支持があればこそ!
大勢のお客さまに「京裳苑で選んで良かった!」とお喜びいただけたことの積み重ねが、
40年という「京裳苑」の歴史になっています。
辻が花の「むつろ」をはじめ、超一流の機屋、染め屋が一堂に勢揃いし、
それぞれの作家さんのこだわりを聞き、見比べ、着比べてみて選ぶことができる、
こんな機会は日本中探してもありません!
何かひとつでも、「着物が欲しいな」、「帯が欲しいな」と思ったら、
ぜひこの機会に「京裳苑」へご来場いただき、宝物になる1枚に出会ってください!
開催期間:平成30年6月2日(土)、3日(日)、4日(月)の3日間
行き先:京都 平安神宮前「みやこめっせ」
参加費:無料
集合場所:きものやまもと北方店、山本呉服店池田店(大型バスが出ます)。
遠方からご参加をご希望のお客さまは、当日みやこめっせで現地集合も承りますのでご相談ください。
参加をご希望のお客さまは、事前に必ず
*お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス
*参加日 6月2日(土)、3日(日)、4日(月)のどれか1日
*参加人数
*バス乗車店舗(北方店、池田店、またはみやこめっせで合流)
*ご希望のお品物(振袖、訪問着、留袖、小紋、紬、袋帯…など)
をご連絡いただき、必ずご予約ください。(ご予約のない方は入場いただけません)
「京裳苑」は、山本呉服店の1年に1回だけの超お得なお祭りです♪
普段のお店では見られないほど数多くの染め屋さん、機屋さんが出品、価格も店頭でお求めいただくのと同じです。
会場でのお買い物もお店と同じ。お支払いや手続きは必要ありません。
帰ってきてから後日、お仕立てやお支払いのご相談をさせていただきます。
お一人で、ご家族で、母娘で、姉妹で、友達同士でご参加いただけます。
店のスタッフも全員、皆様とご一緒にバスに乗って会場でお着物選びのお手伝いをします。
合わせたい着物がある方は、会場へお持ちくだされば着付けして合わせることも出来ます。
事前にお店で着物をお預かりできれば、こちらで会場へお届けしますので、
当日は行きも帰りも手ぶらでOKです!
「訪問着が欲しい!」「たくさんの中から選びたい!!」という方、
「行ってみたいけど、どうしたらいいの?」「どんなものが見られるの?」などなど、
もっと詳しく聞きたい!という方は
「お問い合わせフォーム」または
揖斐本店 TEL 058ー22ー0140
へ、お電話下さいね!
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