堀木エリ子さんの和紙作品との出会い☆「諦めない」心
友人から勧められて堀木エリ子さんの本「生きる力」を読みました。
堀木さんとは知らなかったけど和紙の産地、福井県今庄で今まで誰もやらなかった大きな和紙を梳いてインテリアを作っている女性が注目されているのは知っていました。
京都に生まれ和紙の魅力に銀行員を辞めて天職として取り組んだ過程が描かれていました。
和紙はとても丈夫で長く生き続けるのに小さなものでは捨てられてしまう、
大きな和紙を梳いてインテリアとして長く生きる生命力を吹き込んだのでした。
そう言えば以前行った山中温泉の高級旅館「花紫」の食事処の間仕切りにもステキな造形和紙が使われていたわ!
オリジナリティーある設計の食事処は暖かい光に照らし出されて
落ち着いた空気感を醸し出していて良いな〜と強い印象を残していました。
ご縁がある時は次々と出会うものですね!
他が満席で断られて久しぶりにたまたま行った京都の老舗イタリアン「ディボディバ」
映画「おくりびと」の演出家とも仲が良いシェフの所には芸能人もいっぱい訪れ、
40周年のお祝いに玄関の中も外もお花で溢れていました。
ふと見ると壁には堀木さんの和紙!
触ってみたいと言う気持ちを抑えきれずそっと触ってみました(^^;;
暖かいなどという生易しいものではなくとても力強い重厚感で
存在感のある生き物がそこに居るような感覚でした。
堀木さんの事務所が近い事もあって週に何度かいらっしゃるそうです。
そして今年の京衣裳苑3日目に夕食をお願いした西陣の「万重」さんで三度出会いました。
さすがにこの時はご縁を感じました(^^) 勝手に!
もう一つはデザインが違っていました。
「堀木さんの作品ですよねー」と言ったら
「裏にLEDが入っているんですが一番明るくしておいてくださいと堀木さんに言われました」と。
「こちらもデザインして作ってくれはったんです」と宴会場の和風シャンデリアを見せてくれはりました。
本を読んで
幾多の困難を乗り越えていった堀木さんに「諦めない心」を学び、
たくさんの作品に触れてすっかりファンになりました。
堀木さんの作品を訪ねて回ると言うのも一つのテーマかもしれませんね🎵
作品を発注したお店はそれだけの価値を共有するだけの価値がありました!
お陰さまで京裳苑で行った万重さんもお客さまが
「120パーセントも200パーセントも良かったよ!」と口々に言ってくださいました。
また来年の京裳苑に向かって良いお店を探しますね(^^)
更新日 | 2017/06/14
カテゴリ | 生まれた時から呉服屋、山本由紀子のつれづれ
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