Monthly Archives: 2月 2016

「京裳苑」のお昼の料理屋さん候補を下見に金曜日、またまた京都へ。

 

 

それと言うのも本格的な町家を使って金曜日だけ営業している和食屋さん。

本業はライターさんなんだそうです。

今日試食に行かなくちゃ分からない、他の日もお願いできるかどうかも聞いてみないと、

と急遽出掛けました。

 

 

場所は一条戻り橋に近い堀川通りから少し西に入った所です。

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関を入ると井戸が。天井は明かり取りになっています。

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上がり端には   昔の黒電話が鎮座しています。

 

 

京野菜とお豆腐のお料理です。

 

上賀茂の畑で採れた京野菜に

御所御用達だった本田味噌、

近くの入山豆腐など良い材料ばかりで作られています♡

image

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご主人も奥様もとても人懐こく気を使って話してくださるので

女性一人でもリラックスして過ごせます。

 

奥様は昔、旅行雑誌の草分け「るるぶ」の岐阜版の担当で

5年ほど岐阜に住んでいらっしゃったそうです。

 

この町家はおばあちゃんが組紐(帯締め)作りをして住んでいたんだそうですが

潰されそうになって住むことになったんだそうです。

 

食べ終わった後、2階も見て行かれますか?と言われ「ぜひ!」と案内してもらいました。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご主人とツーショットは2階の洋間。

 

image

 

ソファーは宇部興産の社長室のものをはるばる山口県から譲り受けたんだそうです。

皮の表面はスレスレになっていたものの凹みもなく、

とてもしっかりした作りをしていました。

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天井の漆喰の模様は相当な腕の職人さんが手がけたもの!今見ても可愛い!!

シャンデリアも素晴らしい。

 

image

 

二階のお座敷です。(撮影した写真が何処かへ行っちゃったのでネットからお借りしました。)

欄間が素敵です。

 

 

着物でいうと江戸小紋の万筋を染める型紙のようです。

万筋の型紙もそうですが、こんな細工ができる職人さんはもういないでしょう。

 

 

床の間を覗き込まないと見えない天井も木の種類は忘れてしまいましたが

見るからに素晴らしい1枚板が使ってありました。

 

 

違い棚の天井もモダンです!見えないのにね、そこが日本人らしい!

 

image

 

中庭の金木犀は隣のマンションの4階の高さまでありました。

こんな大きな金木犀見たことない。花が咲くとご近所さん辺り一帯に香るんだそうです。

 

 

image

 

 

裏手の階段は螺旋状になっていてたった一畳のスペースで無駄無く降りられます。

多分いまの建築基準法では認められないんでしょうけど・・・。

 

 

階段を降りた所のお庭もステキでした。

 

image

 

 

image

 

水琴窟は雨の振り方で音が変わり、

奥様は部屋で音を聞いているのが楽しみなんだそうです。

 

 

とてもいいご夫婦でお食事もこだわっていて良かったのですが、

京裳苑のお昼に予約するのは止めました。

 

 

紬か木綿の着物が似合う雰囲気でした。

京裳苑へ山本呉服店のお客様が着物を着てお食事を楽しむにはちょっと

雰囲気が違いすぎると感じました。

その時の「空気感」「らしさ」なんていうものを大切にしたいと考えています。

 

 

あえてここでご紹介したのは

全く知られていないスポットで京都のお家へ帰ったような気持ちが味わえるのは

なかなか無いですからね、女性一人でもくつろげますよ!

 

 

金曜日限定の営業ですが、予約ればそれ以外の日でもコース料理も作ってくださるそうです。

 

 

 

「今原町家」の他にも京裳苑のお昼の下見をもう4軒下見をしましたが未だ決まっていません。

1年に1度の「京裳苑」を楽しみにしていただいているのに妥協はできません!

 

 

明日からも京都で仕入れの間を見てまた探します!

