「足が痛くならない下駄」で何十年も不動の人気を誇る大ベストセラーの桐下駄!
とても履きやすくて疲れないので私自身が数え切れないくらい、社員も全員履いて良さを実感しています。お客さまにも絶大の人気があります。

今私が履いてる下駄です。

あまりに履きやすくて小紋の着物を着ても歩き回る時はいつもお供です♪

東京の帰りに久しぶりに静岡の下駄や、正確に言うと桐の下駄の台のメーカーさんへ行ってきました。いつも電話でやりとりしているばかりなので最近どうしていらっしゃるか直接会ってみたくなったのでした。

会長の車のナビに会社の電話番号を入れゴールに着いたものの余りにも風景が違っていて「こんなところじゃなかったよね〜」ナビに不信感をぶつけました。20年は来ていないもののナビより自分たちの記憶を信じる私たちです(笑)埒があかないのでお店へ入って行って聞いてみると「お隣ですよ。と言われヤレヤレ。。。

 

その下駄との馴れ初めはある中年男性向けの雑誌をパラパラとめくっていた時、一枚の写真が目に止まったことからでした。見た瞬間に「これ欲しい!!」
その頃まだ雑誌の写真から出所を探して取寄せるなんてことをする時代でもなかったし、まして自分がそこまでしようとは思いませんでした。でも1ヶ月しても忘れるどころか諦めきれず会津若松のメーカーさんに電話しました。「うちは小さなメーカーだから契約しているところだけで余分には無理です。」とつれない返事。それでも諦めきれない私は「何ヶ月待ってもいいからお願いします」と食い下がりました。結局2か月以上も経った頃送られてきました。

夏着物にも!

 

履いてみると今まで感じたことのない快適さ!京都の街をどれだけ歩いても坂を上り下りしても疲れません。雨降りにも雪の日でも足が濡れず草履のように傷む心配もありません。冬は暖かく素足で履いても気持ち良い!最高でした。

私がいつも履いているのを見たお客様が「自分だけ良いのを履いてないでなんで私たちに紹介してくれないの!」とちょっと不機嫌そうに言われました。足の幅が広いその方はどんな草履や下駄も小指だけでなく薬指まではみ出てしまって足袋がその都度真っ黒になってしまうんだそうです。

 

「確かにそうね。何とかするわ」と言ってみたものの会津若松のメーカーさんは私の1足だけであとは無理と釘を刺されていました。鼻緒は問屋さんで買えばいいから問題は桐の台です。偶然ですが東京で開かれた「ギフトショー」での出会いから静岡の業者さんに出会うことができました。すぐに静岡へYさんを訪ねて行きました。色々な台が見上げるほど所狭しと積み上げてあってその隙間で職人さんたちが鼻緒をすげていらっしゃいました。グルグルと回ったら有りました!!目当ての竹皮を張った日本桐の台。飛び上がる思いで取引をお願いして帰ってきました。それから30年、素敵な鼻緒を見つけた時にYさんに送り挿げてもらって店に並べました。並べると知らないうちに売れていく人気商品に育ちました。

楽ちんなので洋服でも履いていらっしゃるお客さまもあります^ ^

 

「なんだね?」怪訝そうに見上げたお爺さんに「岐阜の山本呉服店です」と告げると満面の笑みに変わりました。

「久しぶりやね〜、30年ぶりかな?」その間に私が痩せて分からなかったそうですが、立派な体躯だったYさんも細くなっておられました。迷ったのもすぐ横の広いバイパスは以前はなかったし家も建て替えたんだそうです。自分の記憶が誤りでなかったことに二人してホッ!!

 

久しぶりにお家でYさんと奥様とお話ししてきました。

久しぶりの訪問に家の中へ上げてもらって奥さんとも30年分話してきました。

「何か新しいものできてませんか?」せっかく行ったので聞いてみたら持ってきてくださったのがこの「こっぽり」

高さも十分あります。サイドの絵も可愛いでしょ!

 

舞妓さん風に振袖を着たい方や十三参りに可愛らしく装いたい方に人気です。普通は岡山が産地で当店でも別注で鼻緒をすげさせて頂いていますが職人さんが少なく価格も高いです。

内側が繰り抜いてあるのでコッポコッポと音がします♪

普通は畳表が付いていますがここは竹皮です。こっぽりのように高いと竹皮は滑らないので歩きやすいと思いました。横の花柄は桜などもあるそうです。宜しかったらお問い合わせください。

 

信頼関係で結ばれている人とのお付き合いは親戚のような懐かしさがあって本当に良いもんだな〜とつくづく感じました。
帰りにお二人はいつまでも車を見送ってくださいました。
「桐の下駄が良い出会いを作ってくれたんだな〜」
良い人とのお付合いが心を温かくし、豊かにしてくれると感じて静岡を後にしました。

電話のやりとりだけで30年。本当に良い品をお客様に提供することを共通の目標とし信頼関係で結びつく。そんな関係を他のメーカーさんとも築いていきたいと考えています。