
京裳苑初登場!人目を惹きつける上品さが魅力♪今までにないかわいい加賀友禅
今までに京裳苑へご参加いただいたことのあるお客様には、「加賀友禅、前もみたことあるよ?」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は今回ご紹介する加賀友禅は、今までとはひと味違います!
着物:加賀友禅訪問着 帯:唐織袋帯
加賀友禅の附下げ。
加賀友禅は出来上がるまでに多くの工程があり、その中でも特に重要な模様の下絵から彩色までを一人の作家さんが行います。
なので同じ加賀友禅といっても、作家さんによって作風も雰囲気が全然違うものになります。
今回ご紹介する加賀友禅は、伝統的な「加賀五彩」を用いながら、現代的で明るい配色で今までとは違った加賀友禅を作っている作家さんの作品を多く取り扱っているメーカーさんに出品してもらいます!
さらに、『加賀友禅=訪問着、フォーマル着物』のイメージをくつがえす、おしゃれでかわいい小紋や名古屋帯も出品!
着物:加賀友禅 飛び小紋 帯:刺繍しゃれ袋帯。
パーティーやディナー、入学式や卒業式にも◎
珍しい加賀友禅の名古屋帯。いつもの着物も落ち着いた印象に。
今までにない加賀友禅と出会えます♪
【加賀友禅とは?】
日本を代表する二つの文化都市、京都と金沢で育まれた友禅染。
加賀友禅は江戸時代・元禄の頃の、宮崎友禅斎によって始められました。
宮崎友禅斎は今でいう染色デザイナー。
京都で大成功した友禅斎は、故郷の金沢で加賀藩の庇護のもと、「加賀友禅」を確立させました。
宮崎友禅斎
*京友禅と加賀友禅の違い*
・京友禅
色彩:紅や金などを使った華やかで多色遣い。
柄:花鳥風月など古典柄や幾何学模様が多い。
技法:ぼかす時は内側から外側へ向かってぼかす。金箔や刺繍をアレンジしてきらびやか。
菊の柄を金糸の刺繍で縁取りした京友禅
・加賀友禅
色彩:加賀五彩と呼ばれる『藍、えんじ、黄土、草、古代紫』を用い、自然な風合いが楽しめる色彩が基調。
柄:北陸の自然を美しく模様化したものが多い。写実的な草花やモダンなデザインや配色のものも増えている。
技法:ぼかす時は京友禅と逆で外側から内側へ向かってぼかす。また、葉などの模様に黒の点で描く「虫食い(写真の黒い点々)」が特徴。京友禅のような刺繍や金銀箔は使わない。
公家文化の京都のきらびやかな「京友禅」、武家文化に支えられた加賀の落ち着いた「加賀友禅」。
京都と加賀の文化の違いが現れています。
【加賀友禅ってキチンとしてる!】
加賀友禅の着物には、「落款(らっかん)」が付いています。
落款は作家さん一人一人違います。
これは、作家さんが「私が責任を持って制作しました」という証です。
加賀友禅で作家と認められるには、工房を営む作家の所で7年以上の修行を積み、独立しても良いと判断され、もう一人の作家の推薦が必要です。
そして加賀染振興協会に「落款」が登録され、ようやく正式な会員になれます。
そして、着物についている「証紙」には、作家名、作品のタイトル、糊置き、引き染めした人の名前、伝産マーク、割り印が押されています。
日本を代表する加賀友禅の魅力を、京裳苑で見て触れて、確かめてくださいね!!
第45回 京裳苑のご案内
山本呉服店が年1回、京都で開催する秋冬新作発表会「京裳苑」。
45年も続いている価値ある展示会です。
大切に作られた作品を一人でも多くのお客様にぜひ、ご覧いただきたいです!
お出かけできる場所が限られる中ですが、華やかで美しい着物を見て、憧れの京都で心の安らぐ時間をお楽しみいただけるコースを企画しております。
近々着物を着る機会のある方、今までとは違うコーディネートを楽しみたい方、ぜひご家族、お友達を誘ってお出かけくださいね!
日時:令和4年6月4日(土)、5日(日)、6日(月)の3日間。
ところ:京都 平安神宮前「みやこめっせ」
何か欲しいなと思ったら、どれか1日京裳苑へ行こう♪
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