 


「糸をかし通信」で2月のお誕生日の方、お好きな着物を着て写真を撮ってお祝いしますよ、

とお知らせしました。

そしたらTさまが「中学生のお孫さんに振袖を着せてあげたい」とお申込みがありました。

 

image

 

 

予約を承った日、みゆうさんはあーちゃん(おばあちゃん)と妹ゆあさんと一緒に来てくれました。

 

「どれがいい?」ってみゆうさんに聞くと「これがいい」って

すぐに選ばれたのは「藤娘きぬたや」の淡い紫色の地色の総絞りの振袖。

 

image

 

 

あーちゃんも「やっぱりね!」と。

 

中学生でももう身長が155センチもあるのでしっかり柄が出ます。

 

image

 

 

重ね襟もキラキラのラインストーンを始め3本も入れて超豪華!

フルコーディネートでみゆうさんにお似合いになるように着付けしました。

 

image

 

 

「きれい♡」とみゆうさんも喜んでくださいました。

 

 

妹のゆあさんも「私もこっちがいい」

あーちゃんも「きれいだね!」とスマホでいっぱい写真を撮っていらっしゃいました。

 

image

 

 

着物を脱いで後、今月のお取り寄せ(社員の手作りぜんざい)をみんなで食べて

ニコニコしながら帰られました。

 

そして写真が出来上がってきました。

 

image

 

きれいでしょ!

みゆうさんにプレゼントしたら喜んでくれるかな?!

 

毎年、1枚づつ写真が増えていくといいな〜  🎵

 

 

 

3月からもお誕生日会やりますよ。

スタッフが少ないとお待たせしてしまうので

「何日の何時頃お誕生日会お願いしまーす」とご予約くださいね

 

 

ジパング倶楽部」の月刊誌が届きました。

image

 

 

「ジパング」はJRがシニア向けに運営する会員制度で

登録すると旅客運賃が3割引になるお得な制度です。

この雑誌の内容が深く、食べるお店も割といいお店が載っているので以前から楽しみに見ています。

 

 

今月号の最後の方、付録4、5に「ぎふ西美濃桜めぐりの旅」

 

image

 

ちょうど山本呉服店の池田店と本店エリアの桜の名所を巡る旅です。

地元の私たちが見ても なかなか良いコースだな〜、と思いました。

 

 

 

この旅に合わせて「花より団子」ぜひ食べて頂きたい「伝統のお菓子」をご紹介します。

 

image

 

水都おおがき舟下り

舟にゆらゆら揺れながら水面に張りだす桜を見上げる美しさは格別です。

ツアーでないと乗船券が取りにくい時も多いと聞いています。

 

大垣でぜひ食べたいのは「金蝶饅頭」と「味噌せんべい」

 

image

 

image

 

 

 

金蝶饅頭」は厳密に言うと金蝶園と金蝶堂があり好みによりますが、酒饅頭の最高峰だと思います。

薄皮にキメの細かいこしあんがたっぷり入っていてお酒の香りが程良く香ります。

お店へ買いに行くとまだ温かいのをいただけます。それが美味しいんだな〜!

 

 

田中屋せんべい総本家」は創業150余年、手焼きせんべいの店です。

 

image

 

 

味噌せんべいは伝統の味で1枚焼き、2つ折り、4つ折りがあって、

4つ折りは歯がかけそうな固さ(笑)でも味は一番深みがあって人気ダントツ!

 

image

 

 

親戚のおばあちゃんは袋に入れて金槌で割ってでも4つ折りが大好きでした。

 

新製品の薄焼きコーヒー味も私は好きです!

