
幼稚園の卒園式、これから着物三昧!
3月いっぱい続いた卒業式シーズン。
無事、終わってスタッフもヤレヤレ (*^^*)
責任がありますもんね !
卒業式最後を飾ったのが 幼稚園。
一番下の子の卒園式に行かれました。
結城紬の無地着物に袋帯です。
結城紬は日光に近い栃木県、結城市を中心に織られている先染め着物です。
国の「 重要無形文化財 」にも指定されています。
紬と言っても結城の無地はお茶席にも着て行けます。
真綿から糸をひいて織った着物は柔らかく温かい風合いです。
「 山本さんの近くで良かったわ 〜 、これから沢山着せて貰わなくちゃいけないから・・」
「 そうだね、今年はご苦労さんだね ! いつでも着付けするからいいよ 」(^ ^)
というのも 揖斐の三輪神社には5月のゴールデンウイークには 立派なお祭りがあります。
「 やま 」(車ヘンに山と書きます ) と言って 高山のような山車が5ツあって
小学校の子が 子供歌舞伎を演じます。
今年は 山本呉服店の町内 「 上町 」の当番で
お嬢さんが役者として出演されます。
お母さまも何かと着物を着る機会が有るんです。
5月のお祭なのに 役者が決まるのは1〜2月始め、
演目、役柄が決まると台本を持ち帰り、台詞を暗記します。
そして春休みからは 本格的に振り ( 動作 )の練習が始まります。
「 やま」が引き出され、子供歌舞伎が演じられるだけでなく、
神事が行われ、お神輿が町内を練り歩きます。
街は歩行者天国になって
金魚すくいや綿菓子、りんご飴など伝統的な屋台をはじめ、
毎年変わったお店が加わって楽しい縁日です。
そうそう5日 本楽のお昼には 役者の子供達が町内から歩いて三輪神社まで
練り込み ( おねり )をします。
その時 お母さまは訪問着などを着て横をいっしょに歩くんです。
代役が無いだけに子供さんが病気や怪我をしたら大変 !
お母さまはお祭りが終わるまで息の抜けない日々が続きます。
山本呉服店でも 山本由紀子、千恵子も代々 子供歌舞伎に出たんですよ。
カツラが食い込んで痛かったのと
疲れて家へ帰っても どうらん化粧を落としてお風呂に入らなければ寝られなかったので
フラフラで 「 もう寝たい!」と困らせたのを今でも覚えています。
子供歌舞伎に当たっていない年は 着物を着てやまに乗せてもらいました。
今でもあの頃は愉しかったなあ、と思い出します (*^_^*)
出演する子達も
お母さまも
見る人も着物を愉しんでくださる機会になればいいですね (*^_^*)
更新日 | 2015/03/28
カテゴリ | スタッフページ
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