 

 

 

image

 

谷汲山華厳寺」は西国33番霊場として知られています。

代々、管長さんは山本呉服店の大切なお客様です。

 

 

image

 

谷汲山では三桝屋の「ういろ」と谷汲あられがオススメです。

 

「ういろ」は米粉絵を練って蒸して作った伝統的なお菓子。

嫌味のない甘さで大変な行列ができます。

お寺へお参りせずにういろうだけ買いに行く人も多数です。

 

image

 

 

谷汲あられ」はオフレコですが「新宿N屋」のあられも作っていて

味と歯ざわりがとても良く、種類も楽しくなるくらいたくさんあって試食もできますよ。

 

image

 

 

根尾谷薄墨桜では広瀬さんの手作り「栃餅」と「草餅」

image

 

image

 

これが栃の実です。

 

処理するのにとても手間がかかる栃の実を粉にしてたっぷり入れほろ苦いお餅の中に、

甘さを抑えた餡が入った「栃餅」は絶品です。

毎日12時前にあっという間に売り切れてしまうのでなかなか手に入りません!

 

 

広瀬さんは山本呉服店のお客様ですので社員たちで注文をとって分けてもらっています^_−☆

日にちは確約出来ませんが良かったら一緒にお取り寄せします。

ホント、病みつきになる季節限定の味です!

 

 

実際に行くと分かりますが薄墨桜の手前の曲がり角にある茶店のおうどんも美味しいですよ(^ ^)

 

 

 

食べることが大好きな私は食べ物の話題になるとついつい止まらなくなってしまいます。

女性にとって「美味しいものを食べる」ことは何よりも大切ですよね!

 

行かれる際にはぜひ参考になさってください。

 

 

 

お花見には着物が似合います!

 

image

 

母は「さくら色の春コート」(単衣の透けるコート)を着てお花見です。

 

 

ぜひ着物を着て「今年だけの桜」を存分に楽しみたいですね。

 

山本呉服店へご予約くださったらお家にあるどんな着物も3000円でお着せします。

着物がある生活を楽しんでいただけるといいな〜 ♫

 

 

次々と「糸をかし通信」の編集が追っかけてきます。

来週の金・土くらいにお届けできるように3月2日(水)発送です。

 

 

ところが まだトップのカラーページの入稿ができていない

どうする・・・?

やるしきゃない

 

 

編集していて悩むのが「字の大きさ」

いろいろな年代の社員がいる山本呉服店ではその代表者の意見を聞くことにしています。

 

 

若い社員は小さな字でも読めるから問題なし。

いっそ老眼鏡愛用者はかけなくちゃ見れないのは分かっているから読もうと思えばメガネ準備。

困るのがちょっと離せば見える50歳前後。

 

 

「ねえ、ちょっと読んでみて〜」

 

image

 

 

「コレは十分見える」「こっちは小さいかな?」

 

 

 

そこへ先日取材があったフリーペーパー大垣「咲楽」が届きました。

 

image

 

最後の方、「わがまち図鑑   まちあるきMAP  〜霞ヶ渓界隈〜」

の特集   91ページに有りました。

 

 

「どこか、分からん!」(岐阜弁)

「なに、コレ!肉の方が目立ってるーーー!」

 

image

 

 

お雛さまと振袖の赤が綺麗だからきっと一番目立つよ!

と自分のところだけ見ていた時は喜んでいたのに・・・

 

image

 

 

「どら焼きに負けてるじゃん」

 

「クーポンも一つの方がすっきりして見やすかったわー」

「写真ももっと少なくて良かったね」

お客さまにも取材してくれた「咲楽」さんにも喜んでもらおうと二つも付けたのがアダになったね。一つの方が目立ってた!

 

 

「欲ばりすぎーーー!」

「不安の塊ーーー!」

張り切って一生懸命やったのにあてが外れて、大笑い!!!

自分たちの先を読む目がなくて反省。

 

 

反省を踏まえて

エーーーイ! いっそ字を大きくしちゃえ〜!!

 

さてどんな出来上がりになるか?

今日 入稿しないと・・・焦、焦、

 

 

4日間の出張を終えて東京から帰ります。

セミナーで勉強し続けていたので頭が現実離れしてる感覚です。

「浦島太郎」の物語ってこんな事を書いたんだろうね。

 

 

念願かなって友達のお店、埼玉県浦和市「コスコジ」さんへも伺って来ました(^ ^)

小杉さんは「がっちりマンデー」や「モヤモヤさまーず」にも出た有名人です!

来月には川崎にも5店舗目をsオープンされます。

 

image

 

 

ところで  今日も新幹線に乗る前に「あられ」「おかき」を買いました。

口が淋しいと言うか、食い意地が張っているのか?ちょっと摘まむとホッとするんでしょうね(^ ^)

芳ばしい香りが辺りに漂いガサガサ音がしても食べられるのは「おばちゃん化」の証拠?

 

 

 

大抵は全部食べてしまうことは無く残してしまいます。

「アッ、しまった〜」輪ゴム一本入れておけば良かったーー!

バックの中で散らかること多数、 後悔しきりです(-。-;

 

 

 

先日  NHKの「あさイチ」スゴ技Qが解決してくれました(^ ^)

輪ゴムなしでもキチンと止められる方法です。

 

 

image

 

 

開いている口の両側から三角に折って富士山を作る。

真ん中で三角形がしっかり重なっていないと開いてしまうので注意。

 

image

 

富士山の頂上から出来るだけ細く巻く。

 

image

 

 

両端の三角形を逆にひっくり返す。

コレで中身は出ません🎵

 

 

簡単でスグレ技です!

 

「残したらどうしよう?」なんて考えずに安心して「おかき」が買えます(^O^)

着物を着ておかきをバリバリやってたら目立つんだけどね、

性懲りも無くおばちゃんを続けそうです(^_−)−☆

 

 

夜中まで語り合い、早朝からずっと講義の「商業界ゼミナール」の楽しみは

幕張からほど近い「印度料理シタール」さんのカレー。

いつも行列ができる人気店!それはそれは美味しんです(*^_^*)

 

 

経営者の増田さんは商業界のお友達で毎年、一緒に講義を受けています。

image

 

 

増田さんは年に何回もインドへ行かれ 地元の家庭料理から有名シェフの創作インド料理まで自分の舌で味わっていらっしゃいます。

そこで「美味しい」と感じたものは、できる限り日本に持ち帰ってその味を再現。

「インド料理のすばらしさ」を感じていただけるよう日々工夫を凝らしていらっしゃいます。

増田さんは日本とインドの交流協会の会長さんもされていて、

シェフもインドから何人も来ていらっしゃいます。

 

 

 

夕食をパスしていつもの勉強会の友達、商業界の友達、

直前の講義でお世話になった山口先生もお誘いして出かけました。

 

image

 

 

コトPOP」で有名な山口茂先生はポップで日本で第一人者で初心者の私でもとてもわかりやすく本質を教えていただけます。

とても親しくさせていただいていて山本呉服店にも来て頂いた事があります。

 

 

ラーメン評論家で有名な山口先生がカレー好きだった、とお誘いして初めて知りました(*^_^*)

 

 

image

 

 

辛味のあるスープ、タンドリーチキンも他所では味わえない味

インドのスパイスの風味は本格的な香りと深みがあります。

カレーは辛さが3段階あっていろいろ選べ、お味はもちろんGOOD!!

 

image

 

 

ナンも見るからに美味しそうでしょ!

 

 

ご一緒した感度の高い社長さんたちが口々におっしゃったのは

「美味しいね、のレベルではダメなんだね!

圧倒的に美味しくなかったらココを目指して人は来ないだろう。さすがだね!!」

 

 

奥様が食べ方を教えてくださいました。

 

image

 

 

写真がブレてしまいましたが、手に持っていらっしゃるのは超プレミアムな「はちみつ」

黒糖の風味がする今まで食べたことのない味がします。

image

 

トラが出るような危険なインドの奥地でしか手に入らなくて

ハニーハンターが命がけで取りに行くんだそうです。

「最後にナンにつけて甘い味で食べてみてください」

 

 

微に入り際に行った説明に「ヘーーー!」「へ〜〜!」と語られる物語を感心して聞いていました。

 

 

 

分かって口にすると「なるほど!」

その道のプロのお話を聞くのはなんと楽しいんでしょう♫

ただ美味しいのと違った楽しみがあります。

 

 

 

お料理一品一品、テーブルの上に置いてある調味料一つ一つに

語られる奥様のレクチャーに聞き入っていました🎵

 

 

自信を持って提供しているものの物語を聞く楽しさを味わいました。

 

 

 

山本呉服店が扱っている着物も

熟練した職人さんが気持ちを込めて作っていて下さっているものばかりです。

 

そんな思いや作る時の苦労話、こだわりを

私たちももっともっとお伝えしていかなくてはいけないと感じました。

 

 

「行列をしてでも食べたい!」人気店の秘密は

圧倒的な美味しさと常により良いものを求めて確信する熱心さと

奥様が語られる物語の素晴らしさでした。

 

ごちそさまでした(^O^)

 

こんにちは。

パッと目を引く素敵な色柄☆和風館の新作浴衣生地が入荷しました!

たくさんのオススメポイントをお伝えします。

 

image

一般には仕立上りの浴衣が多いのですが、当店では反物でご用意しております。

image

お客様のサイズに合わせて、お仕立てさせていただきます(*^^*)

その他にも「きもの道楽」「忘れな草」など各種取り揃えております。

暑い夏でも、爽やかに気持ち良く!

サラッとした生地を確かめに北方店にお越し下さい。お待ちしております。

 

 


お雛さまを飾ってあるお家も置いのではないでしょうか?

子供が大きくなると飾るのも面倒になってきちゃった、とおっしゃる方も多いですね。

 

image

 

 

私が生まれて間もなく母方の祖母がお雛さまをくれました。

商売をやっている母は忙しく、小学校4年生の時から「自分で飾りなさい」と言われて

毎年 自分で飾っていました。

 

場所をとる段飾りは生活している部屋には邪魔で(失礼)いや埃がかかるからといって

誰も行かない一番奥の座敷に飾っていました。

 

 

節分過ぎの誰もいない座敷の冷え込みようは大変なものでいつも憂鬱でした。

誰も行かない座敷に飾るのだから当然誰も見ません。

真っ暗な座敷に雪見灯篭の灯だけがお雛さまを浮かび上がらせている様は・・・

 

片付ける手間と相まって面倒なだけでした。

3月3日が過ぎたら早くしまわないと結婚できないよ!と母と祖母に言われる始末。

飾る意味があるのかといつも思っていました。

 

 

そんなネガティブな現実がありながらも

でもね、母方の祖母がくれたお雛さまを私は大好きでした。

 

image

 

 

決して華美でなく、優しい顔のお雛さま。

土をこねて造られた落ち着いた顔立ち。

本物の衣装。

 

私のお雛さまが今でも一番好きです!

 

 

「お内裏さま」(おだいりさま)は通常男雛を指すと思われていますが、

本当は男女一対のお雛様を指し、天皇皇后さまがモデルです。

 

「内裏」とは天皇さまの私用で使われた御所の奥。

娘を皇后さまのように幸せになって欲しいという願いがこもっていました。

 

 

決して余裕があったわけではないおばあちゃんもそんな思いでお雛さまをくれたのかなぁ?

 

今、子供の頃とは違った思いでお雛さまを見ています。

 

 

 

2月の大雪の日、父(先代社長)は病院へ生まれたばかりの私の顔を見て箱根へ向かいました。

 

初めて「商業界ゼミナール」へ参加、勉強しに行ったのでした。

それから父は商業界ゼミナールに通い続け、

「店はお客様のためにある」自分の損得ではなくお客様に有利な経営をせよ、との

故「倉本長治」主幹の考え方に共鳴して店を変えていきました。

image

 

 

未だに高い値段をつけておいて値引きをして売るのが当たり前の呉服屋で

信念を持って「正札販売」「値引きなし」を実行しました。

 

 

 

 

値引きできる値段をつけて後から引くなら 初めから値引きできない値段を付けておけばいい。

 

 

強く値引きを要求するお客様に安くし、

何も言わずに買ってくださるお客様には高くなってしまうなんておかしい!

 

 

店にとってどちらが大切なお客さんなんだろう。

信用して黙って買ってくださるお客様こそ大切にしなくちゃいけない方なんじゃないか!

 

 

 

 

そもそも「コレ欲しい」と思ったお客様がいちいち値引きのバトルをしてしか買えないなんておかしい!

 

いつもそう言っていました。

 

 

 

 

そうは言っても値引きが当たり前の地方、呉服屋でそれをお客様に納得していただくのはとても困難の連続でした!

 

 

 

丁寧に丁寧に説明し納得していただくしかありませんでした。

 

 

 

それでも「値引きはしない」というと気分を害して帰られるお客様もありました。

 

 

そんな時 父は言いました。

確かにその時売りたい! 買って欲しい!  でも

分かってもらえないお客様が買わずに怒って帰られても仕方ない!

 

 

怒ると「山本呉服店はとんでもない店だ!あれだけ言っても1円も引かなかった。」と言いふらすだろう。

それを聞いた値引き交渉をせずに買ったお客様は安心し「良かった」と思ってくださるだろう。

それでいい!

それが信用だ!!

 

 

「損得より善悪を考える」

真の意味で「お客に有利な商いをする」

その精神は商業界から学んだものであり決して屈することはありませんでした。

 

 

 

 

その頃、一緒に勉強した方たちがイオン、セブンイレブンなど今の名だたる企業を創業し全国にチェーン店を作っていきました。

 

 

 

 

「私は商業界の落ちこぼれだ」と父はいつも言っていました。

同じように商業界で学んだのに自分は大した事業をなしえなかったと。

 

image

 

 

少なくとも私は

それを思い出す度、今の山本呉服店のお客様からの信用と「継続する」商いの基礎を築いてくれた父、前社長の強い生き方を尊敬しています。

 

 

今日も1年に1回の商業界ゼミナールに向かう車中で父の言葉を思い出し、それを曲げることなく続けていくことを娘、千恵子とも硬く決意しました!

 

 

 

 

 

明日から商業界ゼミナールに行きます。

全国から色々な業種の友達が集まってきます。

 

 

「店はお客様のためにある」という「故 倉本長治主幹」のシンプルで奥深い理念の実現に向かって勉強する会で戦後の混乱期から何十年も続いています。

 

たくさんのコンサルタントや現場で実績を上げている方たちの講義が早朝から深夜まであります。

そして先生や友達、同士と朝方まで議論したり教えてもらったりできる貴重な日なんです。

 

 

 

山本呉服店が油やお茶、塩、麹などを扱っていますが、

それは全てここで知り合った素晴らしい友達から分けてもらっているものです。

image

 

 

 

今年はどんな出会いがあるでしょう?!

 

 

 

何百人もの方とお会いするのでやはりお互いに全部を覚えるのは無理です!

名刺交換をしても「どんな方だったかなぁ?」と思い出せないこともしばしばです。

ということは相手の方も同じだということです。

 

 

私の名刺は舞妓さんの千社札を摸して自分でデザインしました。

着物のイメージもしますしね。

結構気に入っています。

 

image

 

 

たくさんの人が集まる時、印象深く、一度で覚えてもらいたいと時、

着物は黙っていても存在感を発揮してくれます。

着物を着ているからこそ覚えていてくださる方も多いとは思います。

 

 

こんな時「やっぱり着物っていいな〜!」って思います。

 

 

でも「出会いは一期一会!」

素晴らしい方との出会いを大切にしたいと思い、

急遽「自己紹介文」を作りました。

 

image

 

 

相手がどんな人か分からなかったら友達にもなれませんよね。

まずは自己開示!

「自分が何者か」を先に示してこそ

 

たくさんの方に配ってお友達を増やしてきます(^^)